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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№2 脇役頼みのハイトーン《ベニー・ベイリー(tp)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズトランペット「ベニー・ベイリー」のレコード紹介です。♪~♪
 
①『BIg Brass』の18年後、せ細トーンに。
で情けない、頼りないベイリーだが。
脇役の皆様方のお陰で、品物の1曲が。
 
一句
 “痩せる 脇役頼みの ハイトーン”

②-1『グランド・スラム』(78)
《Grand Slam/Benny Bailey》
ベニー・ベイリー(tp)、チャーリー・ラウズ(ts)、
リチャード・ワイアンズ(p)、サム・ジョーンズ(b)、ビリー・ハート(ds)。


②-2 Denmark Jazzcraft 8(オリジナル)
 
《Benny Bailey Blog紹介》

《フリッツ・パウアー(p)参加のアルバム紹介》

早い時期の53年からEUで活躍するベイリー。
当②は、US部隊とのプレイでNY録音。
レーベルはデンンマークJazzcraft。

①『BIg Brass』から18年後の録音。
この時53歳、随分と身の音質に変わった。
約20年経っても、やはりH.バップど真ん中の演奏。

ラウズのテナー、「ぐいぐい」迫力のリズム陣。
そんな中、いてしまったベイリーのラッパ。
こんなコントラストが、なんとも情けない。
ひ弱な音で、頼りないベイリーではある。

なテーマで楽しませる曲がある。
パウアーの曲「Judgement Of A Certain Kind」。

8ビートが変則に混合するリズム。
この変則ビートを雑に叩きまくるドラム。
った細身のラッパ、ヒステリックな高域音。
奇怪な曲調にのせるアドリブは、惑惑ものです。

この曲はベイリーの痩せハイトーンが魅せる。
というより、聴き所は脇役の皆様方のプレイ。
エスカレートするサウンドは、品物です。
この一曲買いの1枚、ともいえるんだが。
 
 一句
 “痩せる 脇役頼みの ハイトーン”
 
♪~♪ 聴き所は脇役の皆様方、そしてベイリーのせ細いラッパか・・。

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