J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2023年~)

今日のカレー(とろとろ炙り焙煎角煮と野菜@GARAKU 中野店)

2023年08月17日 | 食べ歩き(カレー)


今日は晴れ。今朝は上空に青空が広がっていて、所々に雲が浮かんでいるものの、東の空に昇ってきた朝日が眩しい。今朝の気温は24℃で、4日ぶりに熱帯夜から解放された。湿度が高く、弱い西よりの風が吹いている。出勤のために外に出ると、空気がシメシメとしているものの、少し風が涼しく感じられた。電線にはドバトやスズメが止まっているのが見える。少し秋の気配が感じられる朝となった。
日野駅から電車に乗って新宿に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。都心はムシムシとしていて、息苦しく感じられる。地下道を歩いて職場に到着すると、窓から外を見渡した。上空には青空が広がっているものの、雲の多い空模様である。しかし、大きな雲は次第に南の空に流れて行って、青空の領域が広がってきた。西の地平線付近には青みがかった灰白色の雲がかかっていて、山々の稜線の青いシルエットが雲の合間から垣間見えている。雲の中から富士山の頂が付き出したように見えていた。

日中は晴れて、上空には雲が多いものの、青空が広がった。強い南よりの風が吹いていて、日射しが照り付けている。昼間の最高気温は35℃を少し下回るくらいで、5日連続の真夏日となった。お昼休みに外に出てみると、外は湿度が高く、蒸し暑くて熱風のような風が吹いている。強い日射しが照り付けていて広場が眩しく、厳しい暑さとなった。しかし、太陽が雲に隠れると幾分暑さが凌げるように感じられる。広場の植え込みの木々の中からセミの音が聞こえていた。

夜、仕事を終えて帰宅の途につく。今日は夕食を食べて帰ることにしていて、新宿駅から中央線各駅停車線に乗った。中野駅に到着すると、電車を降りて駅北口改札を抜ける。中野サンモールを北に進み、中野ブロードウェイ手前で右に折れて白線通りを東に進んだ。通りの突き当りを左に折れて、ふれあいロードを北に歩いていくと、先日「ゴロゴロ具だくさんチキンカリー」を食べたカレー屋「ヤミヤミカリー 中野店」があるが、その隣の建物の1階にスープカレー屋「GARAKU 中野店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入る。店内は入口から見て奥に厨房があって、その手前に4人掛けのテーブル席が3卓と2人掛けのテーブル席が3卓配されている。厨房の右手にもカウンター席が6席直線上に配されていて、店員に案内されてカウンター席に腰を下ろした。
席に座ると、お冷やが出された。カウンターの上には箸とスプーン、フォークの入った籠とメニュー、ティッシュボックス、紙おしぼり、 オリジナル辛味スパイスが置かれている。さっそくメニューを開いた。


メニューを開くと、見開きに「カレー」「スープ」「トッピング」と3つのカテゴリーに分かれたメニューが掲載されている。


最後のページはドリンクとなっている。


その他、ラミネートされた1枚の紙に期間限定メニューとして「厚揚げと夏野菜の麻辣スープカレー」が記載されていた。


カウンターの壁に注文の仕方が掲示されている。


あらためて、メニューを見ながら料理を注文することにした。店員を呼んで料理を注文する。
まずスープカレーは人気No3の「とろとろ炙り焙煎角煮と野菜」を選んだ。スープはオリジナルスープとして、スープ大盛りとする。トッピングは無しで、辛さは「03(中辛)」とした。ちなみに中辛は市販の中辛くらいとのこと。最後にライスの大きさはL(350g)とした。

料理を注文すると、お冷を飲みながら料理ができるのを待つ。しばらくして、カレーとライスが運ばれてきた。


さっそく卓上の紙おしぼりと箸、スプーン、フォークを1つずつ取りだした。紙おしぼりで手を拭くと、さっそくスープカレーを食べることにする。
木のトレーの上に載せられた大きな皿にはたっぷりとスープカレーが入っていて、炙り焙煎角煮が2個とうずらの卵、キャベツ、赤パプリカ、きくらげ、じゃがいも、ブロッコリー、レンコン、ニンジン、カボチャが入っている。


