J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2023年~)

今日のラーメン(味玉鶏白湯塩そば@自由が丘蔭山 新宿東宝ビル店)

2024年03月16日 | ラーメン(23区)


今日は晴れ。今朝は上空に雲ひと無い青空が広がっていて、眩しいばかりに朝日が降り注いでいた。今朝の気温は3℃で湿度が低く、東よりの風が吹いている。外に出ると、風がヒンヤリと感じられるものの、爽やかな陽気である。ただし、花粉が既に飛んでいると見えて、マスクをしていても目がむず痒い。
今日は親の介護についての相談をするため、午前中は新宿に向かう。中央線快速電車に乗って新宿駅に到着すると、改札を抜けて駅東口に出た。まだ早い時間帯ではあるが、かなり人が多くて歩きにくい。モーニングを新宿駅周辺で済ませようとしたのだが、開いている店も見当たらない。結局、うろうろしている内に相談室のあるビルに到着してしまった。

相談を終えると、急にお腹が減ってきた。考えてみれば、今日は朝から何も食べていない。ビルの近くに新宿東宝ビルがある。この1階にラーメン屋「自由が丘蔭山 新宿東宝ビル店」がある。


この店のあった場所には、以前、「牛すじカレーうどん」を食べたうどん屋「饂飩 四國 新宿東宝ビル店」があったが、気付いた時には既に閉店をしていた。今日はこの店に入ることにした。


店に入ると右手にタッチパネル式の券売機がある。


メインの画面の横にはメニューの抜粋が添えられている。看板メニューは「味玉鶏白湯塩そば」ということか。なるほど。


トップ画面には「らーめんメニュー」「ごはんもの・一品料理メニュー」「ドリンクメニュー」の3つのアイコンがある。


「らーめんメニュー」をタッチしてみる。


「らーめんメニュー」の上部に表示されるアイコンをタッチして、「ごはんもの・一品料理メニュー」を表示させてみた。


「ドリンクメニュー」を見ると、昼間からビールが飲めるようだ。


「らーめんメニュー」に戻り、看板メニューの「味玉鶏白湯塩そば」を注文することにした。更に得メニューから「Bセット」を注文する。このセットは「お好きなラーメン」に「小ライス」「餃子」が付く。
ラーメンを選ぶと、お好みとサイドメニューが表示された。


これをスルーして料理を注文する。現金を入れて食券を取り出すと、店の奥に進んだ。
店内は店の中央に厨房があり、厨房を囲むようにカウンター席がコの字形に15席配されている。席に座ると、店員がカウンターの上にお冷を置いたので、その隣に食券を載せた。

カウンターの上にはお冷やのポットと台ふきんが置かれている。カウンターテーブルの上には醤油と辣油、酢、コショウといった調味料と箸、楊枝、紙ナプキンが置かれている。
暑かったので、お冷を1杯ごくごくと飲んだ。冷たい冷水にはレモンの爽やかな風味が感じられる。コップに冷水を注ぐと、カウンターテーブルの上に置いた。

しばらくして「味玉鶏白湯塩そば」「小ライス」が運ばれてきた。遅れて「餃子」が運ばれてきた。


さっそく紙ナプキンを1枚取り、箸を取って食べることにする。


最初に餃子のタレを作ることにした。餃子は楕円形の皿に5個載せられており、その端にタレを垂らすための窪みが設けられている。


皿の窪みに醤油を適量垂らし、更にラー油を垂らす。


それからラーメンを食べることにする。四角い皿の上に載せられたお鉢のような丼に「味玉鶏白湯塩そば」が入っている。皿の上にはレンゲとレモンが1カット添えられている。店員の説明によれば、「ラーメンを半分くらい食べたところでレモンを絞ることをおススメしています」とのこと。


「味玉鶏白湯塩そば」の麺は浅草開花楼製の中太麺で、膜の張った白いスープに浸かっている。麺の上には茹でた鶏ムネ肉をほぐしたものと半分に割った味玉、サニーレタス、レッドキャベツ、たまねぎ、フライドオニオン、ネギがのせられていて、ゆず皮と糸唐辛子がトッピングされている。


まずはレンゲを取ってスープを飲んでみた。トロミが感じられる鶏白湯スープはこってり目の味わいで、旨味が濃くて美味しい。柚子の香りが隠し味程度に鼻腔を通り抜けていく。一陣の清涼感を楽しんだ。
箸を取って麺を食べる。浅草開花楼製の手もみの中太麺はコシがあって、しっかりとした歯応えが味わえる。つるつるとした喉越して、濃厚なスープがたっぷりと絡まって口の中に入ってくる。

