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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№5 ブギウギ・ラッパの馬鹿陽気《ソニー・スティット(as)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
ジャズサックス「ソニー・スティット」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
丸ごと全曲・ルースで匂いたちこめ!
アメリカ・酒場の片隅、馬鹿陽気バンド!
ブギウギんちゃか、R.エルドリッジのラッパ!
一句
“ エルドリッジ ブギウギ・ラッパの 鹿陽気 ”
⑤『オンリー・ザ・ブルース』(57.10)
《Only The Blues/Sonny Stitt》
ソニー・スティット(as)、ロイ・エルドリッジ(tp)、
ハーブ・エリス(g)、オスカー・ピーターソン(p)、
レイ・ブラウン(b)、スタン・リーヴィー(ds)。
《Sonny Stitt Blog紹介》
 
この演奏は臭くて頂けない。

③『New York Jazz』④『~New Yorkers』と同年録音。
だが、③・④とは全く趣向が異なる。
それは、ラッパのルドリッジのせいか。

ラッパのアドリヴがビバップそのもの。
2ビート臭い才スタイルで曲が進む。
 
全4曲丸ごとブルースのオリジナル曲。
ルース臭漂わせ、サマになるのはスティットのアルトだけ。
古臭さに染め上げるのはエルドリッジのせいだ。

B#1「B.W.Blues」、B.W.はブギウギのことであろう。
こんなの久し振りに聴くから楽しませて貰える。
アメリカの酒場の片隅で馬鹿陽気なバンドが鳴らす。
 
そんな酒場で、バーボンを「イッ」と。
エリドリッジの登場で馬鹿陽気の渦が巻き込む。
2人のバトルでその陽気度は頂点を迎える。
甲高く鳴り・吠えるラッパの音にはれてしまうのだが。
 一句
 “ エルドリッジ ブギウギ・ラッパの 鹿陽気 ”
 
♪~♪ 「B.W.Blues」ブギウギの鹿陽気ラッパとスティットをお楽しみ下さい。


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