沖縄・台湾友の会

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「台湾の声」【誤字のため再送信】台湾新内閣・陳建仁行政院長は民進党の劣勢を挽回できるか?

2023-01-31 20:30:33 | 日記
【誤字のため再送信】台湾新内閣・陳建仁行政院長は民進党の劣勢を挽回できるか?

 「台湾の声」編集長 林 建良(りん けんりょう)

以下のTaiwan Voiceサイトから完全な解説と映像を購読できます。
http://taiwannokoe.com/ml/lists/lt.php?tid=KYj4WCHbLCC/PAUJtc1dqf2inTBspxTTl74FApk8d7itoPZ0nJXpa674vTtHYffk


1月27日に蔡英文総統は内閣改造を発表。
新しい行政院長(首相)は陳建仁前副総統。
副行政院長に鄭文燦前桃園市長。

今回の人事、蔡英文総統は「温暖堅靭」
暖かくて強靭な内閣を作りたいと発表。

陳建仁は学者で、政治的手腕が未知数。
公衆衛生の権威。
いつもニコニコしている暖かいイメージ。
陳建仁は4年間副総統を務めたのだが、副総統は実権のない政治色の薄い役職。
副行政院長(副首相)の鄭文燦は地方政治の経験があるが、中央での経験はあまりない。
鄭文燦も民進党の中では比較的敵が少ない政治家。

この人事から見えるメッセージとは、
陳建仁も鄭文燦も民進党内では敵が少ない。
鄭文燦は蔡英文と頼清徳両陣営とも良好な関係。
今回の人事は党内の関係を修復するというメッセージがある。

今回の内閣改造人事のポイント:
1.主要な閣僚ポストに就く女性が多い。最低6名以上
2.前内閣からの留任者が多い。
3.新しく就任する人は台湾の選挙の洗礼を受けたことがある。

この内閣から分かるのは党内部と外部に対しての和解のメッセージ。

2024年の総統選挙の勝敗を握る最大の鍵、
蔡英文と頼清徳陣営の和解。

総統府秘書長、日本の内閣官房長官に相当するポストに、
林佳龍が就任した。
蔡英文と頼清徳の派閥に属さない第三の派閥の長である林佳龍。
林佳龍は頼清徳と蔡英文の和解に繋がるキーパーソン。

この内閣の最大の仕事は「和解」
これができれば2024年は勝てる。

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台湾の声


FBI、ニューヨークの中国秘密警察拠点を手入れ        受付は鍼灸師の診察所。捜索は無駄足?

2023-01-31 20:25:03 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)1月30日(月曜日)弐
       通巻第7612号  
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 FBI、ニューヨークの中国秘密警察拠点を手入れ
       受付は鍼灸師の診察所。捜索は無駄足?
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 1月11日頃、FBIがニューヨークの中国秘密警察拠点とされる場所を捜索した。かねて疑惑が持たれていたビルの一室で、受付は鍼灸師診察所だった。
具体的な手入れの成果も捜索の日時もあきらかにされていない(『ザ・タイムズ・オブ・インディア』紙、1月26日)

 この中国の海外における警察「派出所」はNY市に拓けるチャイナタウンの「CHANGLE ASSOSIATION」(米国長楽公会)ビルの一室だった。同公会は在米華人らの「親睦団体」とされ、夥しい在日華人の寄付によって運営される非営利団体だ。
2021年のNY市長選ではエリック・アダムス(現市長)に4000ドルの献金をしている。

 スペインに拠点をおく人権団体「セイフガード・デフェンダー」に因れば、中国の『秘密警察派出所』は世界54ヶ国、110ヶ所に拠点がおかれていて(これまでは53ケ国、102ヶ所と発表されていた)、主に在留華人の監視、観察をしている。

 とくに反中国や反習近平を叫ぶ人権活動家、民主活動家を監視している。報告書によれば、2021年4月から22年7月までに全世界で2300人の中国人が説得に応じて帰国したとされる。まさに「越境弾圧」だ。

 エジプトなどから「帰国」したウイグル人留学生等は、そのまま収容所直行となった経過は多くのメディアや人権団体の調査で判明している。日本にも弐カ所の秘密派出所が確認されているが、日本の当局はなんらの措置も講じていない。

こんどは「台湾差別禁止法」を米議会に上程    重要な貿易相手国である台湾をIMFのメンバーに

2023-01-31 20:24:05 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)1月30日(月曜日)
       通巻第7611号  <前日発行>
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  こんどは「台湾差別禁止法」を米議会に上程
   重要な貿易相手国である台湾をIMFのメンバーに
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台湾のIFM加盟をうながす法案が米議会に提出された。
「台湾は、米国にとって十番目の貿易相手国だ、北京が発言権を抑圧してきたがIMF に参加するに値する」と法案提出のヨン・キム議員(共和党、カリフォルニア州選出、女性)。

米下院金融サービス委員会および外交委員会のメンバーであるヨン・キム下院議員とアル・グリーン(共和党、テキサス州)米下院議員が唱えた「台湾差別禁止法」は、IMF理事会の米国代表が、台湾の国際金融機関への加盟をうながし、台湾の経済および金融政策、IMF での台湾人の雇用機会、および台湾に対する IMF の技術支援とトレーニングの規定に関連する組織の定期的な監視活動へ台湾の参加を求めるのが骨子。

「あまりにも長い間、台湾の自由は抑圧され、中国共産党によって沈黙させられてきた。われわれの『台湾差別禁止法』は、この過ちを匡すものであり、台湾の声が国際的な金融決定に反映されるようにするものだ」とアル・グリーン議員は提案理由を説明した

またヨン・キム議員は「自由を愛する同盟国のために議会で常に声高に発言します」とした。キムはベテラン下院議員だったロイス議員の秘書を務め昨秋に初当選した。彼女は韓国系で、選出されたカリフォルニア第三十九区はアジア系移民が多い。

台湾の IMF 加盟を促進する法案は、2020 年 5 月にアンソニー・ゴンザレス議員が提出した。2022年11 月にも、ゴンザレスとグリーンは再び同じ目的の法案を提出した。過去二回、下院通過は見送られた。ゴンザレスは元フットボール選手でオハイオ州選出の共和党だが、トランプ弾劾に賛成票を投じるなど奇抜な行動で知られた。22年中間選挙では出馬できなかった。