まずは紙おしぼりで手を拭くと、スプーンでスープカレーのスープを掬って飲む。豚骨、鶏の三箇所の部位をたっぷりの香味野菜をベースに、30種類の食材を使用してとったブイヨンと5種類の天然素材からつくる節を使用して作る和風ダシを効かせたというカレーはコク旨な味わいと秘伝スパイスの調和が美味しい。
スパイスはカレーにあまり使用しない植物系ハーブスパイスなど、21種類のスパイスを独自にブレンドしているとのこと。旨味たっぷりのまろやかな味わいで、スパイスの辛みがじんわりと美味しい。

続いて、ライスを食べる。北海道産ななつぼしに五穀米(黒米、きび、押麦、丸麦、とうもろこし)をブレンドしたサフランライスにはレモン片が添えられている。


レモンを絞ったライスをスプーンで掬って、カレースープにくぐらせて口に運んだ。粘り気のあるライスは弾力のある歯ごたえが感じられて美味しい。スープカレーと混ざりあって、口の中でパラパラとほどけて口の奥に進んでいく。清涼感のあるカレーのコクのある旨味とじんわりとした辛味が絡まって喉の奥に消えていった。
フォークで豚角煮を食べることにした。やわらかく煮込んだ自家製の豚角煮は備長炭の炭火で炙って香ばしく仕上げているとのこと。大きな肉の塊のような角煮の脂はとろとろとしていて、赤身は柔らかく、歯応えがあって美味しい。肉の旨味にカレーの旨味が加わり、ボリュームがあって食べ応えがある。

スープの中には大きくカットした野菜がゴロゴロと入っている。ジャガイモは皮つきでホクホクとしている。レンコンはしっとりとした食感で、素材の甘味がおいしい。甘いキャベツとニンジンは柔らかく、ブロッコリーやキクラゲはスープを吸ってジューシーな味わいである。カボチャはホクホクとしていて、赤パプリカのシャキシャキとした歯応えがアクセントになっている。うずらの卵は良い箸休めになった。
食べている内に、額に汗が浮かぶ。ビジネスリュックサックの中からタオルを取り出すと、汗をぬぐいながらカレーを食べた。みるみるうちにライスが無くなっていく。ライスが無くなったところで、お冷を飲んだ。

スープカレーのスープを大盛りにしたこともあって、まだスープには余裕がある。しかもお腹にも余裕があるので、「おかわりライス」を注文することにした。「おかわりライス」はS(100g)、M(200g)、L(350g)のどのサイズでも良いとのこと。だがさすがにLサイズを注文してライス700g分を食べるのは自信がなかったので、Mサイズで注文することにした。


ライスが運ばれてくると、再びライスをスプーンで掬い、ライスをスープカレーにくぐらせて食べる。だんだん面倒になってきて、残ったライスをカレー皿に全て投入した。スプーンで軽くかき混ぜて、カレーリゾット風になったライスをひたすら口に運ぶ。全身から汗が噴き出し、ワイシャツを湿らせた。タオルで汗をぬぐいながら食べていると、カレー皿が空になった。コップに残った冷水を飲み干して、体をクールダウンする。
満腹である。充実感が全身を満たしていて、満足した。帰り支度をすると、伝票をもって席を立った。カウンターの端に設けられたレジで代金を清算する。代金はクレジットカードで支払った。冷房の効いた店を出ると、外はムシムシとしていて風が温風のように感じられる。

