『 HF~430MHzまで全運用オールインワン、モバイルベースステーション 』が謳い文句だった YAESU FT-897 が、わがシャックにやってきました。2002年に発売され、2016年に生産終了、817や857と共に、YAESUの移動用名機として人気の高いリグだったと記憶しています。
シャックにセットしたのは、FT-897D 100Wタイプです。ローカル局から『 液晶画面が見えなくなった』ということで、なんとタダで譲ってもらいました。 たしかに、液晶は劣化して見えにくいですね。電源を入れてチェックしたところ、ほかには大きな異常は見つかりませんでした。とりあえず、29MHz FMバンド ワッチ用として活用することにします。
ちなみに、857/897シリーズの『液晶画面が見えなくなる』というのは、10年も使えば ” お約束の症状 ” だそうです。最近 FT-857をYAESUに出して液晶画面を交換したという、OYD局に修理代金を聞いたところ、なんと3万円台だそう。 とても良いリグなのですが、「修理に出す」という当局の選択肢は、残念ながら消えました。
総通の「 電波利用ページ 」を利用して、自局の無線設備・変更申請(増設)も行いました。久しぶりのシステムへのログインで、使い方を忘れそうだった当アタマのメンテナンスも出来て良かったです!(hi)