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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

京都の月は何処にある?

「月」の話、、、いつまで続くねん!!(◎_◎;)

今日は「京都と月」をテーマに綴ってみましょう。(^。^)

京都の歴史において「月」は幾たびとなく登場します。m(._.)m

まずは、「月輪陵」

京都市東山区の「泉涌寺」は、皇室ゆかりの寺院で「御寺」(みてら)と呼ばれていますが、この境内に「月輪陵」と「後月輪陵」があり、鎌倉時代の四条天皇を始めとして14人の天皇を含む25陵、5人の天皇の灰塚、9人の皇族の墓が営まれています。(°▽°)

なお、冒頭の「四条天皇」は、鎌倉時代の大事件「承久の乱」を起こした後鳥羽上皇(隠岐に配流)から皇統が兄の高倉院に切り替えられた結果、即位した後堀河天皇の皇太子で、四条天皇は2歳で即位、その後、わずか12歳という若さで崩御され、月輪陵に葬られました。m(__)m

死因としては、幼い天皇が近習の人や女房たちを転ばせて楽しもうと試みて御所の廊下に滑石を撒いたところ、誤って自ら転倒したことが直接の原因になったといわれています。m(._.)m

次に、「五月満月祭」(ウエサクさい)

五月満月と書いて「ウエサク」、、、「五月満月祭」は、天上と地上の間に道が開けて強いエネルギーが降り注ぐという五月の満月の宵に行われる鞍馬寺の儀式。

鞍馬山に祀られる本尊・尊天に、人類のめざめと世界平和を願って参加者全員で祈る。
暗闇の中、参加者が手にする灯明がいっせいに捧げられる光景は幻想的。
ウエサク祭の儀式の始まりは古く、ヒマラヤ山中や東南アジアにも同様の祭があるという。当日は多くの人が山上に集う。  

最後に、「水無月」

これは、6月30日に食べる和菓子です。
京都では1年のちょうど折り返しにあたるこの日に、この半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事「夏越祓」(なごしのはらえ)が行われます。

この「夏越祓」に用いられるのが、6月の和菓子の代表ともいうべき「水無月」です。
水無月は白の外郎生地に小豆をのせ、三角形に包丁された菓子ですが、それぞれに意味がこめられています。
水無月の上部にある小豆は悪魔払いの意味があり、三角の形は暑気を払う氷を表しているといわれています。

おっと忘れてた!(°▽°)

足利義政造営の慈照寺・銀閣の庭園に設けられた池は、東山から出た月が映り込むように設計され、その水面に浮かんだ月を愛でる位置に銀閣などの建物が配置されたと伝わりますから、「月」が主役の建築だったことが分かります。(^-^)

「水無月の恋を偲ぶや賀茂の水」 祖谷馬関

(注)水無月は、晩夏の季語。陰暦六月、陽暦の七月ころにあたる。風待月、常夏月、青水無月とも言う。炎暑のため、水が涸れ尽きて地上に水の無い月と解されている。酷暑にあえぎながら風待つうちに、時に雷鳴や夕立を催し、夕暮れの涼しさには秋の気配を覚えるといった時候である。この月の晦日に夏越の祓を行い、身を清める。
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