評価:★★★[3/5]
「性能をみせてやる!」って、それソルのじゃないの(爆)
そうか~!
あれが噂の、「ベントレー・コンチネンタルGT」だったのね。
その登場シーンは、まるで舞台のスポットライトを
一身に浴びた主役級の扱いであったのが微笑ましい。
コンチネンタルGTをチューンアップしたGTSもあるそうですが
本作に登場したのはどっちだったのでしょう。
どっちにしろ、相手の方は悪魔のように飾り立てた
『マッドマックス2』を彷彿させるような
アホっぽいサバイバル・カーだったし
ん?でも待てよ。
あそこに積まれていた秘蔵の梱包品って
誰が何のためにそうしたのかは分からないが
てっきりモヒカン族のボス(ソル)所有なんだと思ってました。
そして本作は、グロ映像のオンパレード!
このスプラッター描写は、かなり力が入っている。
80年代に流行ったような、内臓とび出し、手首落とされ
首切り取られ、階段から首が転げ落ちるシーンの
“ピチャピチャ”というその効果音がとってもキモイのだ。
さらに、劇中のサウンドトラックのイメージなど含め
これは、完全なるグラインドハウス風味なノリですね。
◇
死のウイルスが数百万人の命を奪った2008年から27年後に、
再び同じウイルスがまん延。
その直後、政府は27年前にウイルスを封じ込めるべく
隔離した街に、いまだ生存者がいる事実を知る。
治療薬の存在を確信した政府は、
リーダーのエデン・シンクレア(ローナ・ミトラ)率いる
一流のスペシャリスト・チームを、隔離した街に送り込む。
<映画サイト>
◇
最初に、死のウィルスが蔓延したスコットランドを
城壁で完全封鎖したらしいが、映像を見る限り、
イングランドとの境界を遮断したようにしか見えなかった。
その隔離された地域にワクチンを求め
エデン率いるチームが完全武装された装甲車に乗り
捜索に向かうことになるのですが、
衛星カメラに撮られたと云う少女を探し出し
ワクチンの保存されている場所に案内させる手はずであった。
このイメージとして『ウォーリー』の前半のシーンの
荒野と化した無人の街や『アイ・アム・レジェンド』を
想像していたら、なんとびっくり!
文明の退化した野人集団か、走るゾンビかと思いました。
シンクレア率いる政府に依頼されたハイテク軍団による
機銃掃射にも恐れずバットや斧、火炎瓶というローテクで応戦してくる(爆)
その野人っぽい奴らが半端な数でないから
次第に、シンクレアたちも形勢が危うくなってしまうのだった。
結局、ハイテク装甲車&パワード・スーツを身にまとった
スペシャルチームも大半がやられ、それぞれが
バラバラになってしまい、シンクレアはモヒカン族に
拉致されてしまうのだった。
◇
70~80年代のアナログアクション全盛期の
傑作映画のいいところを抜き出して
1本の映画に強引にくっ付けてしまったという
なんともお気楽で楽しい試みであったと感じた映画です。
突っ込みどころ満載ではありますが、
ストーリーにスピード感があり、深く考える余裕を与えない
テンポの良さに救われている映画ではないでしょうか。
おまけ)
・冒頭のシーンからスプラッター描写満載。
・いろんな映画へのオマージュ&リスペクトされた本作は
どのシーンに於いても、必ず何らかの映画の“それ”っぽい。
・髪をアップにした国家警察のローナ・ミトラは、さしずめ
『ターミネーター2』のリンダ・ハミルトンですね。
以降、『バイオハザード』のミラ姐さん方向かと。
このローナ・ミトラっていつも生傷絶えない役どころが
印象に残ってますが、基本的に汗臭く汚れたイメージが似合う。
目の辺りの雰囲気が女版・クリストファー・ランバート。
・中世のような部族も現れちゃったりして笑えるが
意外にもストーリー上、あり得るかなとも思わせる演出に
この監督さんの才能ある面白いところなんでしょう。
--------------------------------------------------------
監督:ニール・マーシャル
脚本:ニール・マーシャル
撮影:サム・マッカーディ
音楽:タイラー・ベイツ
出演:ローナ・ミトラ/マルコム・マクダウェル/ボブ・ホスキンス/
アレクサンダー・シディグ/エイドリアン・レスター/デヴィッド・オハラ
『ドゥームズデイ』
「性能をみせてやる!」って、それソルのじゃないの(爆)
そうか~!
