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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

浮き沈む色、岡田貞峰さん

久しぶりに俳句の妙を感じたのが、今朝の朝刊のコラムに掲載されていた、この句。(^。^)

「沈む色浮く色秋果盛られをり」 岡田貞峰

「秋果」と書いて「しゅうか」、、、文字通り、秋の果物なのでしょうが、いちいち、柿、葡萄、梨だとか言わなくても、秋果と一言だけで、イメージは広がりますよね。(^-^)

そして、「沈む色」と「浮く色」、、、明るいとか暗いとは言わないんですね、、、浮き沈みで色を表現する方、初めて出逢いました。(^_^)

そう言えば、昔、と言っても、今も大活躍中ですが、歌手の宇多田ヒカルさんが「Colors」というヒット曲を出しました。٩( ᐛ )و

この曲、、、標識も灰色だとか、青い空が見えぬなら青い傘広げて、白い旗は諦めた時にだけ翳すの、と、カラーずくめ、オンパレードでした!!(◎_◎;)

ちなみに、敬愛する井上陽水師匠も、「色がお好み」、と言うと別の意味に聞こえますが、よくよく歌詞にカラーを持ち込まれます。(^。^)

しかも、特定の色彩、「青い闇の警告」とか「青空、ひとりきり」、「青いフラミンゴ」などを聴くと、青色が好みのようですね。(^-^)

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

と、岡田貞峰さん、、、どんな方かと調べてみたら、

すごい方でした!(°▽°)/

岡田貞峰(俳人)
【Profile】:1926年東京都出身。水原秋櫻子に師事。1956年「馬酔木」新人賞。1957年「馬酔木」同人。1972年「馬酔木」賞。1997年「馬酔木」顧問。

俳句界の最高峰、同人誌「馬酔木」(あしび)の顧問ですよ!、、、凄すぎるー!!(◎_◎;)

現在、御歳97歳とご健在で、近く句集をまとめられるお話もあるとか、、、٩( ᐛ )و

ネットにあったお写真を拝見すると、なんとも柔和なお顔立ちの好々爺といった印象です。m(._.)m

その他の句は次のとおり。

「受話器とる妻の濡手や初鰹」

「金管を身に巻く楽士かたつむり」

俳句界の巨人に対して失礼千万ですが、何だか優しくてかわいい感じの句ですね。( ^_^)/~~~

「見上れば小さき夕陽木守柿」 祖谷馬関

(注)木守柿は冬の季語。「こもりがき」とも「きもりがき」とも言う。収穫のあとに、一つだけ木に残しておく柿の実を言う。来年もよく実がつくようにという祈りとも小鳥のために残しておくともいわれる。
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