麺を食べていると、麺に絡まってフライドオニオンが口の中に入ってくる。スープを吸ったフライドオニオンは香ばしく、ジューシーな味わいである。タマネギの甘みにスープをたっぷりと吸った鶏ムネ肉の淡白な旨味の組み合わせが美味しい。
サニーレタスはシャキシャキとした味わいで、レッドキャベツはサニーレタスとともにラーメンに彩りを添えている。味玉は黄身が濃い旨味が感じられる味わいで美味しい。糸唐辛子の辛味と食感がラーメンにアクセントを与えている。

店員に言われた通り、途中でレモンを絞ってラーメンを食べてみた。


レモンを絞った途端、濃厚なスープがさっぱりとした味わいに変わる。たしかにこれはこれで美味しいが、自分的には濃厚な味わいのほうが良かった。
麺をあらかた食べてしまったところで、「餃子」を「小ライス」で食べることにした。「小ライス」は小さめのお椀に盛られている。


皿に載せられた「餃子」は薄い焦げ目が付いる。


「餃子」を1個醤油とラー油で作った餃子のタレにたっぷりと浸した。


これを「小ライス」の上に載せて、餃子にかぶりつきながらライスを食べた。


薄い皮の中には豚挽き肉にキャベツと青ネギ、ニンニクが入っている。肉汁の旨味を楽しみながらライスをかきこむ。ライスは少し固めに炊かれていて、米粒と餃子の餡の旨味とが口の中で絡まるようにして喉の奥に消えていく。餃子の餡のコクのある美味しさに、ライスも進んだ。
餃子を5個食べても、少しライスが残ってしまった。ラーメンのスープをレンゲで掬ってライスに注いだ。残ったライスがスープにヒタヒタになるくらいになったところで、雑炊のようにしてライスをかき込む。

サラサラとライスを食べてしまうと、最後にラーメン丼を傾けてスープを飲む。丼の口縁はすこし窄んでいて、少々スープが飲みにくい。丼の底に溜まったスープを「小ライス」のお碗に全て移すと、柚子の香りを楽しみながら最後の一滴まで飲み干した。
最後にコップに残った冷水を飲み干して完食。満腹、満足である。

額に浮かんだ汗をデイパックの中から出したタオルで拭うと、身支度をして店を出た。新宿駅までゆるゆると歩いていき、新宿駅西口に出ると、小田急線に乗って本鵠沼駅に向かう。本鵠沼駅に着くと、まずは実家に向かった。
日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い青空が広がった。日射しが燦々と降り注ぎ、空全体が眩しく見える。昼間の最高気温は18℃で、春本番の暖かさとなった。湿度が低く、南よりの風が吹いている。西の方角に見えるはずの関東山地や富士山は、白く輝く空に溶け込んでしまって、地平線から上は白いスクリーンに覆われたように見えた。

朝との寒暖の差が大きく、家を出るときに着てきた上着とスウェットを脱いで、デイパックの中に詰める。日射しがポカポカと暖かく、乾いた風が心地よい。額から汗が滴り落ちて、タオルで汗を拭いながら歩いた。
実家に寄った後、施設に向かう。ここで所用を済ませると、今日の予定は全て終了である。施設からゆるゆると歩いて藤沢駅に向かった。

電車を乗り継いで日野駅に着く頃には、既に日は沈んで空が暗くなっていた。上空には澄んだ暗い空が広がっていて、天頂付近に半月より少し痩せた月が浮かんでいる。月の周囲には星が瞬いているのが見えた。昼間よりも気温が下がってきて、強い南よりの風が吹いている。昼間の暖かさの余韻が感じられるものの、上着を着ていても風が冷たく感じられた。

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今日のラーメン(牛肉刀削麺@チャイナドール 新宿アイランドタワー店)

2023年08月26日 | ラーメン(23区)


今日は晴れときどき曇りまたは雨。今朝は7時前に起きた。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には青空が広がっていて、東の空に入道雲が浮かんでいるのが見える。強い日射しが照りつけていて、団地の前庭の木々の陰が濃く見えた。
今日は仕事の関係で外出する。日野駅から電車に乗ると、都心に向かった。

午前中に所用を終えると、再び電車に乗る。お昼を新宿で食べることにして、新宿駅で電車を降りた。
駅の外に出ると、上空には大小の綿雲が浮かんでいて、北から南にゆっくりと流れていくのが見える。強い日射しが照りつけていて、頭がクラクラとした。陽光が肌を焦がすように熱い。昼間の最高気温は33℃で5日連続の真夏日となった。湿度が高くて、ムシムシとしている。南よりの風が吹いていて、風が熱風のように感じられたが、日陰に入ると幾分涼しく感じられた。

