2025年1月13日(火) 晴れ
山好きな方なら、一度は富士山に登ってみたいと思うでしょう。
流行る気持ちはひとまず閉まっておいて、まずは体力作りから始めましょう。
急がずにゆっくり作っていくことが大事だと思っています。
何故なら、無理をして強化合宿をしたところで、筋肉は思ったほどつきません。
筋肉痛を作るだけです。
早く仕上げたからといっても、富士山の迎える準備がまだ整っていません。
富士山が受け入れてくれるのは、7月の初めからせいぜい8月の終わりまでです。
いえね、富士山の6合目当たりからある山小屋が店を開けて営業しているのが、
その時期なんです。気の早い人がテントを持って上がりテントを設営して
持参した寝袋で一夜を過ごすというのなら、話は別なんですが、
富士山の6合目以上なら、早朝の気温はまぁ-5度位でしょうから、寒くて寝ていられないでしょう。
そこで、大事になるのが山小屋です。山小屋なら、室内温度は15度は確保されているでしょうし、
ふとんを2,3枚重ねて寝るのであれば、まぁ、20度位にはなって寒さを感じることはないでしょう。
但し、山小屋の宿泊費は自前で持参してください。
安くて1万円、高いところだと1万5千円はするでしょうねぇ。
来年からはそれにプラスされるのが入山料です。昨年までは1千円だったのが
来年からは確か5千円が加算されるとか聞きました。
一泊2万円になると、富士山も東京の都会並みになるわけですから気をつけましょう。
トイレの使用量も初めは200円から、頂上付近では300円に値上りです。ビールは350mlで500円かな?
ビールに比べてコーラの350ml缶は600円ですから、ビールより高くなります。
そのほか、ビタミン剤や酸素なども売ってますから、山小屋での出費は覚悟して登ってください。
トイレの使用には100円玉を使うので小銭も千円位は持って上がりましょう。