ふれあいロードを南に向かって中野駅方面に出る。客引きがしつこくて、歩きづらいが仕方ない。中野駅に着くと、改札に入って中央線下りホームに昇った。しばらくして通勤快速電車がホームに滑り込んできたので、この電車に乗って帰宅の途につく。
日野駅に到着して、改札を抜けると駅の外に出た。昼間に比べると気温が下がってきて、風に幾分かの涼気が感じられるものの、湿度が高いことも手伝って、空気がムシムシと感じられる。強く吹く西よりの風がぬるくて、歩いていると全身の毛穴から汗が噴き出すようである。

上空には暗い空に白い雲が所々に浮かんでいるのが見えた。暗い空には星が瞬いている。団地の植え込みの中からスズムシが鳴いているのが聞こえていた。

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今日のカレー(名物デカ盛カツカレー@ケンチャンカレー 中野店)

2023年06月09日 | 食べ歩き(カレー)


今日は雨のち曇り。昨日、気象庁は関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表した。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、本降りの雨が降っている。今朝の気温は17℃で、弱い北よりの風が吹いている。出勤のために外に出ると、濡れた空気がヒンヤリとしていて、シメシメとした風が涼しく感じられた。路面には大きな水たまりがあちらこちらにできていて、雨粒が落ちるたびに水面が揺れている。日野駅から電車に乗ると、車内が湿っぽく感じられた。
電車で新宿駅に到着すると改札を抜けて職場に向かった。職場に着いて窓から外を見渡すと、市街地の上空にはどんよりとした雲が広がっていて、目の前の風景がくすんで見える。遠くの風景が霞んで見えた。

雨は昼前に止んだ。日中は曇りで、上空には厚い雲が広がっていて、スッキリしない空模様である。昼間の最高気温は22℃で、5日続いた夏日から解放された。湿度が高く、西よりの風が吹いている。外に出ると、シメシメとした陽気で、水分をたっぷりと含んだ空気が重く感じられた。日射しが無いことに加えて、湿った風がヒンヤリとして涼しいくらいの陽気である。午後になって南よりの風が吹いてくると、少し空が明るくなってきた。
夜、仕事を終えて、職場を後にする。今日は夕食を食べて帰ることにしていて、新宿駅から中央線各駅停車線に乗って、中野駅に到着すると、電車を降りて駅北口改札を抜けた。

駅北口改札を抜けて、駅北口ふれあいロードを北に向かって歩いて行く。先日、「台湾ラーメン」を食べたラーメン屋「麺屋こころ 中野店」のある建物の1階にカレー屋「ケンチャンカレー 中野店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入ると、右手に券売機があり、ここで食券を購入する。注文することにしたのは「名物デカ盛カツカレー」である。このカレーはトッピングが3つまで無料となる他、ライスのサイズアップも無料となる。食券を買うと、店の奥に進んだ。


店内は入口から見て左手に厨房があり、厨房を囲むようにカウンター席が7席L字形に配されている。店員に食券を渡すと、店員から赤ペンを渡されて、お好みをチェックするように言われた。
「名物デカ盛カツカレー」のメニューは壁やカウンターの上に貼られている。


食券への記入方式はカウンターに貼られていて、メニューを見ながら食券に丸を付けた。選んだトッピングは「から揚げ」「生卵」「ポテトサラダ」である。ライスのサイズは特盛(500g)とした。


再び食券を店員に渡して料理を注文する。カウンターテーブルの上には重ねられたコップが並べられていて、その横に冷水のポットが置かれている。コップを1つ手に取ると、ポットから冷水を注いで、お冷を飲みながら料理ができるのを待った。
卓上にはコップとポットの他にスパイスと唐辛子、とんかつソース、マヨネーズといった調味料や先割れスプーンの入った木の器、箸、楊枝、紙ナプキン、赤ペンが置かれている。

しばらくしてカレーがカウンターの中から出された。


さっそく紙ナプキンを1枚テーブルに敷いてスプーンと箸を並べると、カレーを食べることにした。
大きな円形の器に盛られたカレーは、器の半分くらいにライスを盛り、その上に6切れにカットしたチキンカツを載せて、その周囲に千切りキャベツと福神漬け、トッピングのから揚げ、ポテトサラダを載せている。