お昼は新宿アイランドタワービルの地下1階の香港料理「チャイナドール 新宿アイランドタワー店」で食べることにした。


店に入る。


店内は広く、広場に面して4人掛けのテーブル席が20卓と2人掛けのテーブル席が1卓設けられている他、奥に個室が4室設けられている。6人掛けのテーブル席が3卓と4人掛けのテーブル席が4卓設けられた広い個室が1室と6人掛けのテーブル席が3卓設けられた個室が1室、6人掛けのテーブル席が1卓設けられた個室が2室あった。
店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、4人掛けのテーブル席に腰を下ろした。卓上には醤油と酢、辣油、箸、楊枝、取り皿、メニュー、コールボタンが置かれている。席に座るとお冷やと紙おしぼりが運ばれてきた。

お冷やを飲みながらメニューを眺める。メニューは通常のランチメニューに加えて、冷やしシリーズが記載されたメニューがラミネートされて別に用意されていた。


表紙を開くと見開きに「炒飯・丼」「粥」「麺類」「焼きそば」の各種メニューが記載されている。


ページをめくると各種「定食メニュー」と平日のランチメニューが記載されていた。


最後のページは各種「刀削麺」が記載されている。


店員を呼んで料理を注文する。注文したのは「牛肉刀削麺」である。刀削麺はランチタイム限定ライス無料ということなので、ライスも注文した。
料理を注文すると、お冷やを飲んで店内を見渡す。アイランドタワー地下のパティオではステージが設けられていて、音楽イベントが開催されていた。

しばらくして「牛肉刀削麺」とライスが運ばれてきた。


早速、箸を取って刀削麺から食べることにする。「牛肉刀削麺」の麺は幅広い厚みのある麺で、澄んだ醤油スープに浸かっている。麺の上には牛肉のダイスカットが5個と白髭ネギ、空芯菜、高菜が載せられている。スープには鷹の爪が浮かんでいて、レンゲが添えられていた。


まずは紙おしぼりで手を拭き、レンゲを取ってスープを少し飲む。スープはピリ辛で、醤油の旨みが感じられるあっさりとした味わいのスープである。


続いて麺を食べる。麺は短めで、モチモチとした食感が美味しい。
麺に載せられた牛肉はライスで食べることにした。ライスはお碗に盛られている。


牛肉はよく煮られていて、脂は甘く、赤身はホロホロとした食感が美味しい。スープをたっぷりと吸ってジューシーな味わいだった。
麺をあらかた食べてしまうと、残ったライスにレンゲでスープを注ぎ、雑炊風にしてライスを食べる。高菜や鷹の爪が浮かんだスープはピリ辛で、醤油の旨みも合わさって箸が止まらない。あっという間にお碗が空になった。

最後に丼のスープを飲み干して完食。美味かった。額にじんわりと汗が浮かんだので、ビジネスリュックサックの中からタオルを取りだして汗を拭う。コップに残った冷水を飲み干した。
卓上に置かれた伝票を持って席を立つと、店の入口脇のレジに進み、代金をクレジットカードで支払って店を出た。

外は雲が多いものの、青空が広がってきて厳しい暑さとなった。照りつける日射しがキツくて、日陰を探しながら歩く。昼過ぎににわかに曇ってきたかと思うと大粒の雨が降り出してきた。一層湿度が高くなり、まるで蒸し風呂の中にいるような陽気である。雨は1時間ほどで止んだ。
雨が降った後は降る前に比べて、更に蒸し暑く感じられた。濡れた路面はすぐに乾き始めていて、まるで水蒸気の中を歩いているような錯覚にとらわれた。日射しがキツいくらいに熱く、うだるような暑さである。息をするのも苦しく、全身から汗が噴き出して、額から汗がしたたり落ちた。

新宿で所用を済ませると、新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。日野駅に着いたのは日が沈む前である。上空は雲が多く、東の空には雲の合間から青空が見えるものの、西の空には綿雲が重なり合うように空を覆っている。東の空に浮かぶ雲の西側の縁は夕日に照らされてオレンジ色に見えた。
昼間に比べると気温が下がってきたものの、かなり蒸し暑い。それでも少し風に涼気が感じられた。家に帰る途中にある幼稚園の園庭からはヒグラシが鳴いているのが聞こえる。空気がシメシメとしていて、汗だくになって歩いた。暑さでだんだんと頭がぼうっとなってきて、周囲にあまり気が回らなくなってきた。家に着くと、ようやくホッとした気分になった。

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今日のラーメン(特製剛刀そば@麺尊RAGE中野腕刀)

2023年07月27日 | ラーメン(23区)


