9月8日(土)は磐田演鑑久しぶりの文化講座でした。
独自企画としては15年ぶり?もっと前だったかもしれない。
例会「アンナ・カレーニナ」に合わせて、「ロシア文学とアンナ・カレーニナ」として開かれました。
わかりやすいいい話でした。
※ 講師小田光雄さんは磐田市出身の文芸評論家。
講演内容は、はじめに戦後における日本文化の変化に触れ、明治期福沢諭吉の「文明論乃概略」の中にある諭吉の思いをとらえ、
明治維新の変遷にあってその変化に「一身にして二生経るが如し(ごとし)」をあげ、戦後何もない時代から今に至った私たちは「一身にして三生経るが如」とも言えると語り始めました。
つまり人の一生と云うのはいかに激動続きかといことから説き、日本近代文学が明治期に入って世界からの影響をどう受けたか、など話していただきました。
十返舎一九の「やじさんきたさん」から話が始まり、おもしろい展開でした。くわしくはえんかん「つらね」に掲載します。
写真 上 満席の場内、右 栗原小巻の過去の例会紹介・ポスター・色紙展(9/30例会場でも展示予定)
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