評価:★★★★[4/5]
エタ・ジェイムズ(ビヨンセ)の唄う「アットラスト」が好きで・・
そういえば、昨年公開された『ウォーリー』のなかでの
最初にイヴが登場するシーンでも「アットラスト」が使われていました。
この曲、何故か好きなんですよね~(笑)
歌詞もなんとなくホッとする感じですし。
で、『ウォーリー』の予告編で流れていたものですから
極端な話、この曲聴きたさで映画を観に行ったようなもの(笑)
そして本作に於いても、想いは同じで
ビヨンセの唄う「アットラスト」を聴くためだけに行って来ました。
この作品を上映している映画館が自宅から遠いんです。
電車を乗り継ぐこと片道だけで4回(爆)
めんどくさいけど、車で行くと高速料金と駐車場代だけで約3千円。
なので映画代含めると5千円オーバー(飲食代含む)。
因みに、センチュリー・シネマのことですけどね(笑)
館内は良い映画館ですよ。シートは大きいし前後左右の余裕も十分で
球場のようにシートは円を描いている感じですから
ちょうどバームクーヘンを3分の1にカットした感じでしょう。
◇
1947年、シカゴ。
ポーランド系移民の若き野心家レナード・チェスの経営するクラブでは
黒人ミュージシャンたちがライブ演奏を行っていた。
その中の一人、ギタリストのマディ・ウォーターズは
陽気なハーモニカ奏者リトル・ウォルターと組んだ
新しいバンド・スタイルで評判を呼んでいた。
チェスはさっそくマディにレコーディングの話を持ちかける。
やがて彼らの歌声は人種の壁を突き崩し、ついにラジオからも流れ始める。
その後も、チャック・ベリーやエタ・ジェイムズら
所属アーティストがヒットを飛ばし、その度にチェスは彼らに
成功の証としてキャデラックをプレゼントするのだった。
<allcinema>
◇
いいですね~!
こう云う時代、特に1950年代を描くアメリカ映画がなぜか好き。
出てくる巨大なアメ車のスタイリングが大好きで
ワタシはチェスのようなキングの証じゃなくても
ただ普通に、57年型キャデラックが欲しいのよ~(爆)
映画は1941年から始まっている。
ポーランド系移民のユダヤ人のチェス(エイドリアン・ブロディ)は
さえない廃品回収業者で、いつかは金持ちになって
交際しているレベッタ(エマニュエル・シュリーキー)と結婚し
彼女に贅沢をさせるのが夢であった。
そこには彼女の父親に対する見返しも含まれていた。
この映画は
実在するチェス・レコードを誕生させた創立者と
そのレコード・レーベルに契約シンガーとして生まれ
大成して行った彼らの波乱に満ちた人生を描いている。
チェス・レコード・レーベルは単にヒット曲を出して行っただけでなく
そこには、音楽を通じて人種差別という単語すらなくすパワーがあった。
映画ではチェス・レコードと契約していた目立ったシンガーのみを
描いたと言えばいいのでしょうか。
曲がヒットして大金を手にした人間は、やがて酒や麻薬に手を出し
シンガーとしてはもちろん、人生をも破綻させていく。
そういう一部のシンガーにスポットを当て
また、後に出てくるエルビス・プレスリーやビーチ・ボーイズの
有名な曲が実はチェス・レコードに居たチャック・ベリーの
持ち歌の盗作だというくだりは、本作で初めて知りましたね。
マディ・ウォーターズを演じたジェフリー・ライトは唄が上手い。
そのギターさばきも、なかなか絵になっていて好印象でした。
