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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 動悸逆撫で!親父超え《ラヴィ・コルトレーン(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ラヴィ・コルトレーン」のレコード紹介です。♪~♪
 
息子ラヴィ、つい親ジョンと比べ!
親父の曲「26-2」、親父を突きす音が!
動悸逆撫で、ど抜くラヴィ・サウンドが!
一句
 “ラヴィが生む 動悸切れ 求心か”

①-1『マッド6』(02)
《Mad 6/Ravi Coltrane》
ラヴィ・コルトレーン(ts,ss)、
ジョージ・コリガンorアンディ・ミルネ(p)、
ジェイムス・ジェナスorダリル・ホール(b)、
スティーヴ・ハス(ds)。

①-2 レーベル Eighty-Eight's VRJL7004
 
ジャズを超え崇拝されるジョン・コルトレーン。
当①のラヴィは親父ジョンの子。
息子を聴けば、親父を思わざるを得ない。

誰しもそう思うだろう。
そう扱われ・比べられるラヴィは哀想に。
と、つい思ってしまう。

楽器を持つ前から親父のことを言われたか?
ジャズ業界に入れば親父の「七り」とか?

こんなことを思いきレコードを聴く。
ところが、親父と比べる意味は全くなかった。
ちょっと聴けば、親父のことは吹き飛ぶ。

何処をどう切り刻んでも親父とは世界。
ただ、1曲だけ親父の曲がある「26-2」。

アフタービートを外すギクシャク・8ビート。
このリズムに動悸が撫でされる。
親父のプレイはエルヴィン(ds)による4ビート。
アプローチが異なるラヴィにドを抜かれた。

ジグザク角張った・こぎり波形のような。
そんなラヴィのフレーズが乱れ飛ぶ。
芯の強い・太いテナーが力づくで攻めまくる。
 一句
 “ラヴィが生む 動悸息れ 求心か”

こんなの聴いたら親父ジョンとは別世界。
ラヴィの空間にグイグイ引き込まれていく。

親父ジョン没後35年。
2002年のラヴィの音にはまり込んでしまった。
 
♪~♪  親父ジョンの4ビートをクシャク8ビートで楽しめます。

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