ジャカルタ写真の風景なら、とりあえずモナス写真だ

インドネシアのジャカルタを中心に国内風景を美しく撮る事に力点をおいております。

Masa Depan (将来)

2009年08月13日 | Weblog
電車は日本からの中古の車両が多く、電光掲示板に「試運転」など行き先を日本語で光らせたまま運行を行っている。行き先は人に聞かないと分からない。得られた情報も正しいかどうかの確信がもてない。

クラスはエコノミー、ビジネス、エグゼクティブなどがあり、
エグゼクティブが最も値段が高く、指定席、エアコンとなかなか快適。
最前列のテレビからは電車のマスコットキャラが 電車に乗りましょう っていう宣伝をしている。
 どうもTVから「汚いクレタアピ~♪」(汚い電車)
というフレーズを繰り返す曲がかかっているようだ。
よくもまあ、そんな歌詞にしたもんだとTVに目をやると
「kita naik kereta api」(みんなで電車に乗ろう)だった。

ビジネスは指定席であるが…エアコンが無い。
窓は薄汚れ、スリガラスのようで窓越しに写真を撮るつもりも無い。
シートは砂埃で汚れ、業務用のツールボックスらしきものが車両の揺れに沿ってバタンバタンと開閉し、それが子供に当たらないようにバンドエイドで固定する親。車内販売の脂ぎった食事の臭い、タバコの煙と、熱気が体を包む。
 やはり、汚いクレタアピなのか…

 前列に座っている幼い子供。
 こんな環境下で育って大丈夫なのだろうか…