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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 ごつごつ!腕っぷし勝負《ジョン・ライト(p)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ジョン・ライト」のレコード紹介です。♪~♪
 
「ごつつ」しまくり、「どろどろ」轟く!
ぶんん臭ブルース、これが「Soul」か!
男の根性・力自慢の連中、っぷし勝負だ!
 
一句
 “ごんごんと 叩くピアノの っぷし”

①『サウス・サイド・ソウル』(60)
《South Side Soul/John Wright》
ジョン・ライト(p)、ウェンデル・ロバーツ(b)、
ウォルター・マッキャン(ds)。
 
《「ごんごん」似たピアノDollar Brand 紹介》

ピアノだって、ベースだって、ドラムだって。
もうとにかく「ごつ・つ」しまくり。

針を下すや「えっ~」回転数、間違えた?
と思うほど、テンポが遅い、遅い。
「ガン・ゴン」削りの荒くたいピアノが轟く。

「ドン・ドン」ベースがを置きながら鳴ってる?
と、思うほどテンポが遅い。
「バシャ・バシャ~」ドラムなんかも同じこと。
シンバルレガートが、とにかく々と鳴り響く。

そんなスローテンポで、黙々とブルースが。
「どろろ」の音で轟いてくる。

こんな臭い、「ぶんん」臭ブルース。
滅多に聴くことはない。
タイトルどおりの・これが「soul」なのか。

一発一発のピアノ、四踏みのでかさで轟く。
まぁ~、「ぶっきら」棒のトリオだ。
格好とか・見栄え何かお呼び出ない。
男の根性・力自慢の連中がっぷし勝負をしてくる。
 
 一句
 “ごんごんと 叩くピアノの っぷし”

テンポの速い曲も、これまたいい。
力自慢の三人衆が、スピードアップで挑む。
ラクタのMaxスピードの勝負のように。
「がんがん・ごんごん」飛ばしまくる。

三人共に私にとっては、初物のメンバ。
そんな方々に限って、思わぬ量で聴かせてくれる。
 
♪~♪  「ごつ・ごつ」しまくり、「どろろ」のトリオを楽しんで下さい。


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