№0 広島弁？イリノイ｢じゃけぇ～｣《イリノイ・ジャケー(ts)》

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　　ジャズサックス「イリノイ・ジャケー」のレコード紹介です。♪～♪ 

 

広島弁か？イリノイ｢じゃけ～｣名前も・音も汚い！

元祖・老舗ホーンカー、ブロウテナーのジャケー！

馬のいななきE.ドルフィーだって、ホーンカーのパクリ！

〇イリノイ・ジャケー(ts)
 《Illinois Jacquet》

広島に長く住んだ。｢そう・じゃけ～｣と、広島弁で言う。

何処でも言われる｢あなたは、広島の方？｣、つまり｢汚い｣広島弁。

 

イリノイ｢じゃけ～｣名前からして汚い。

まさしくホーンカー、ブローテナーのサックスは｢汚い｣音。

仲間は言う、｢下品｣なジャズ。

目の前のスピーカが吠えるように鳴る。

ブッ太い・テナーで空間を埋め尽くす。
開き直ったら、大ファンになってしまう。

彼らの演奏には何ボかのテクニックがある。
(１)ホンク
直訳は「雁(カリ)の泣き声」、「ギャ・ギャ・ギャ」の音。
こんなテナーマンを「ホンカー」と呼び、ブローテナーの代名詞に。
(２)スクリーム
音階にならない高い音で「ギ～・ギャ～」と吹く音。
(３)超低音
「ボ～・ボ～」と酷い超低音が突如として鳴る。
(４)グロウル
声を出しながらテナーを吹く。
(５)他の曲のテーマを吹く
慣れないと、このおフザケ感についていけない。

こんなテクニックで、お下劣に・泥臭く・吹くジャケー。
だが、ジョージ・アダムス、E.ドルフィー等、

彼らの｢いびつな｣音はホンク変形版の音。

使い方一つでジャズ史の偉人になる。

 

ブローテナーの元祖・老舗ジャケーに一目置いて欲しいもんだ。

 

♪～♪ 　汚い音、だが迫力は十二分。元祖・老舗のジャケーをお楽しみ下さい

Illinois Jacquet Bottoms Up Bottoms Up

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