カレーはドロリとしていて、トッピングの生卵が浮かべられている。


チキンカツは最大の長さが18cmで、最大幅8cmほどある。厚みは2cmくらいあって、ソースがかけられている。


まずは箸をとって千切りキャベツを食べる。千切りキャベツにはマヨネーズをかけて食べることにした。千切りキャベツはざく切り感があって、キャベツの程よい歯応えが感じられる。
脇に添えられたポテトサラダを千切りキャベツに絡めて口に運んだ。ポテトサラダはカットしたジャガイモがごろっと入っていて、ダイスカットのニンジンが彩りのアクセントになっている。ジャガイモの食感と味わいを感じながら、キャベツの千切りとポテトサラダを片づけた。

続いてチキンカツを食べる。カレールーに絡めて食べると、カレールーが足りなくなりそうだ。そこで、卓上のとんかつソースをかけて、ライスと一緒に食べる。チキンカツは衣がカリッとしていて、衣の中の鶏肉はジューシーで美味しい。チキンカツにかぶりつきながらライスを口に運んだ。
トッピングのから揚げは大き目で、サクサクとした食感の衣の中にあっさりとした味わいの鶏肉が詰まっている。ほのかに塩味のついたから揚げにかぶりつきながらライスをかきこんだ。

チキンカツとから揚げが片付いたところで、スプーンを取って、カレーを食べることにした。
ライスをスプーンで崩し、カレールーに絡めて口に運ぶ。カレーは自分的には中辛といった感じの辛さだろうか。カレーが喉を過ぎると、じんわりとしたスパイスの辛さが口の中に広がった。

明らかにカレールーが少ないように見えるので、スプーンでカレールーとライスをよくかき混ぜた。生卵と福神漬けも一緒にかき混ぜる。
よくかき混ぜたところで、スプーンでライスを掬って口に運んだ。カレーの旨味の中に福神漬けの食感がアクセントになっている。卵がカレーをまろやかにしているのか、スパイシーさが緩和されて、ひたすらカレーを食べた。途中で味変が欲しくなって、卓上のスパイスを振りかける。卓上に置かれていたスパイスはカレー系のスパイスだろうか。

なんとかライスを片づけて完食。美味かったが、やはりカレールーの量がもう少し欲しかった。トッピングで生卵をやめて迫力のカレールーを選べばよかった。
コップに残った冷水を飲み干すと、箸と紙ナプキンは券売機横のゴミ箱に捨て、器とコップ、スプーンをカウンターの上に載せると、帰り支度をして店を出る。

金曜日の夜の中野はどこも混んでいて、歩きづらい。なんとか中野駅に到着すると、改札に入って中央線下りホームに昇った。ホームに滑り込んできた電車に乗って、吊革につかまる。
電車が日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。駅の外に出てみると、暗い空に霞のような雲が広がっている。湿度が高くて空気がシメシメとしていたが、北よりの風が涼しく感じられた。

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今日のカレー(ゴロゴロ具だくさんチキンカリー@ヤミヤミカリー 中野店)

2023年04月10日 | 食べ歩き(カレー)


今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ空が広がっていて、朝日が射しこんでいた。今朝の気温は4℃で湿度が低く、弱い西よりの風が吹いている。南の方角には煌々と光る月が浮かんでいたが、太陽が地上に昇ってくると、次第に光を失い、白く石化していくように見えた。出勤のために外に出ると、乾いた空気が凛として冷たく、吐く息が白く見える。弱い風がヒンヤリとしていて、薄手のコートを羽織って出勤した。
週明けの通勤電車は混んでいた。途中駅からはどこかに遊びに行くのであろう学生の一団が乗り込んできて、車内が賑やかに感じられる。都心は北よりの風が吹いていて、風が冷たく感じられた。新宿駅に到着すると、改札を抜けて地下道に入る。コンビニで朝食を買うと職場に向かった。