今日は晴れ。今朝は上空に薄い雲が広がっているものの雲の合間には青空が広がっていて、朝日が眩しい。今朝の気温は27℃で湿度が高く、弱い西よりの風が吹いている。辛うじて熱帯夜とならなかったものの、出勤のために外に出ると、既にムシムシと感じられた。しかし、風が心地よくて、少し涼気が感じられる。団地の敷地に植わっている木々の茂みの中から、セミの鳴き声が聞こえていた。
電車に乗って新宿駅に到着すると、地下道を歩いて職場に向かった。地下道から出ると朝日が照り付けていて、日射しが熱い。職場に着いて窓から外を見渡すと、上空には雲が多く、西の地平線付近には薄い水色のカーテンが降りたように雲が広がっていて、視界を遮っている。日が昇るにしたがって、次第に青空の領域が広がってきた。

日中は晴れて、上空には青空が広がった。所々に綿をちぎったような雲が浮かんでいるものの、強い日射しが照り付けていて、今日も厳しい暑さである。昼間の最高気温は37℃で、4日連続の猛暑日となった。湿度が低く、強い南よりの風が吹いている。お昼休みに外に出てみると、熱風のような風が吹いていて、サウナに入ったような錯覚にとらわれた。空気はカラリと感じられるものの、今日も体温を超える危険な暑さで、少し歩いただけで汗ばむような陽気である。目の前の風景が燦々と降り注ぐ日射しで眩しく見えた。
夜、仕事を終えて職場を出た。上空には暗い空が広がっていて、南の空に少し膨らんだ半月が浮かんでいる。今日は夕食を食べて帰ることにしているが、新宿駅西口の混雑と中央線快速電車の混雑を避けて、新宿駅から中央線各駅停車線に乗った。中野駅に到着すると、電車を降りて駅北口改札を抜ける。

駅北口ふれあいロードを北に向かって歩いて行くと、左手に8年前に「味噌らーめん」を食べたラーメン屋「菜華」の看板が見えてくる。その手前の角を左手に折れるとL字形に折れた道の両脇に店が並ぶ中野新仲見世商店街に入る。この商店街の一角にラーメン屋「麺尊RAGE 中野 腕刀」がある。今日はこの店に入ることにした。


店内に入ると、すぐ左手の壁に券売機があって、ここで食券を購入する。


券売機の右脇には給水器が設置されており、その脇のカウンターの上には金属製のコップが並べられている。金属製のコップに冷水器から冷水を注いで店の奥に進んだ。
店内は入口から見て左手に厨房があり、厨房の右手にカウンター席が6席直線上に並んでいる。一番奥のカウンター席に座ると、カウンターに食券を並べて料理を注文した。

注文したのは券売機に「1番人気!!」と書かれた「特製剛刀そば」と「バラチャーご飯」である。料理を注文すると、お冷やを飲んで店内を見回した。テーブルの上にはブラックペッパーと青唐辛子酢、刻みニンニク、箸立てが置かれている。
最初にカウンターの中から「バラチャーご飯」が出された。その後、しばらくして「特製剛刀そば」が出された。


早速、箸を取ってラーメンから食べることにする。「特製剛刀そば」の麺は細麺で、黒い醤油スープに浸かっている。麺の上には厚切りのチャーシューが3枚と味玉が1個載せられていて、チャーシューの上に八丈島産青唐辛子の醤油漬がトッピングされている。スープに刻んだ青ネギと刻みタマネギが浮かんでいて、レンゲが添えられていた。


さっそくレンゲを取って、スープを少し飲む。スープは大山鶏の鶏ガラと豚肉の他、数種類の乾物で炊き上げているとのこと。カエシはきれのある辛さと豊かな香りと旨みが特徴の「八丈島産青唐辛子」を2日間漬けた醤油だれで、生揚げ醤油など濃口醤油をメインに全国から厳選した4種類の醤油をブレンドして、お店で火入れをしているとのことである。


青唐辛子のピリリ感が鮮烈な醤油スープは、辛味がアクセントになるパンチの効いた味わいで美味しい。爽やかな辛味が頭の芯を突き抜けていくような清涼感が感じられた。
レンゲを置くと、続いて麺を食べる。三河屋製麺製の細麺はシコシコとした弾力のある歯応えで、スープにたっぷりの青ネギと刻みタマネギが絡まって口の中に入ってくる。青ネギのシャキシャキとした食感とタマネギの絡みがアクセントになって、食べ応えもある。並盛りの麺の量は130gあるとのこと。ピリリと辛いスープが絡まって、箸が止まらない。

