県立図書館で借りた村上春樹の短編集
『めくらやなぎと眠る女』
ニューヨークで出版された版と同じ並びで編集された短編集だそうで、これが2冊目だったようです。
1冊目は『象の消滅』だったそうな。
村上春樹自身が海外の読者にむけて編集した短編集で、これを編集した時に書き換えをした作品もあったそうです。
私はいくつかの短編集を読んでいるのですが、短編もだいぶ忘れてしまっているので、その違いも多分わからないと思います。
短編集は話の並びが違うだけでも印象が変わったりするので、それがあってもなくても新鮮に読めると思います。
実は読む前に返却の日が迫ってきたので、第一話の『めくらやなぎと眠る女』だけ読みました。
村上さんらしいお話で、日常的な話と不思議な話が交差していて、それがなんともいい。こういう短編を読むと、村上さんって短編の名手だと思うのでした。
特別な始まり方ではないけれど、最初からぐっと掴まれて、心が少しざわざわするような、それでいて静かな気持ちになるような、なんとも言えない感じ。
明日から札幌だからと今日返しに行きましたが、他の本と一緒にまた借りてきてしまいました。
帰ってきたらゆっくり読みたいと思います。
さあ、明日は羽田で乗り継ぎして飛行機で札幌に行きます。
NHK杯は明後日金曜日から。
今日は大ちゃんと哉中ちゃん(かなだい)のカザフスタンのデニス・テンメモリアルでの試合やインタビュー、テン君の事などの配信がありました。
テン君の話のところは涙が出そうになったし、哉中ちゃんの肩の怪我が思ったよりも重症だったのねとか、オペラ座は練習をそれほどしてなくてのスケートアメリカだったのか!とか、びっくりしたこともたくさんありました。
でも、哉中ちゃんの肩もよくなって、プログラムの修正もできたと思うので、NHK杯はますます楽しみです。