JDS日本ダウン症協会 大阪支部からのお知らせ

JDS大阪支部の公式サイトもご覧下さい。
https://www.jdsosaka.com/

JDS大阪支部が第10回総会を開催 活動案など承認しました

2016年05月22日 | 年度総会

5月22日(日)午後、JDS日本ダウン症協会大阪支部の第10回総会が大阪・天満橋のドーンセンターで行われました。2016年度の活動案などが承認されました。

日本ダウン症協会大阪支部の第10回総会が、2016年5月22日午後2時から、大阪市中央区の大阪府立男女共同参画・青少年センター「ドーンセンター」で開かれました。

支部会員157家族(前年度総会時より5家族増)のうち、29家族が会場に訪れ、57家族が委任状を提出し開催されました。

まず玉井浩支部長が2015年度の活動を報告。3月の『世界ダウン症の日写真展』について、会場が梅田スカイビルから移ったことや、会期終盤に展示写真が破られるという出来事があったことについて報告がありました。そして、石川会計担当が会計決算を報告。いずれも拍手で承認されました。

《2015(平成27)年度 JDS大阪支部 主な活動報告》

  • 5月24日 第9回大阪支部総会。講演会『娘の成長記録 YUKAのおもちゃ箱を通して伝えたいこと』大阪社会福祉指導センターで開催。
  • 7月12日 NPO法人日本障害者競技支援協会主催の「フットサル&サイクルフェスタ2015」を後援。
  • 11月1日 秋の勉強会『パネルディスカッション:成人期になったダウン症者の暮らし』ドーン・センターで開催。
  • 3月18日~4月6日 大阪市立中央図書館で『世界ダウン症の日写真展』開催。

このあと、2015年度の会計報告を拍手で承認。

2016年度の活動計画を発表。10月30日(日)に、秋の勉強会として映画上映を計画していることや、3月には7回目となる『世界ダウン症の日写真展』を実施する方針が伝えられました。

2016年度の予算報告と、新年度役員を承認し、14時23分に閉会しました。

 《2016年度役員》

  •  支部長  玉井 浩
  •  副支部長 田中正廣、保坂規子
  •  総 務  呉 浩一
  •  書 記  伊藤滋夫
  •  会 計  石川まりこ
  •  広 報  田上和子、今村仁司
  •  企 画  江藤恵美
  •  幹 事  冠木克彦、藤原由親

総会の後は、14時30分から、「ダウン症なんでも相談会」が行われました。


『世界ダウン症の日写真展 in 大阪 2016』閉幕しました ご来場ありがとうございました

2016年04月07日 | 写真展

『世界ダウン症の日写真展』に、今年も多くの方がお越し下さいました。ありがとうございました。

6回目を迎える今年は、会場を大阪市立中央図書館に移し、また同図書館との共催という新たなステージでの開催となりました。

 すっかり恒例となった写真展ですが、引き続き社会の関心も高く複数のメディアにもとりあげていただき、当事者や療育関係の方々はもちろん一般の方々にも広くご来場していただくことができました。普通に暮らし、学び、働くダウン症児者のありのままの姿を見ていただきたい、障がいのひとくくりでなく、ひとりひとりの生き方を感じていただきたい。その思いが、また一歩前に進んだと確信しています。

 会期最終盤に、展示された写真が破損、一部紛失するというできごとがありました。だれがどのような理由でこうした行為をしたのかは、現在調査中です。多くの方々が開催を応援してくださっていただけに、とても残念です。しかし、ダウン症への理解を広め深めていくために、運営にさらに配慮しながら、写真展を続けていかなければと考えています。

 会場の提供および共催をいただいた大阪市立中央図書館に感謝を申し上げますとともに、

ご来場のみなさま、写真を提供いただいた皆様、後援、協賛、協力、ご寄付をいただいたみなさま、すべての皆さまに深く御礼申し上げます。

2016年4月7日

JDS日本ダウン症協会大阪支部 支部長 玉井浩


あすから「世界ダウン症の日写真展」 会場では準備整う/JDS大阪支部

2016年03月17日 | 写真展

いよいよあす3月18日(金)午前9時15分から『世界ダウン症の日 写真展 in 大阪 2016』がスタートします。

きょう17日午後には、会場の大阪市立中央図書館1階エントランスホール・ギャラリーで、パネルの設置や飾り付けが、実行委員の手で行われました。

会期は4月6日(水)まで。多くの皆さんの来場を、スタッフ一同、お待ちしています!