職場に到着して窓から外を見渡すと、太陽の光の強さが増して、空の色が次第に濃くなってきていた。西の空には白い月が浮かんでいて、その下に白く冠雪した富士山と山々の稜線が霞んで見えた。
日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い澄んだ青空が広がった。昼間の最高気温は22℃で湿度が低く、南よりの風が吹いている。日陰に入ると風がヒンヤリと冷たく感じられるものの、日の当たるところに出ると眩しいばかりに降り注ぐ日射しの温もりが感じられる。空気が乾燥していて、風が爽やかに感じられた。

夜、仕事を終えて職場を出る頃には既に空は暗くなっていた。都庁第一庁舎はウクライナ国旗色にライトアップされている。都庁第一庁舎の展望室の入口に多くの外国人旅行客が吸い込まれては、吐き出されるように都庁から出てきた。その様子を横目に新宿駅に向かった。
今日は夕食を食べて帰ることにしている。既に時間が遅くなっていることもあり、先日と同様、中野で夕食を食べていくことにした。混雑を避けて新宿駅から中央線各駅停車線に乗って中野駅に到着すると、電車を降りて駅北口改札を抜ける。中野サンモールを北に進み、中野ブロードウェイ手前で右に折れて白線通りを東に進んだ。通りの突き当りを左に折れて、ふれあいロードを北に100mほど歩いていくと、右手にカレー屋「ヤミヤミカリー 中野店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入る。間口の狭い店内は奥行きがあって、右手に厨房があり、その左手に厨房に面するようにカウンター席が12席配されている。アジア系の店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、奥のカウンター席に腰を下ろした。目の前のカウンターテーブルの上にはスプーンとフォークの入ったケースと楊枝、2つのコップを並べた金属製のトレー、アルコール消毒液、紙ナプキン、伝票入れ、冷水のポット、メニュー、ダイコンのピクルスが入った小さい陶器が所狭しと置かれている。
アルコール消毒液で手指を消毒すると、コップを1つ手に取り、冷水のポットから冷水を注いだ。お冷を飲みながらメニューを眺める。


最初の見開きの左側には基本となるカリーの12種類のメニューが記載されている。右側には辛さ、各種トッピング、ライス、サラダ、ドリンクが記載されている。


ページをめくると写真付きで各種カレーメニューとサラダ、ドリンク類が記載されていた。


裏表紙は各店舗の紹介が掲載されている。


料理は番号で注文するようだ。目の前の店員に注文したのは「9」の「ゴロゴロ具だくさんチキンカリー」である。辛さは「スタンダード」「辛口」「倍辛」「大辛」「激辛」とある。卓上の説明文によると「スタンダード」は微辛、「辛口」は一般的な辛さ、「倍辛」は辛党さん向け、「大辛」は爆撃、「激辛」は悶絶となっている。辛いカレーは好きだが、あまり辛いのもつらいので、ここは「辛口」で注文した。
更にライスを大盛にしてもらい、「YamiYamiフレッシュグリーンサラダ」を別途注文する。ドレッシングが自家製トマトドレッシングと自家製ジンジャードレッシングのどちらかを選べるとのことなので、自家製ジンジャードレッシングで注文した。

料理ができるまでの間、店内を見渡す。中の厨房には各カリーのレシピが記載されていて、それぞれのカリーの具の量が書かれているのが見えた。
しばらくして、サラダとカリーがカウンターの中から出された。


さっそく紙ナプキンを1枚取り、フォークとスプーンを1つずつ取り出す。あらためてお冷で喉を潤すと、まずはサラダから食べることにした。
「YamiYamiフレッシュグリーンサラダ」はガラスの器の中にちぎったレタスを入れて彩にムラサキキャベツを刻んだものをトッピングし、コーンを載せて自家製ジンジャードレッシングをかけたサラダである。


