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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 ベン・ウェブスター「もどき」?《スコット・ハミルトン(ts)》

♪~♪   ご訪問ありがとうございます。
   ジャズサックス「スコット・ハミルトン」のレコード紹介です。♪~♪
 
60歳代? ベン・ウェブスター「もどき」?
懐古的中間派ジャズ、スタルジックに再演!
若干23歳リーダデビュー作、今更何故??
一句
   “ 古的 若きデビューや 今更と ”
①『スコット・ハミルトン』(77)
《Scott Hamilton Is A Good Wind Who Is Blowing Us No Ill》
スコット・ハミルトン(ts)、ナット・ピアース(p)、
モンティ・バドウィッグ(b)、ジェイク・ハナds)、ビル・ベリー(tp)。

60歳代か?70歳代か?随分と季の入ったオヤジのテナー。
それは、優しく・心暖まる・とにかく太い音。
しつこい程のィブラート、音の表面は擦れ、しいメロディー。
と、書けばまさしくベン・ウェブスターのテナー。

この人、若干23歳のスコット・ハミルトン。
若き白人のテナーが何でこんな風に?
と、思うほどベン・ウェブスター「どき」の人。

スローorミディアムのリズムで雅にメロディーを奏でる。
ピアノはラグタイム風の乗り。
ラッパはロイ・エルドリッジを思わせる。
77年の演奏とは思えない中間派ジャズ・ド真ん中でスイング。

ドラムソロだけは70年代らしい格好良さ。
だが何で、全員揃って今更、スイングバンドか?
これは、ハミルトンのリーダビュー作。
 
ノスタルジーの再演か。
過激な70年代だから、あえて古的にデビューか?
レコード会社(コンコード)の意図は読めない。
  一句
     “ 古的 若きデビューや 今更と ”
 
♪~♪  ヴィブラートを効かせ、ゆったりと「雅」に、
           ノスタルジーの再演をお聴き下さい            《曲: That's All》

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