だらずだらじゃず・本音ジャズ

仏№3 理屈不要の体感ジャズ《フランソワ・ジャノー(ts)》

顔が、もはやジャズマン・ラでは無い。
想像をする作・編曲・楽器の適用。  
偏屈・理屈は要らぬ、感できるジャズがココに。
③『エフェマラ』(77)
《Ephemere/Francois Jeanneau》
フランソワ・ジャノー(as,ts)、パトリース・カタリーニ(b)、
アンドレ・セカーリ(ds)、Synthe、g,tb,tp,violin・・etc.。

この男のレコードを買うには勇気と度胸が要る。
飛び飛びで試聴し、K.K.D.(経験・勘・度胸)頼みで買った。

針を下すやシンセサイザの轟音で始まる。
ジャノーのサックスが轟音シンセをバックに空中を浮遊する。
空間遊は彼の得意のパターン。
次も似た曲想で始まるが、アドリブに入るとカルテット・
4ビートに豹変。

ジャノーが起用するドラマーはいつも凄い・巧い。
ドラムとテナーの絡み合いは、究極のンタープレイで倍増効果をもたらす。
曲が変わると、5管をバックにバイオリンが炸裂。
炸裂・バイオリン音が圧倒的なネルギーで攻めてくる。

作曲・アレンジ・思わぬ楽器の適用が意表を突く。
総合音楽の頂点を極めたジャズが心臓&髄目掛けて襲い掛かる。
何の理屈も要らない体感できるジャズがここにある。


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