麺を食べながらチャーシューを食べる。分厚くカットされたチャーシューは中心に赤身があって、その周囲に脂身が配されている。スープに浸してかぶりつくと、脂身が舌の上でとろけた。甘い脂身の内側には濃い味わいの赤身があって、舌の上でホロホロと崩れるような食感で柔らかく、美味しい。
チャーシューの上にトッピングされた八丈島産青唐辛子の醤油漬を口に入れると、醤油の旨味に青唐辛子の辛味が口の中に広がる。スープの辛味と合わさって、パンチが効いた味わいである。この八丈島産青唐辛子の醤油漬と一緒にチャーシューを食べると、また異なった味わいで美味しい。ご飯が欲しくなる。

チャーシューを食べながら味玉を食べる。味玉は黄身の味が濃くて、甘くて美味しかった。
麺をあらかた食べてしまったところで、「バラチャーご飯」を食べることにする。「バラチャーご飯」はお碗にご飯を盛って、その上に5枚の薄切りチャーシューを載せ、醤油ダレをかけて、青ネギをトッピングしている。


まずはチャーシューを1枚箸で持ち上げて、口に放り込んだ。ラーメンに載せられたチャーシューに比べれば薄切りだが、それでもまだ厚みがある。脂身はやや少なめで、味が良く染みこんだ赤身は歯応えがあって、味が濃くて美味しい。チャーシューでご飯を巻くようにして口に運んだ。
ご飯はやや固めに炊かれていて、口の中でばらばらにほどけて肉の旨味と共に喉の奥に消えていく。ご飯が半分くらいになったところで、ラーメンのスープをレンゲで掬って、「バラチャーご飯」に注いだ。雑炊風になった「バラチャーご飯」をサラサラとかき込みながら、チャーシューを食べる。スープの旨味と辛味がライスとチャーシューに一体感を与えて、喉の奥に消えていく。あっと言う間にお碗が空になってしまった。

最後にラーメンの丼を傾けてスープを飲む。スープの旨味と唐辛子の辛味にタマネギの食感がアクセントになっている。最後の一滴まで飲み干してしまうと、額に汗が浮かんだ。ビジネスリュックサックの中からタオルを取り出し、汗を拭いながらコップに残ったお冷やを飲み干し、完食。美味かった。満腹、満足である。
食器類をカウンターの上に上げ、カウンターの上にあった台ふきんでカウンター卓を拭くと、帰り支度をして店を出る。ラーメンを食べて熱くなった体に夜風が心地よかった。全身の毛穴が開いて汗が噴き出してくるのを感じながら、中野駅に向かった。

駅北口ふれあいロードを歩いて中野駅前に出ると、改札を通って中野駅の構内に入った。中央線快速電車のホームに昇ると、ホームに滑り込んできた通勤快速電車に乗り込む。
日野駅に電車が到着すると、電車を降りて改札を抜けた。上空には暗い空が広がっていて、薄い雲が所々に広がっているのが見える。雲の合間から星が瞬いているのが見えた。南の空に広がる雲の一角がぼうっと明るくなっていて、月がそこにあると知る。

昼間に比べるとだいぶ気温が下がってきて、夜風が涼しく感じられる。しかし湿度が高いことも手伝って、駅から家まで歩いて行くだけで、全身の毛穴から汗が噴き出して、汗拭き用のタオルが手放せない。家に着く頃には汗だくになっていた。

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今日のラーメン(全部のせラーメン(並)@まるみ家)

2023年07月21日 | ラーメン(23区)


今日は晴れのち曇り。今朝は上空に雲が多いものの、晴れて青空が広がった。上空には綿をちぎったような雲が青空とマーブル状に混ざり合うように浮かんでいて、雲の合間から東の空に昇ってきた朝日が射しこんでいる。今朝の気温は24℃で、4日続いた熱帯夜からも解放された。北よりの風が吹いていて、風が涼しく感じられる。出勤のために自宅を出ると、外は湿度が高くて、空気がシメシメと感じられた。東の空に昇ってきた朝日が射しこんで、高速道路の高架橋がオレンジ色に染まって見える。団地の前庭にはムクドリが飛来していて、盛んに虫をついばんでいた。
電車に乗って新宿駅に到着すると、地下道を歩いて職場に向かった。地下道から出ると、街路樹からセミの鳴き声がうるさいほどに聞こえてくる。日野ではほとんどセミの鳴き声が聞こえてこないのとは対照的である。上空には東北方面の空から西南の方向に綿雲を連ねたような帯状の雲が伸びていて、朝日を受けて白く輝いていた。職場の窓から外を見渡すと、地平線付近は厚い雲に覆われていて、地平線から上の景色はすっかりと隠されてしまっている。新宿の上空の雲も次第に広がってきた。

