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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

関東大震災と蜘蛛の糸

先週9月1日は「防災の日」、折しも、関東大震災から百年という節目でした。(^。^)

テレビなどでは、この週末も震災関連の特集が組まれ、NHKスペシャルは「関東大震災の記録をカラーで分析する」といった趣向でした。(^-^)

まず、当時の映像をカラー化するだけでも、相当なリアリティと迫力がありますね。(^_^)

建物や風景はもちろん、被災者の細やかな表情までくっきりと浮かび上がります。(°▽°)

番組では、これらのカラー記録映像から、火災の起こった場所や広がり方、人々の避難や被害について分析していました。(^。^)

それらによると、火災は同時多発的に発生し、台風の影響による強風に煽られ、かなりのスピードで延焼拡大したそうです。( ; _ ; )/~~~

被災者の行動も、火の手が上がり煙が広がっているにも関わらず、まだ遠くに見えるからか、ゆっくりと動いています。(^-^)

この光景は、先月のハワイ・マウイ島で発生した山火事に際して、ラハイナの人々が取った初期行動に酷似しています。(^_^)

まだ来ないだろう、そのうち鎮火するだろう、うちだけは大丈夫と言った、人間心理が如実に現れていました。(^。^)

やがて、四方八方から火の手が迫り、人々は慌てて避難し始めます。(^-^)

この時も、「我が先に」という群集心理で、川筋の地域は人で溢れ、火炎に追い詰められた人々は、川に架けられた橋にその両端から押し寄せ、火の手から逃げたにも関わらず、多くの方々が橋上や河川で圧死や溺死により亡くなったそうです。m(__)m

芥川龍之介の「蜘蛛の糸」ではありませんが、「自分だけは助かりたい」というエゴが、震災時に悲劇を拡大させることを痛感させられる特集でした。( ; _ ; )/~~~

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

今夏は、日本観測史上、最も暑い夏だったそうです。(°▽°)

北海道でも35℃を超える猛暑日が観測され、東京や大阪では7月上旬からおよそ2ヶ月にわたり猛暑日が続いています。m(__)m

そういえば、今夏に入る前に、気象庁の予報は、「今年の夏は例年に増して暑くなる」と警告していましたね。(^-^)

災害級の酷暑、、、ひと区切りつくのはいつの頃になるのでしょうね?(°▽°)

「なゐふるや憂いの果ての秋の宿」 祖谷馬関

(注)地震は古語では“なゐ(ない)”といい、地震によって大地が揺れることを“なゐふる(ないふる)”という。秋の宿は宿屋のこともいうが、家一般のことでもある。夏を経てきた家々の秋のたたずまいは、落ち着いた風情ながら寂しさも漂わせる。
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