フォークでサラダを食べる。ふんわりとした食感のレタスは柔らかく、シャキシャキとした食感で美味しい。自家製ジンジャードレッシングの酸味のある味わいが生野菜を美味しく食べさせてくれる。コーンの甘さにキャベツの歯応えがアクセントになっていて、なかなかボリュームのあるサラダである。サラダを食べ終えると、続いて、カリーを食べることにした。
カリールーは舟形の器に盛られている。


ライスは国産米を使用しているとのこと。大きな円形の平皿に盛られていた。


カリールーには一口大の鶏肉が3個ほどとナス、タケノコ、ジャガイモが入っていて、トッピングされたパクチーが彩りを添えている。


まずはフォークでカリールーの中に入っているジャガイモを突き刺して口に運んだ。ホクホクとしたジャガイモはジャガイモの甘みにカレーのココナツミルクの香りと優しい辛さが感じられる。
ジャガイモを食べてしまうと、カリールーを具ごとスプーンで掬って、ライスに載せると、ライスと一緒に口に運んだ。大きめにカットされた野菜がゴロゴロとしていて、それぞれの食感と味わいが口の中で存在感を主張しているかのようである。ナスはジューシーで、タケノコの歯応えがアクセントを与えている。カリーはスパイシーな中に甘みが感じられて美味しい。カリーとライス、具が喉の奥に消えていくと、後味の中にカリーの辛さがじんわりと口の中に広がってくる。舌の上がピリピリと感じられて、慌てて二口目を頬張った。

鶏肉は柔らかく、脂身のない肉質系の塊である。ふんわりとした歯応えにカリーの旨味が絡まって食べ応えがあっておいしい。パクチーの独特の風味がカリーをアジアンテイストに染め上げている。やや固めに炊かれたライスは口の中でパラパラとほどけていき、カリールーと混ざりあう。弾力のある歯応えが美味しい。
カリーを食べていると、じんわりと体が熱くなってきた。思わずお冷を飲み、ビジネスリュックサックの中からタオルを取り出して額を拭った。「カリーのルー大盛」を注文しなくても、十分楽しめる。カリーの具が大方無くなったところで、平皿に残ったライスをカリーの器に全て投入し、ライスとカリーをスプーンでかき混ぜて口に運んだ。

食べていると、再び、じんわりと体が熱くなってきた。器の中のライスが無くなったところで、卓上の陶製の壺の中からダイコンのピクルスを数片ライスの皿の上に載せて食べることにした。


ほどよい酸味のダイコンのピクルスは、歯応えがあって美味しい。口の中がさっぱりとするようである。最後にコップに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。満足である。
帰り支度をして席を立つと、店の入り口わきのレジで代金を払う。ちなみに代金の支払いはペイペイまたは現金のみとなっている。現金で清算を済ませると店を出た。

ふれあいロードを南に向かって行って中野駅北口駅前広場に出ると、改札に入って中央線下りホームに昇る。ホームに滑り込んできた電車に乗ると、ビジネスリュックサックを網棚の上に載せて、吊り革に掴まった。
電車が日野駅に着くと、電車を降りて改札を抜けた。駅の外に出て空を見上げると、暗い空に薄い雲が所々に広がっている。雲の合間から星が瞬いているのが見えた。

昼間の暖かさの余韻のような空気が街を包み込んでいて、南よりの風が心地よく感じられる。少し空気が湿っぽく感じられた。

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今日のカレー(7種の野菜ジャンボチキンかつカレー@マイカリー食堂 豊田店)

2023年01月28日 | 食べ歩き(カレー)


今日は晴れときどき曇り。今朝は朝6時に起床した。今朝の気温は-5℃で湿度が低く、西よりの風が吹いている。窓を開けて外を見ると上空には薄藍色の空が広がっていて、日の出前の東の空が赤く染まっていた。
窓を開けると、冷凍庫を開けたような冷気が室内に流れ込んできて、眠気が吹き飛ぶように感じられる。朝の冷気がまるで凍ったようなガラスのように冷たく、しかし、塵ひとつ無い空気が清々しく思われた。