おまけ)
・事業で大成するには、大きなギャンブルに財産をつぎこむようなもの
吉と出るか凶と出るかは、そのときの運まかせである。
氷山の一角の人間だけが、この強運の持ち主であり
そういう人間になりたくて、みんな一攫千金を夢見るのね。
妻のストレスも相当な気もするが・・・。
・有名レーベルに所属していないバンドの個人の引き抜きが横行していた。
残された他のバンドメンバーは下手をすると、
殺人事件にもなりかねないほどの復讐心を抱くのであった。
・若くして才気あふれるチェス・レーベルに所属していたチャック・ベリー。
演じたモス・デフとキャラクターが似てる。
人気絶頂期の買春で刑務所送りとなるところは、コソ泥的あつかいで
モス・デフのキャラにピッタリな気がした(爆)
・ハウリン・ウルフを演じたイーモン・ウォーカーの存在感がすごい。
・エタ(ビヨンセ)が最後に唄った曲がすごくこころに響いてしまった。
ビヨンセはこの映画の製作総指揮もしており、かなりの力の入れようだ。
特に感じたのは、例の鼻ダレのアップシーン(汗)
------------------------------------------------------------
監督:ダーネル・マーティン
脚本:ダーネル・マーティン
撮影:アナスタス・ミコス
音楽:テレンス・ブランチャード
出演:エイドリアン・ブロディ/ジェフリー・ライト/ビヨンセ・ノウルズ/
モス・デフ/ガブリエル・ユニオン/イーモン・ウォーカー
『キャデラック・レコード/音楽でアメリカを変えた人々の物語』
エタ・ジェイムズ(ビヨンセ)の唄う「アットラスト」が好きで・・
そういえば、昨年公開された『ウォーリー』のなかでの
最初にイヴが登場するシーンでも「アットラスト」が使われていました。
この曲、何故か好きなんですよね~(笑)
歌詞もなんとなくホッとする感じですし。
で、『ウォーリー』の予告編で流れていたものですから
極端な話、この曲聴きたさで映画を観に行ったようなもの(笑)
そして本作に於いても、想いは同じで
ビヨンセの唄う「アットラスト」を聴くためだけに行って来ました。
この作品を上映している映画館が自宅から遠いんです。
電車を乗り継ぐこと片道だけで4回(爆)
めんどくさいけど、車で行くと高速料金と駐車場代だけで約3千円。
なので映画代含めると5千円オーバー(飲食代含む)。
因みに、センチュリー・シネマのことですけどね(笑)
館内は良い映画館ですよ。シートは大きいし前後左右の余裕も十分で
球場のようにシートは円を描いている感じですから
ちょうどバームクーヘンを3分の1にカットした感じでしょう。
◇
1947年、シカゴ。
ポーランド系移民の若き野心家レナード・チェスの経営するクラブでは
黒人ミュージシャンたちがライブ演奏を行っていた。
その中の一人、ギタリストのマディ・ウォーターズは
陽気なハーモニカ奏者リトル・ウォルターと組んだ
新しいバンド・スタイルで評判を呼んでいた。
チェスはさっそくマディにレコーディングの話を持ちかける。
やがて彼らの歌声は人種の壁を突き崩し、ついにラジオからも流れ始める。
その後も、チャック・ベリーやエタ・ジェイムズら
所属アーティストがヒットを飛ばし、その度にチェスは彼らに
成功の証としてキャデラックをプレゼントするのだった。
<allcinema>
◇
いいですね~!
