美的メロディーに溢れるソプラノサックス!
のた打ち回る超剛腕リズム陣!
フランスの嵐が音場を吹き荒す!!
②『タキシー・ウエイ』(88)
《Taxi Way/Francois Jeanneau》
フランソワー・ジャノー(as,ts)、ミッシェル・ベニータ(b)、
《Taxi Way/Francois Jeanneau》
フランソワー・ジャノー(as,ts)、ミッシェル・ベニータ(b)、
アンディー・エムラー(p)、アーロン・スコット(ds)。
80年代に入ると、EUであっても流石にドラムが巧い。
レコード①のようにドラムがヘボだとこんな演奏にはならない。
メロディーにインパクトを与え続けるのはドラム。
変則4ビートが唄うようにソプラノサックスに絡んでくる。
ソプラノはコルトレーンのように甲高く、ハードな音は出さない。
柔かく、優しい音色でメロディーを漂わせる。
EU,US他の国のジャズマンとは全く異なる「詩的」なメロディー。
柔かく、優しい音色でメロディーを漂わせる。
EU,US他の国のジャズマンとは全く異なる「詩的」なメロディー。
メッセージを訴えてくるアドリブが大きな流れで進んでいく。
詩的、メロディアスというと、ECMサウンド風を思わせる。
だが、強靭なリズム陣がインパクトを与え「美しさ&強さ」を堪能させる。
レコード①、②共に1曲目では感激させてくれるが、2曲目以降が駄目。
元々フリー系の男、大嫌いなフリージャズに入り込む。
この2枚のレコードはフリー系ジャノーの中でもH.バップ&モードより。
メロディアスなフレーズがお好きな方への推奨盤です。