日中は南から雲が流れてきているものの、晴れて青空が広がった。昼間の最高気温は7℃で、北よりの風が吹いている。日射しがたっぷりと降り注いでいて、窓際にいると陽光が暑いくらいに感じられるものの、ベランダの外に出てみると、空気がカラカラに乾いていて肌を刺すように冷たく感じられる。風が吹き付けて、身を切るように寒い1日となった。
20日に自宅近くの医療機関で新型コロナウイルス感染症陽性と診断されて、今日から療養解除となった。ただし、症状が無い場合は7日間が経過するまで自主的な感染予防行動の徹底が求められる。

ちなみに自主的な感染予防行動の例としては検温などの健康状態の確認、マスクの着用、高齢者等ハイリスク者との接触、ハイリスク施設への不要不急の訪問、感染リスクの高い場所の利用や会食を避ける、となっている。
これらのことに気をつけて、今日のお昼は久しぶりに外で食べることにした。午後になって外出する。コロナに感染して8日間、自宅で過ごしていたこともあり、久しぶりに家の外を出て歩くと、少し足が弱っているようにも思える。東の空には白い半月が昇ってきていた。

ランチタイムを避けて外に出たこともあり、営業している店も少ない。ぶらぶらと歩いて約30分ほども経ったところで、豊田駅北口にあるイオンモール多摩平の森に到着してしまった。さすがにこの中の店に入るのは、自主的な感染予防行動の事例から考えると、遠慮せざるを得ない。
イオンモール多摩平の森から豊田駅北口のロータリーまで歩いてく途中、カフェ「ドトールコーヒーショップ 豊田店」の3軒隣にあるカレー屋「マイカリー食堂 豊田店」の看板が目に入った。店内を覗いてみると、客はほとんどいない。そこで、今日はこの店に入ることにした。


店に入ると、すぐ右手にタッチパネル式の券売機がある。その手前に検温器兼アルコール消毒噴霧器がある。まずは検温をして手指を消毒すると、食券を購入する。券売機の上にはメニューが掲げられているので、これを眺めながらメニューを選ぶ。


最初に券売機に表示された画面から「店内」を選んだ。


すると、カテゴリーを選ぶ画面が表示される。この画面では左上の「あいもりカレー」のボタンを押してみた。


すると、「期間限定カレー」が表示された。


「マイカレーソース」の画面を表示してみる。


その次は「スパイシーカレー」である。


更に「ビーフカレーソース」の画面を表示してみる。


「最後はバターチキンソース」の画面となっている。


初めて入る店であるので、今日はベーシックに「マイカレーソース」から左上に表示された「ジャンボチキンかつカレー」を注文することにした。すると、サイズを選ぶ画面が出てくるので、お腹も空いていることだし、「大盛」で注文する。


次の画面はオプション画面になっていて、辛さを選べる表示となった。ここは「1辛(中辛)」を選んで次の画面に移る。


「セット」は「カリポテサラダ」「ハムサラダ」「コーンスープ」「ラッシー」で構成されている。このページはスルーした。


「もう一品」のページに移る。サラダはスルーしたが、メニューには券売機の上に掲げられたメニューには「7種の野菜」をトッピングしたメニューが多数掲載されている。これに興味を覚えて、「7種の野菜」をトッピングすることにした。