日中は曇りで、上空にはどんよりとした厚い雲が広がっている。日射しが無くなって、空が薄暗く感じられた。昼間の最高気温は32℃で昨日に続いて2日連続の真夏日となった。湿度が高めで、東よりの風が吹いている。お昼休みに外に出てみると、空気がムシムシとして蒸し暑く、風が生ぬるく感じられた。空を見上げると、雲の合間から青空がわずかに見えているものの、日射しが無くて暑さが落ち着いた感じがする。木々の茂みの中からセミの鳴き声がうるさいほどに聞こえていた。
午後になって、再び青空が広がってくると、日が射してきたものの雲が多く、スッキリしない空模様である。東京アメッシュを見ると、所々で雨も降っているようである。

今日は夕食を食べて帰ることにしているので、早く帰りたかったが、気が付くと既に夜7時を廻っていた。仕事を終えて職場を出ると、空は暗くなっていて、上空には白っぽい雲が漂っているのが見える。湿度が高くて、ムシムシとした陽気である。
新宿駅周辺の混雑を避けて、新宿駅から中央線各駅停車線に乗った。中野駅に到着すると、電車を降りて駅北口改札を抜ける。駅北口ふれあいロードを北に向かって歩いて行くと、先日、「台湾ラーメン」を食べたラーメン屋「麺屋こころ 中野店」が閉店して、ラーメン屋「まるみ家」がオープンしていた。今日はこの店に入ることにした。


店内に入ると、すぐ右手に券売機があって、ここで食券を購入する。食券を購入すると店の奥に進んだ。


店内は以前あったラーメン屋「麺屋こころ 中野店」とレイアウトが変わらず、入口から右手に厨房があり、厨房の前にカウンター席が8席直線状に並んでいる。その中の1つに腰を下し、カウンターの上に食券を置いた。注文したのは「全部のせラーメン(並)」である。ライス無料ということなので、ライスを大盛でもらうことにした。
家系ラーメンということで、麺の固さ(固い・ふつう・柔らかい)や味の濃さ(濃い・ふつう・薄い)、油の量(多い・ふつう・少ない)が選べる。初めて入る店ということもあり、全て「ふつう」として料理を注文した。

カウンターの上には重ねられたコップが並べられており、その横に冷水のポットと台ふきんが置かれている。コップを1つ手に取ると、冷水のポットから冷水を注いで、まずは1杯飲み干した。再び冷水でコップを満たすと、卓上に置く。卓上にはブラックペッパーパウダーと酢、一味唐辛子、ミル付き白胡麻、紅しょうが、おろしにんにく、豆板醤といった調味料や薬味が並べられている他、箸と楊枝、ティッシュボックスが置かれている。
しばらくしてラーメンがカウンターの中から出された。続いてライスもカウンターの上に置かれた。


早速、箸を取ってラーメンから食べることにする。「全部のせラーメン(並)」の麺は中太麺で、膜の張った茶色の豚骨醤油スープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが6枚と海苔が7枚、茹で玉子、ほうれん草が載せられていて、レンゲが添えられていた。


さっそくレンゲを取ってスープを少し飲む。スープはとろっとしていて、油の量をふつうにしても、こってりめの味わいである。濃い旨味と甘みがバランス良く、熱々で美味しい。


海苔が7枚も添えられているので、この海苔でライスを食べることにした。ライスはお碗に盛られている。


海苔をスープに浸して、ご飯を海苔で巻いて食べる。スープを吸った海苔はジューシーな味わいで、しかも厚みがあって食べ応えが感じられる。固めに炊かれたご飯は弾力のある歯応えで、口の中でパラパラとほどけると、海苔に染みこんだスープを纏って喉の奥に消えていく。7枚の海苔をひたすらスープに浸してはライスを食べていると、ライスが無くなってしまった。
海苔が無くなったところで、ラーメンを食べる。麻生製麺製の麺は中太の手もみ麺で、コシがあって美味しい。弾力のある歯応えで、旨味の濃いスープに負けないくらいに存在感を発揮している。麺を食べていると、ほうれん草が麺に絡まって口の中に入ってきた。スープをたっぷりと吸ったほうれん草はジューシーで美味しい。

麺を食べながら茹で玉子を食べる。茹で玉子は半熟で、ちょっとした箸休めのような存在である。味が付いていないので、スープに浸しながら茹で玉子を食べた。
短冊状のチャーシューは赤身と脂身が半々で、厚みがあって歯応えが感じられる。脂身は甘く、赤身が味が濃くて美味しい。チャーシューでご飯を巻いて食べたら美味しいだろうなと思うのだが、ご飯は先ほど、海苔で食べてしまった。しかし、ライス無料とあるので、お替わりが出来ないか、店員に聞いてみた。

