下手なモードで「カク・カク」フレーズ!
安定感&中太音・素直なメロディーは何処へ?
目指す演奏がこんな?ならばしょうが無いが!
④『セール・アウェイ』(89)
《Sail Away/Tom Harrell(tp)》
トム・ハレル(tp,flh)、ジョー・ロヴァーノ(ts)、デイヴ・リーヴマン(ss)、
④『セール・アウェイ』(89)
《Sail Away/Tom Harrell(tp)》
トム・ハレル(tp,flh)、ジョー・ロヴァーノ(ts)、デイヴ・リーヴマン(ss)、
レイ・ドラモンド(b)、ジェイムス・ウイリアムス(p)、
ジョン・アバークロンビー(g)、アダム・ナッスボーム(ds)。
《YouTubeリンク》
②『Form』(90) 「(続)№2 燻銀ペットは何処行った《トム・ハレル(tp)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ」
③『ストーリーズ』(88) 「№3 「ガッツン・パガッ」でドッチラケ《トム・ハレル(tp)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ」
③『ストーリーズ』(88) 「№3 「ガッツン・パガッ」でドッチラケ《トム・ハレル(tp)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ」
いきなりドラムソロの爆音で始まる。聴かせ所はこの曲とB#2,#3くらい。
ミディアム&スローテンポの曲だがメロディアスなアドリヴは一切無い。
下手なモードの類で「カク・カク」したフレーズがダラダラ続く。
上昇気流にのったフレーズは、ハイトーンでフン詰まりブチ切れる。
①『Moon Alley』(85)のフレーズの安定感、中太音の素直なメロディー。
紹介した4枚のレコードで、中太音の粋なH.バップを聴かすのは①だけ。
88年の③『ストーリーズ』以降の④(89年)、②(90年)はモード奏法へ移行。
88年の③『ストーリーズ』以降の④(89年)、②(90年)はモード奏法へ移行。
①の演奏に惚れて②~④を聴いてみるが、期待外れでガッカリ。
たどたどしい下手クソ・モードで粋がるトム・ハレルに興味は薄れていく。
たどたどしい下手クソ・モードで粋がるトム・ハレルに興味は薄れていく。
ハレルが目指す演奏は③『ストーリーズ』(88年)以降にあるようだが。