あれが噂の、「ベントレー・コンチネンタルGT」だったのね。
その登場シーンは、まるで舞台のスポットライトを
一身に浴びた主役級の扱いであったのが微笑ましい。
コンチネンタルGTをチューンアップしたGTSもあるそうですが
本作に登場したのはどっちだったのでしょう。
どっちにしろ、相手の方は悪魔のように飾り立てた
『マッドマックス2』を彷彿させるような
アホっぽいサバイバル・カーだったし
ん?でも待てよ。
あそこに積まれていた秘蔵の梱包品って
誰が何のためにそうしたのかは分からないが
てっきりモヒカン族のボス(ソル)所有なんだと思ってました。
そして本作は、グロ映像のオンパレード!
このスプラッター描写は、かなり力が入っている。
80年代に流行ったような、内臓とび出し、手首落とされ
首切り取られ、階段から首が転げ落ちるシーンの
“ピチャピチャ”というその効果音がとってもキモイのだ。
さらに、劇中のサウンドトラックのイメージなど含め
これは、完全なるグラインドハウス風味なノリですね。
◇
死のウイルスが数百万人の命を奪った2008年から27年後に、
再び同じウイルスがまん延。
その直後、政府は27年前にウイルスを封じ込めるべく
隔離した街に、いまだ生存者がいる事実を知る。
治療薬の存在を確信した政府は、
リーダーのエデン・シンクレア(ローナ・ミトラ)率いる
一流のスペシャリスト・チームを、隔離した街に送り込む。
<映画サイト>
◇
最初に、死のウィルスが蔓延したスコットランドを
城壁で完全封鎖したらしいが、映像を見る限り、
イングランドとの境界を遮断したようにしか見えなかった。
その隔離された地域にワクチンを求め
エデン率いるチームが完全武装された装甲車に乗り
捜索に向かうことになるのですが、
衛星カメラに撮られたと云う少女を探し出し
ワクチンの保存されている場所に案内させる手はずであった。
このイメージとして『ウォーリー』の前半のシーンの
荒野と化した無人の街や『アイ・アム・レジェンド』を
想像していたら、なんとびっくり!
文明の退化した野人集団か、走るゾンビかと思いました。
シンクレア率いる政府に依頼されたハイテク軍団による
機銃掃射にも恐れずバットや斧、火炎瓶というローテクで応戦してくる(爆)
その野人っぽい奴らが半端な数でないから
次第に、シンクレアたちも形勢が危うくなってしまうのだった。
結局、ハイテク装甲車&パワード・スーツを身にまとった
スペシャルチームも大半がやられ、それぞれが
バラバラになってしまい、シンクレアはモヒカン族に
拉致されてしまうのだった。
◇
70~80年代のアナログアクション全盛期の
傑作映画のいいところを抜き出して
1本の映画に強引にくっ付けてしまったという
なんともお気楽で楽しい試みであったと感じた映画です。
突っ込みどころ満載ではありますが、
ストーリーにスピード感があり、深く考える余裕を与えない
テンポの良さに救われている映画ではないでしょうか。
おまけ)
・冒頭のシーンからスプラッター描写満載。
・いろんな映画へのオマージュ&リスペクトされた本作は
どのシーンに於いても、必ず何らかの映画の“それ”っぽい。
・髪をアップにした国家警察のローナ・ミトラは、さしずめ
『ターミネーター2』のリンダ・ハミルトンですね。
以降、『バイオハザード』のミラ姐さん方向かと。
このローナ・ミトラっていつも生傷絶えない役どころが
印象に残ってますが、基本的に汗臭く汚れたイメージが似合う。
目の辺りの雰囲気が女版・クリストファー・ランバート。
・中世のような部族も現れちゃったりして笑えるが
意外にもストーリー上、あり得るかなとも思わせる演出に
この監督さんの才能ある面白いところなんでしょう。
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監督:ニール・マーシャル
脚本:ニール・マーシャル
撮影:サム・マッカーディ
音楽:タイラー・ベイツ
出演:ローナ・ミトラ/マルコム・マクダウェル/ボブ・ホスキンス/
アレクサンダー・シディグ/エイドリアン・レスター/デヴィッド・オハラ
『ドゥームズデイ』
階段首コロ(←おい!)と言えば逆『アポカリプト』って感じでしょうか・・(☉д☉)
高松でやってくれたら、逃さぬように・・!!(←いや、そんなに気合込めんでも(=^_^=))
そうなんですよね!アレックス。
ココんところ数ある作品に出演してて、
本作でもなかなかに味のある役どころを演じられてました。
マリオはアレックスよりも重要な役どころでしたが、ちょっと似合わない(笑)
スプラッター映像は『ランボー4』と互角かもしれません。
それにしても、その効果音には気色悪くなりました^^;
チャンスがあれば、是非ともご覧くださいね^^