最後に「注文する」のボタンを押し、「dポイント」カードを券売機の右側の読み取り機で読み込ませた。


続いて代金を支払う。


代金は「現金」「交通系IC」「クレジットカード」「QRコード」「電子マネー」各種で支払いが出来る。


「au PAY」で代金を支払うと、食券が2枚出てきた。これを持って、店内に進む。店内は正面から見て右手中程に厨房があり、その手前右手に2人掛けのテーブル席が4卓配されている他、左手壁際に7席のカウンター席が直線上に並べられている。店の奥はトイレが設けられていた。
厨房の左手には配膳口があり、その脇に福神漬が置かれている他、ドリンクサーバーが設けられている。カウンター席の奥には給水器が設けられていて、その脇に重ねられたコップが並べられている。コップを1つ手に取るとコップに冷水を注いで、空いているカウンター席に座った。

卓上には中濃ソースと辛みスパイス、紙ナプキン、アルコール消毒液が置かれている。席で待っていると、食券の番号が呼ばれるので、配膳口で食券と引き替えに料理の乗ったトレーを受け取った。店員に福神漬けを勧められて、脇の窪みが2つある小皿の片側に福神漬けを適量載せて、席に戻る。
トレーの上にはカレーの盛られた皿の他、福神漬けの載った器とスプーンが載せられている。さっそく紙ナプキンを1枚取り、お冷やで喉を潤すと、カレーを食べることにした。


「7種の野菜ジャンボチキンかつカレー大盛」は円形の皿の半分程度にライスが盛られ、もう半分に野菜がたっぷりと入ったカレールーがたっぷりと湛えられている。


カレールーにはニンジンとジャガイモ、揚げナス、タマネギ、ほうれん草、トマト煮込み、カボチャといった7種類のカット野菜が入っている。


ライスの上に載せられたジャンボチキンかつは長さ18cm、幅16cmほどもあって、横半分にカットした上で縦6切れにカットされている。


断面を見てみると、厚さは2センチほどもあって、白い鶏肉を衣が覆っている。


まずはジャンボチキンかつをそのまま1切れ口に入れた。カリッと揚げられたチキンかつの衣はサクサクとした食感で、香ばしくて美味しい。鶏肉はジューシーで淡白な鶏の旨味が美味しい。カレーソースにくぐらせて食べようとも思ったのだが、ライスの量を考慮すると、チキンかつはカレーで食べるのではなく、卓上のソースで食べるのが正解だと思いついた。そこで、卓上の中濃ソースをチキンかつにたっぷりとかけて口に運ぶ。
ドロリとした中濃ソースは濃厚な味わいの中に酸味があって、チキンかつの味わいと相性が良くて美味しい。ひたすらチキンかつを食べながらライスをかきこんだ。チキンかつが残り3切れほどになったところで、ライスをカレールーに絡ませながら口に運ぶ。14種類の香辛料を使用したカレーにはココナッツミルクを使用したフルーティーな味わいで、スパイスが効いている。中辛ながらもなかなか食べ応えのあるカレーである。

カレーの中に入っているジャガイモはきめが細かく、舌触りが滑らかでおいしい。揚げナスはジューシーでカレーソースとも相性が良い。ニンジンの甘みにタマネギの旨味が絡まって食べ応えのあるカレーである。ほうれん草の緑色とトマトの煮込み赤色が鮮やかで、ジューシーな味わいが楽しめた。かぼちゃのボリューム感とホッコリとした食感がアクセントになっている。
カレーを食べながら福神漬けをスプーンで掬って口に運んだ。大根、きゅうり、ナス、生姜に加え、紫蘇の実を配合したオリジナルの福神漬けは酸味とジューシーな歯応えが美味しい。シャキシャキとした食感で、さっぱりとした味わいである。


福神漬けを食べながら、残りのカレーをチキンかつと一緒に口に運んだ。カレーを食べ終えて、コップの中に残ったお冷を飲み干して完食。旨かった。満腹、満足である。
食器の乗ったトレーを配膳口脇の返却口に返却すると店を出た。午後になって、にわかに雲が広がってきた。太陽が雲に隠れて陽が翳り、空気が一段と冷たく感じられる。豊田駅からは電車に乗って帰宅の途についた。

夜になって雲が切れてくると、暗い空が広がってきた。

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