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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 ど根性集団!オランダで爆裂《(和蘭)ディック・ヴェニック(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ディック・ヴェニック」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
オランダのスピリッチャル・ド性集団!
迫ヴェニック&強鍵グラフ!
粗削りテク、練『Modal Soul』へトランス!
一句
 “ ど根性 ランダジャズの 爆裂音 ”
②『ポイント・オブ・ノー・リターン』(75)
《Point Of No Return/Dick Vennik》
レイン・デ・グラフ(p)、ディック・ヴェニック(ts,ss)、
ヘンク・ハバーホーク(b)、エリック・アイネク(ds)。

「ヒィ~・ピィ~」、音が出なくてしそうに・・・。

ソプラノ・サックスはディック・ヴィニック。
高音過ぎて? 力一杯吹き過ぎて?
もう息え絶えでソプラノが悲鳴を上げる。

我者顔の迫力で駆けづり回るのはエリックのドラム。
「ド・ド・~~」連打がれ飛ぶ、まるでヘビーロック。
この凄まじい曲はA#1「Modal Soul」。

凄味のあるテナーはA#3,B#1の曲。
J.コルトレーンを彷彿とさせ、し上げ・吠える。
B.バーグ、P.ラバーベラと勝負する程のテナー。
大ファンである。
 
オランダジャズ界のこのグループ、
真正面から誠実にぶつかるスピリッチャル・ド性集団。 

ワフル・テナーのヴェニック。
M.タイナーの強鍵に劣らぬグラフのピアノ。
ベースソロで魅せるハバーホークは弦を力づくで弾き飛ばす程。
そして、ビーロックばりのドラムは連打が駆けづり回る。
 一句
  “ ど根性 オランダジャズの 裂音 ”

この②は①『Modal Soul』の2年前に録音。
当②のA#1「Modal Soul」と①の同じ曲を比べると。
別の曲と思うほど演奏が異なる。
2年後の①は、演奏が整理され練の巧さで迫る。
 
♪~♪ 「Modal Soul」、2年後①の演奏と異なりっぽさが目立つ。

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