すると、お替わりできるとのこと。さっそくお替わりのライスも大盛りでもらった。


チャーシューをライスに巻いて食べる。肉巻きライスは予想通り美味しい。肉の旨味とスープの旨味を纏ったライスは最強である。チャーシューをひたすらライスに巻いて食べる。チャーシューが無くなる頃には、ライスは半分くらいに減ってしまった。
再び麺を食べる。麺があらかた無くなったところで、レンゲでスープを掬い、ライスに注ぎ入れた。ライスがスープに浸るくらいになるまで注いだところで、適量の豆板醤とおろしニンニクをライスの上に載せ、かき混ぜるようにしてライスを食べる。サラサラとライスを食べると、身体が熱くなってきた。

最後にスープを飲み干し、完食。美味かった。満腹で大満足である。コップに残った冷水を飲み干すと、丼とお碗をカウンターの上に上げ、帰り支度をして店を出た。
駅北口ふれあいロードを歩いて中野駅前に出ると、改札を通って中野駅の構内に入った。中央線快速電車のホームに昇ると、ホームに滑り込んできた電車に乗り込む。途中、三鷹駅で席に座ることが出来たので、シートに腰を下ろすと心地よい眠気が襲ってきた。

日野駅に着くと電車を降りて、改札を抜けた。日野の辺りは、夕方から夜にかけて雨が降ったようだ。しかも一時はかなり強く降ったらしい。車道は既に乾き始めていたが、所々に雨に濡れた跡が黒いシミのように見える。歩道はしっとりと濡れていて、帰り道の所々に水たまりが出来ていた。
空を見上げると、白い雲が広がっていて、雲の合間から暗い空が見えた。湿度が高くて、空気がシメシメとしている。風が少し涼しく感じられるものの、蒸し暑くて家に着くまでに汗だくになってしまった。

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今日のラーメン(濃厚五輪洞つけ麺@麺屋武蔵 五輪洞)

2023年06月24日 | ラーメン(23区)


今日は晴れときどき曇り。今日は8時に起床した。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には青空が広がっていて、所々に薄い雲が広がっている。日射しが燦々と降り注いでいて、団地の前庭の木々の影が濃く見えていた。次第に雲が広がってくると、日が陰ることもあるものの、日射しが熱いくらいに感じられる。雲から太陽が出ると、再び強い日射しが照りつけてきた。
今日は仕事のため、昼前に職場に行く。外に出ると、弱い北よりの風が吹いているものの、蒸し暑いくらいの陽気である。駅に着く頃には、額に汗が浮かんだ。

日野駅から中央線特別快速電車に乗って新宿に向かう。日中の都心は雲が多いものの、雲の合間から青空が広がっていて、真夏のような日射しが照りつけていた。昼間の最高気温は30℃を若干下回り、真夏日とはならなかったものの、厳しい暑さの1日となった。湿度が高めで、強い南よりの風が吹いている。蒸し暑くて、汗をたっぷりとかいてしまった。
午後、仕事を終えると、遅いお昼を食べて帰ることにした。東京メトロ丸ノ内線西新宿駅1番出口から中野坂上方面に30mほど青梅街道を進んだところにラーメン屋「麺屋武蔵 五輪洞」がある。今日はこの店でランチを食べることにした。


店内に入るとすぐ目の前にタッチパネル式の券売機があり、ここで食券を購入する。


トップ画面から「日本語」のボタンをタッチすると、「つけ麺・ら~麺」のメニューが表示された。


「冷やしつけ麺」のメニューは夏季限定メニューのようだ。


「サイドメニュー・トッピング」のページには各種トッピングに加えて、「ご飯もの」「熱々ジューシー!!餃子」「ドリンク」が掲載されている。


券売機の脇には「つけ麺 麺量表」が貼られていた。並盛り~3.5倍盛りは同価で、茹で前850gと1kgはプラス料金となる。


注文したのは一番人気の「濃厚五輪洞つけ麺」である。「濃厚五輪洞つけ麺」のボタンをタッチすると、麺の量を選択する画面が表示される。


麺の量は過去の経験から2.5倍盛りとした。茹で前410g、茹で後約710gとなる。麺の量のアイコンをクリックすると、「サイドメニュー・トッピング」のページが表示された。


