J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2023年~)

【移転】今日の夕食(牛皿麦とろ御膳肉2倍盛@吉野家 立川北口大通り店)

2023年03月31日 | 【閉店】食べ歩き


3月最終日の今日は曇り時々晴れ。今朝は上空に薄い雲が一面に広がっていて、青空が透けて見える。今日の日の出は5時30分で、東の空はだいぶ明るくなっていた。今朝の気温は7℃で、弱い西よりの風が吹いている。空気がヒンヤリとして冷たく、吐く息がうっすらと白く見えるものの、風が心地よく感じられた。遠くで鳥の鳴き声が聞こえる。電柱にはカラスが止まっていた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。年度末だからか、電車の車内はかなり空いている。行楽客も一段落したのか、新宿駅に着いても、駅構内は行き交う人も少なく、昨日までのような混雑も無かった。

地下道に入り、コンビニで朝食を買うと、都庁通りを歩いて職場に向かう。都庁のふれあい広場のサクラは遠目に見ると満開に花をつけているように見えるが、近くに寄ると、だいぶ花びらが落ちて葉桜になりつつある。広場には花びらが敷き詰められたかのように、淡いピンク色に染まっている。広場にあるパブリックアート「水の神殿」に溜まった水の表面には、サクラの花びらが浮かんでいた。
職場に着くと、窓から東京の市街地を見渡した。上空にはガス状の雲が広がっていて、遠くの景色が霞んで見える。東の空に昇ってきた朝日が、薄い雲を透かして朧に見えた。

午前中は青空が見えていたものの、日中は雲が広がってきて、雲の多い空模様となった。雲を透かすように薄日が射していて、空が明るくなっている。外に出ると湿度が低く、空気が乾燥していて、風が爽やかに感じられた。昼間の最高気温は20℃で、南よりの風が吹いている。風が吹くと、サクラの花びらが風に乗ってはらはらと音も無く舞っていた。
今日で、現在、座っている席での仕事は最終日となる。明々後日は新しい席での仕事が始まる。既に業務の引継ぎも終えており、後は席を片付けて、新しい席に私物を運べばよい。その間に退職者の挨拶や見送りがあり、結局、気が付くと既に時計の針は午後7時を廻っていた。

新しい席に移って、荷物を整理した後、職場を後にした。後ろを振り返ると、都庁がウクライナの国旗色にライトアップされている。都民広場にはいくつかの集団があって、記念写真を撮っているようだ。
地下道を歩いて新宿駅に到着すると、下りの中央線快速電車に乗った。今日は夕食を食べて帰ることにしている。電車が立川駅に到着すると、一旦、電車を降りた。立川駅に到着したときには既に夜10時を廻っていた。店によっては営業時間を終えているところもあり、夕食を食べたくてもあまり選択肢はない。結局、立川駅北口にある牛丼屋「吉野家 立川北口大通り店」で夕食を食べることにした。


店に入る。


店内は奥に厨房があり、手前右手に配膳スペースがあって、その前にカウンター席が10席直線状に配されている。店員に空いている席に座るように言われて、カウンター席の1つに腰を下ろした。店員が冷水の入ったコップを運んできたので、お冷を飲みながらメニューを眺める。
三つ折りの表紙には「肉だく牛スパイシーカレー」の写真が載っている。その隣のラミネートされたメニューには「牛ハヤシライス」が掲載されていた。


メニューの裏面には「朝牛セット」が掲載されている。もう1枚のラミネートされたメニューにはキャンペーン「牛ポウルトラ大作戦」が紹介されていた。


メニューを開く。見開きには「牛皿麦とろ御膳」「肉だく牛スパイシーカレー」「鰻重」の各種メニューが掲載されている。


更に1枚めくると、定食や丼のメニューが掲載されている。


店員を呼んで料理を注文する。注文したのは「牛皿麦とろ御膳」「肉2倍盛」である。ご飯大盛で料理を注文した。
料理はまもなくトレーの上に載せられて運ばれてきた。トレーの上には牛皿ととろろ、麦めし、味噌汁、小鉢が載せられている他、紙ナプキンが1枚敷かれて、その上に箸が置かれている。


まずは味噌汁を飲んだ。味噌汁はワカメの味噌汁で、刻みネギが浮かべられている。


空腹ということもあって、味噌汁の旨味が胃袋に染み渡るように美味しい。味噌汁を少し飲むと、まずは牛皿でご飯を食べることにした。
牛皿には吉野家オリジナルの醤油などで煮込んだ薄切りの牛肉とタマネギが盛られている。


牛皿の肉を食べながら麦めしをかきこむ。大盛りの麦めしは丼に盛られている。


大粒の麦めしは弾力のある歯応えでもちもちとして美味しい。甘辛く煮込んだ牛肉をほおばりながら、ご飯をかきこむ。タマネギも甘くてご飯が進む。最後は牛皿に残ったタレを全て残った麦めしに投入すると、かきこむようにして食べた。
ここで、麦めしをお替りする。吉野家の定食はご飯の大盛やお替りは無料である。当然、お替りの麦めしも大盛である。


2杯目の麦めしはとろろで食べることにした。赤い茶碗に入ったとろろはちょっとご飯の量に比べて、量が少なめである。


卓上には七味唐辛子と醤油、紅ショウガ、楊枝、紙ナプキン立てが置かれている。卓上の醤油を取ると、とろろに適量垂らしてよくかき混ぜ、それを麦めしの上にかけた。


麦めしととろろをよくかき混ぜて、ご飯をかき込む。とろろの旨味と醤油の旨みが麦めしに絡まって喉の奥に消えていく。しばらく麦めしをかき込んでいたが、とろろが残り少なくなってきた。
ここで、小鉢で麦めしを食べる。小鉢はオクラを刻んだものである。


オクラにも醤油を少し垂らすと、オクラを麦めしに載せて食べる。とろろの粘りにオクラの粘りが加わって、麦めしが進む。最後は卓上の紅ショウガをご飯の上に載せ、更に醤油をかけてごはんとかき混ぜると、一気に麦めしをかき込んだ。正直、紅ショウガでご飯を食べるのは好きでは無いが、他に選択肢も無い。麦めしの入った丼が空になったところで、最後に味噌汁を飲み干して完食。
美味かった。満腹である。

コップに残った冷水も飲み干すと、会計を済ませて店の外に出た。
夜になって西よりの風が吹いてくると、ぐっと気温が下がってきた。暖かかった昼間の余韻も感じられないくらいに、風が冷たい。夜も更けてきて、立川駅の周辺を行き交う人も減ってきた。

立川駅から電車に乗って日野駅に着くと、電車を降りて改札を抜けた。日野駅の西側に出て空を見上げる。
上空には暗く澄んだ空の天頂付近に膨らんだ半月が浮かんでいて、煌々と光を放っている。月の近くに赤く光る星が見えた。

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