2023年6月10日(土)21:00~6月11日(日)15:00 まで開催された 第21回大分コンテスト(JARL大分県支部 主催)に、大分県東国東郡姫島村( JCG: 44010/A)から参加しました。
「 姫島 」は国東市国見の伊美港から村営フェリーで20分の国東半島沖に浮かぶ離島で、「瀬戸内海国立公園 」の区域内にあります。東国東郡(ひがしくにさくぐん)は平成の大合併により、現在存続している自治体は ここ姫島村のみで「 一郡一村 」で、しかも「 離島 」なので、アマチュア無線的にQSO難度が高い自治体です。
当局の姫島村移動運用は2022年3月以来で、今回を含めて4回目の訪島となりますが、移動している当局ですら、未CFMのバンドがたくさんあります。( hi )
当局が移動運用をする場所は、姫島運動公園や海水浴場に隣接した遊歩道のある岸壁。この先は行き止まりになっているので、朝夕に島民の方が数名散歩される程度で、日中でも ほぼ人気(ひとけ)は無くて、他の車が入って来ることも まずありません。
今回の大分コンテストは、土曜日夕方から設営して車中泊でフル参加する予定で姫島に乗り込みました。そして、今にも雨が降りそうな曇天と強風の中、なんとか19時までに設営を完了。そのタイミングを待ってくれていたかのように、設営直後から暴風雨に見舞われたので、再度車外に出て、144MHz用GPと50MHz用 3エレを急いで3、4m高くらいまで下ろしました。この暴風雨は日曜日朝まで続きました。
土曜日夜21時、大分コンテストがスタート。当局は3.5MHz CWでオンエア開始です。設営は雨との競争だったので、フルサイズ・ダイポールながら立ち木(松の枝)にエレメントを引っ掛けただけの簡易設置なので、飛びは期待できません。それでも西日本を中心に、聞こえる局とは ほぼQSOが出来ました。
ここ姫島から瀬戸内海の対岸・山口周辺とは、144MHz FMで直接つながります。23時ころ、山口市内のローカル局から『 7MHzは まだ国内が開けてるよ 』との情報をいただき、暴風雨の中 真っ暗な車外に出て、ギボシ式ダイポールの切替作業を実施。日付の変わるころから7MHzにQSYしました。たしかに、この時間(午前0時)にしてはFBな国内コンデションです。
しばらく7MHz CWでQSOしていると、3エリアの局から『 3.5MHz CWへQSY 』のリクエストがありました。SSBなら『 外は暴風雨なので勘弁してください 』と言えるのですが、CWではうまく伝えられないし、【 3,5MHzで東国東郡 姫島村(一郡一村)が欲しいんだろうなぁ~ 】と忖度(そんたく)して、『 QRX 3R5011 』を打ったあと、リクエストに答えるため意を決して、再度暴風雨&暗闇の車外へ・・・・
雨に打たれながらも、手探りでなんとかギボシの切替え作業を終え、約5分後に指定した周波数で待っていた3エリア局とのQSOに成功! 濡れたけど、リクエストに答えられてよかったです。
日曜日 午前0時30分、3.5MHzも静かになったし、深夜のギボシ式ダイポールの切替作業で濡れたし、疲れたし・・・ 今夜は一旦QRTして、明朝5時ころから再開することにしました。
(つづく)
DE JA4VNE/6 大分県東国東郡姫島村( JCG: 44010/A)
FBですね~。
後編(中編?)楽しみにしてます。
いつもお相手ありがとうございます。
KBFさんの すばらしい行動力と熱意が、
当局の現地乗り込みての勇気と元気を
与えてもらっています!(ホント)