こう云う時代、特に1950年代を描くアメリカ映画がなぜか好き。
出てくる巨大なアメ車のスタイリングが大好きで
ワタシはチェスのようなキングの証じゃなくても
ただ普通に、57年型キャデラックが欲しいのよ~(爆)
映画は1941年から始まっている。
ポーランド系移民のユダヤ人のチェス(エイドリアン・ブロディ)は
さえない廃品回収業者で、いつかは金持ちになって
交際しているレベッタ(エマニュエル・シュリーキー)と結婚し
彼女に贅沢をさせるのが夢であった。
そこには彼女の父親に対する見返しも含まれていた。
この映画は
実在するチェス・レコードを誕生させた創立者と
そのレコード・レーベルに契約シンガーとして生まれ
大成して行った彼らの波乱に満ちた人生を描いている。
チェス・レコード・レーベルは単にヒット曲を出して行っただけでなく
そこには、音楽を通じて人種差別という単語すらなくすパワーがあった。
映画ではチェス・レコードと契約していた目立ったシンガーのみを
描いたと言えばいいのでしょうか。
曲がヒットして大金を手にした人間は、やがて酒や麻薬に手を出し
シンガーとしてはもちろん、人生をも破綻させていく。
そういう一部のシンガーにスポットを当て
また、後に出てくるエルビス・プレスリーやビーチ・ボーイズの
有名な曲が実はチェス・レコードに居たチャック・ベリーの
持ち歌の盗作だというくだりは、本作で初めて知りましたね。
マディ・ウォーターズを演じたジェフリー・ライトは唄が上手い。
そのギターさばきも、なかなか絵になっていて好印象でした。
おまけ)
・事業で大成するには、大きなギャンブルに財産をつぎこむようなもの
吉と出るか凶と出るかは、そのときの運まかせである。
氷山の一角の人間だけが、この強運の持ち主であり
そういう人間になりたくて、みんな一攫千金を夢見るのね。
妻のストレスも相当な気もするが・・・。
・有名レーベルに所属していないバンドの個人の引き抜きが横行していた。
残された他のバンドメンバーは下手をすると、
殺人事件にもなりかねないほどの復讐心を抱くのであった。
・若くして才気あふれるチェス・レーベルに所属していたチャック・ベリー。
演じたモス・デフとキャラクターが似てる。
人気絶頂期の買春で刑務所送りとなるところは、コソ泥的あつかいで
モス・デフのキャラにピッタリな気がした(爆)
・ハウリン・ウルフを演じたイーモン・ウォーカーの存在感がすごい。
・エタ(ビヨンセ)が最後に唄った曲がすごくこころに響いてしまった。
ビヨンセはこの映画の製作総指揮もしており、かなりの力の入れようだ。
特に感じたのは、例の鼻ダレのアップシーン(汗)
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監督:ダーネル・マーティン
脚本:ダーネル・マーティン
撮影:アナスタス・ミコス
音楽:テレンス・ブランチャード
出演:エイドリアン・ブロディ/ジェフリー・ライト/ビヨンセ・ノウルズ/
モス・デフ/ガブリエル・ユニオン/イーモン・ウォーカー
『キャデラック・レコード/音楽でアメリカを変えた人々の物語』
つい『カムイ外伝』にもご出演の、小林薫さんかと思いました(=^_^=)
あのでっかいワシ鼻繋がりってことで~^^;
小林薫さんも地味ながら頑張っておられるようですね^^
やっとお邪魔できました!
なのに、間違ってTB送ってしまいましたので、削除願います(すみません)
「アットラスト」を聞くと、あんな状況になっちゃうんですかね…
今度かけてみよ。。。(う、嘘ですよぉっ~爆)
エイドリアンの鼻は相変わらず穴が丸見えで、掃除(?)大変だろうな~。
別に必要ないだろう~と思うラブシーンを外しませんね(ニコちゃんと同じだ~笑)
昨日で終了だったので、センチュリー駆け込んできました。
itukaさん、そんなに時間かかるのですね。
私は一駅乗り換えですが、30分ほどで行けます。
エンゼルパークとか、買い物しないと勿体ないですから、私もいつも電車です。
今日から「クヒオ大佐」ですね~行かれますか?
本日、シルバー館から109シネマズに行って
その後、地元のシネコンにも行ってきました。
さすがに目がショボショボして、3本目は居眠りしてしまいましたよ(爆)
今週は新作が多いので効率よく回るタイムスケジュールを昨夜一晩練っていたら
夜明け近くなってしまったというワタシです(爆)
アットラストっていいですよね~。
今度かけてみて、そういう状況になるか試してみるのも面白いかもρ(・ω・、)イジイジ
エイドリアンは最初に目が行くのはそこですよね(笑)
あのラブシーンは切ないね~^^;
ほんとに最終日になっちゃいましたね!危なかった^^
一駅乗り換えですか~!なんと羨ましい!
エンゼルパークありますね~。
先日、映画の帰りに高級なシャープペンシルを1本買って帰りました。
『クヒオ大佐』は来週の17日に行きますよ~^^