ここはスルーして「発券」のアイコンをクリックすると、代金の支払い方法を選択する画面が表示される。


ここでクレジットカードを選択し、左手にあるカード挿入口にクレジットカードを差し込むと、暗証番号を入力した。すると、領収書が発券される。これで、料理の注文は終了である。券売機と厨房がダイレクトに通信していて、注文した内容が厨房に伝えられるらしい。店員に案内されるがままに、店の奥に進んだ。
店内は一番奥に厨房が有り、その手前に8人掛けのテーブル席が2卓と5人掛けのテーブル席が1卓、4人掛けのテーブル席が3卓、2人掛けのテーブル席が2卓配されている。入口に近い左手の壁に面してカウンター席が7席設けられていた。

店員の案内で4人掛けのテーブル席に座る。席に座るとお冷やと紙おしぼりが卓上に置かれた。卓上にはスープ割りのポットと冷水のポット、アルコール消毒液が置かれている。
お冷やを飲んで待っていると、店の奥の厨房から料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。トレーの上には大きなザルに麺が盛られ、つけ汁のお碗が置かれている。レンゲと箸もトレーの上に載せられていた。


さっそく箸袋から箸を取り出し、つけ麺を食べることにする。
つけ麺の麺は麺屋武蔵謹製「包丁切り麺」である。太麺で、麺の上には低温調理で仕上げた特製チャーシューが9枚折りたたむように載せられていて、味玉がその脇に載せられている。チャーシューの上にはカイワレが添えられていて、おろし生姜の入った醤油ダレがトッピングされている。


つけ汁は魚介豚骨スープで、メンマと穂先メンマ、刻んだチャーシューが3本入っている他、鴨脂、鰹節、すり胡麻、刻みネギがトッピングされている。


最初にレンゲを取って、スープを掬って飲んでみる。鰹・煮干しの魚介系スープと豚骨・鶏ガラの動物系スープをあわせたが魚介豚骨スープはドロドロとしていて、濃厚な味わいの中に甘味が感じられる。
レンゲを置くと、箸を取ってスープに麺をたっぷりと浸けて口に運んだ。極太ストレート麺は弾力のあるモチモチとした食感で、コシがあって美味しい。麺にはたっぷりとスープが絡まって口の中に入ってくる。

刻みチャーシューはスープをたっぷりと吸って、ジューシーな味わいで美味しい。刻みネギのシャキシャキとした食感やメンマの歯応え、穂先メンマのジューシーな味わいなどが絡み合い、口の中でそれぞれの歯応えが合わさって、喉の奥に消えていく。
麺の上に載せられたチャーシューをスープに浸けて食べる。薄いチャーシューは脂身の少ない肉質系で、あっさりとした肉の旨味がストレートに感じられる。チャーシューにトッピングされた醤油ダレの生姜の清涼感がスープに溶け込んで、甘味と酸味、旨味が三つ巴になってチャーシューに絡んで喉の奥に消えていった。

麺とチャーシューを一緒に口に運ぶ。麺の歯応えにチャーシューが口の中で裂けて、麺に絡まり合い、スープと渾然一体となって喉を通り過ぎていく。美味い。それ以上の言葉が見つからない。
麺を食べていると、スープが残り少なくなった。店員に1回だけスープのお替わりができると聞かされて、スープをお替わりする。お替わりのスープはすぐに運ばれてきた。


熱々のスープに麺をたっぷりと浸けて口に運ぶ。歯応えのある麺に濃厚なつけ汁がたっぷりと絡まって、口の中では麺とスープ、チャーシューの三重奏が奏でられているようだ。これに様々な薬味が絡まって複雑でコク深い味わいが楽しめる。クセになるような味わいである。
麺を食べてしまったところで、残ったスープに卓上のポットからスープ割りを注ぐ。スープ割りは薄い色が付いている。

スープ割りを適量注いだところで、スープと良くかき混ぜて、スープを飲んだ。熱々のスープ割りで温められたスープは飲み応えがあって美味しい。スープを飲み干すと、お腹が苦しいくらいに満腹になった。
最後にコップに残ったお冷やを飲み干して完食。美味かった。満足である。

帰り支度をすると席を立って店を出た。外に出ると太陽が雲に隠れて、少し陰ってきている。
新宿駅まで歩いて行くと、中央線下りホームに上った。ホームに滑り込んできた電車は中央線特別快速電車だったが、空いていたので、電車に乗って席に座る。新宿駅から日野駅までは30分ほどで到着する。日野駅で電車を降りると、改札を抜けて駅の外に出た。

空を見上げると、上空の雲が厚くなっていて、日射しが弱々しく感じられる。しかし、湿度が高くて蒸し暑い。強い南よりの風が温風のように感じられた。額から汗が滴り落ちて、ワイシャツが汗で湿っぽく感じられる。ビジネスリュックサックの中からタオルを取り出すと、額の汗を拭いながら帰宅した。

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