№0 戦車をも揺する重量級スイング感《バリー・ハリス(p)》

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　　　ジャズピアノ「バリー・ハリス」のレコード紹介です。♪～♪ 

 

１音１音が「サトウの切餅」のように立上る！

重量級スイング感・戦車をも揺り動かす音！

内気・控え目・真面目、そんなピアノは｢渋い｣！

〇Barry Harris 

 

バリー・ハリスの大ファンの人って、多分居るでしょう。
その人、ジャズの玄人と言われるのでは。

 

ハリスは内気で・控え目・真面目な人？

そんなハリスのピアノは「渋い」。
こんなピアノが好きな方は、多分｢玄人｣の人。

自分は、そんなに聴き込む程のファンではない。

薬中ヨレヨレ前のバッド・パウエル(ｐ)が好きだ。

その代用品でハリスを聴いてたかもしれない。

 

節々にパウエルのフレーズを感じる。
パウエルのように悪魔が取付いた・切羽詰った感は無い。
畳み掛けてくるメロディーもハリスには無い。

 

ハリスが好きなとこは、歯切れ良さ・明確なピアノタッチ。

左手のコードを多用し、シングルトーンを浮き彫りにする。

｢パ～ン・ト～ン｣１音１音がクッキリ浮かび上る。

この音に重量感があり、リズムを押し出してくる。

 

重たいスイング感・重戦車をも揺り動かす音。
「サトウの切り餅」がスピーカから飛んで来そうな。

焼いた餅のように「ま～るい」音ではない。
切り立った１音１音が立上がり、スピーカから飛び出す。

そんなピアノを弾く人。

 

♪～♪ 　重戦車をも揺り動かす音、重たいスイング感をお楽しみ下さい

Chances Go Around / Barry Harris Trio [Barry Harris Plays Barry Harris(1978) 1/7]

Chances Go Around (Barry Harris) Originally A-1 of "Barry Harris Plays Barry Harris [Xanadu 154 US(1978)]" Barry Harris(p), George Duvivier(b), Leroy Williams(ds). Produced and directed by Don Schlitten. Recorded January 17, 1978. Recording: Paul Goodman. Cover photo: Don Schlitten ripped from "Barry Harris Plays Barry Harris [Japanese CD in 1993 - CRCJ-5506]" Other 2 versions are also known. [French CD in 1990 - FDC 5173] [Japanese CD in 1990 - BRJ-4548] All CDs are out of print.

Chances Go Around / Barry Harris Trio [Barry Harris Plays Barry Harris(1978) 1/7]