「今日の１枚」・・・４

２０２０年１０月２６日（月）　快晴です
コロナ禍のご時世とは言え、伊丹市に住んでいると飛行機を見ない日はありません
但し、台風が接近してきたときは欠航になるのでこれは仕方がありません

飛行機と私・・・との始まりは昭和３０年でしたかね？
パイロットに憧れていた頃でした
毎年、伊丹空港で開催されていた「航空記念日」のイベント
航空機の展示や体験飛行など盛り沢山の催しがありました

昭和２９年にこの会場に初めて行き体験飛行が出来るのを知ったのですが
両親には遊びに行くと伝えただけだったのでもし体験飛行中に墜落すればたいへん
もう１つこれを体験するためには１５００円が必要でした
当然、持ち合わせがないので断念せざるを得ませんでした

そして昭和３０年、１年間貯めこんだ小遣いをポケットに入れ
またまたこっそりと伊丹空港にやってきました
この時は何がなんでも飛行機に乗ろうと決めてましたので会場受付に一直線
体験できる飛行機はデハビランド・ヘロンという４発の小型機でした
定員は確か１５名程度、窓際に１人づつ８列くらいのものでした
当時の１５００円は今に換算すれば１万円くらいでしょうか？

商業用飛行機も当時は当然プロペラ機で日本航空ではDC－４型機が飛んでいました
ANAはまだ存在してなくて、その前身だった東亜国内航空が飛んでいました
伊丹～羽田はさぁ・・・２時間くらいかかったのでしょうかね

さてさて～「今日の１枚」は

これって～離陸？　着陸？
タイヤの後ろに焼けて出る煙が見えますよねぇ
大阪国際空港（伊丹空港）に無事着陸した時のものです
今は空港の西側に「伊丹スカイパーク」が出来いてそこから撮ったものです

余談ですが～
私はホントにパイロットに憧れていたのですが・・・英語が出来なくて断念
それではと当時はまだ走っていた蒸気機関車の運転士なろうと・・・視力が悪くて断念
仕方なく観光バスの運転手になろうと大型二種の免許証を取得して・・・
いきなりでは経験がないので・・・とバスの販売会社である「いすゞ自動車」に入社

バスには乗れましたが、「いすゞ自動車」はあくまでバスを販売している会社です
いつの間にか乗る憧れから⇒販売するに憧れて・・・とうとう定年まで勤めてしまいました
飛行機から蒸気機関車へ、機関車からバスへ、運転手から販売者へ
夢は夢、現実は現実・・・悔いのないサラリーマン人生でした。