《世界ダウン症の日 写真展 in 大阪 2016 ~SPECIAL SMILE~》
●日時=2016年3月18日(金)~4月6日(水)9:15~20:30(土日祝は9:15~17:00)。※開催中、休館日はありません。
●場所=大阪市立中央図書館1階エントランスホールギャラリー(大阪市西区北堀江4-3-2、06-6539-3300http://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=134

●アクセス=地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」駅下車、7号出口すぐ。
●共催=日本ダウン症協会大阪支部、大阪市立中央図書館。
●後援=大阪府、大阪市、堺市、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、堺市教育委員会、大阪府社会福祉協議会、大阪市社会福祉協議会、堺市社会福祉協議会、近畿手をつなぐ育成会連絡協議会、特例財団法人子供の城協会、認定NPO法人トゥギャザー、NPO法人トイボックス、NPO法人日本障害者競技支援協会、NHK厚生文化事業団近畿支局、産経新聞厚生文化事業団、朝日新聞厚生文化事業団、毎日新聞大阪社会事業団、読売光と愛の事業団、神戸新聞厚生事業団、京都新聞社会福祉事業団。(順不同)
●特別協賛=ぜんち共済株式会社、日本ヘルマンハープ振興会。
●特別協力=NPO法人さをりひろば。
●協力=JDS和歌山支部、JDS奈良支部、JDS奈良北支部、大阪ダウン症親の連絡会、Behappy21神戸、チェリッシュ、あっぷるHeart、あゆみの会、コパンの会、京都ダウン症児を育てる親の会 トライアングル、スマイルキッズ、天使の会、♪にこにこくらぶ♪、のぞみの会、ぺんぎんのおうち、ぽかぽかサークル、旧・県立塚口病院赤ちゃん体操教室OB交流会、トコトコの会京都、sunny、りすの会、京都ニンジャムキッズ。(順不同)
●入場料=入場・観覧無料。
●問い合わせ=日本ダウン症協会大阪支部 電話090-8129-1201、メール jds.osk@gmail.com


ダウン症の日フェスタ 3月21日に大阪の写真展会場で

2016年03月12日 | 写真展

世界ダウン症の日の3月21日、大阪・西長堀の大阪市立中央図書館5階ホールで「ダウン症の日フェスタ」が開催されます。ヘルマンハープの演奏や、 MIMOさんのトーク&ライブ。「さをり織りワークショップ」や「ダウン症質問コーナー」も。問い合わせは、JDS大阪支部 電話090-8129-1201

 

国連の「世界ダウン症の日」の3月21日、大阪で「ダウン症の日フェスタ」が初めて開催されます。『世界ダウン症の日 写真展 in 大阪』の会場になる、大阪・西長堀の大阪市立中央図書館で。

 5階ホールでは、12時30分から。「バリアフリーアンサンブル」によるヘルマンハープの演奏や、ダンス&パーカッションの「カラフルズ」&「カロリズ ム」のパフォーマンス、ダウン症の娘を育てるママさんシンガーMIMOさんのトーク&ライブ。大阪医大教授・玉井浩さんの講演『ダウン症への理解を深める ために』が行われます。

 また、5階ロビーでは13時から16時30分まで、「さをり織りワークショップ」(参加料500円)、「手形アート ハンドペインティング」(参加料500円)、「ダウン症質問コーナー」(無料)も実施。

《ダウン症の日フェスタ》
●日時=2016年3月21日(月・祝)13:00~15:00。
●場所=大阪市立中央図書館5階ホール。
●アクセス=地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」駅下車、7号出口すぐ。
●共催=日本ダウン症協会大阪支部、大阪市立中央図書館。
●5階ステージ企画=いずれも事前予約不要。無料。
13:00~式典、日本ダウン症協会支部長あいさつ
13:10~ヘルマンハープ演奏 出演:日本ヘルマンハープ振興会「バリアフリーアンサンブル」。
13:30~講演会『ダウン症への理解を深めるために』 講師:大阪医大教授 玉井浩さん。
14:10~ダンス&パーカッション 出演:「カラフルズ」&「カロリズム」。
14:30~トーク&ライブ 出演:MIMO(酒井美百樹)さん。
●5階ロビー出展=
▽「さをり織りワークショップ」13:00~16:30。参加費500円。受付で予約してください。
▽「手形アート ハンドペインティング」13:00~16:30 手形足型で思い出アートを作成。参加費500円。受付で予約してください。
▽「質問コーナー」13:00~16:30 ダウン症に関する子育てや、医療・福祉などの質問に、ダウン症協会大阪支部スタッフがお答えします。無料。質問の内容などによってはお時間を頂く場合があります。
●観覧=無料。
●問い合わせ=日本ダウン症協会大阪支部 電話090-8129-1201、メール jds.osk@gmail.com

 


世界ダウン症の日写真展 大阪市立中央図書館で3月18日から

2016年03月12日 | 写真展

『世界ダウン症の日 写真展 in 大阪 2016』が、3月18日(金)から4月6日(水)まで開催されます。今回の会場は大阪市立中央図書館1階ギャラリー。日本全国から寄せられた、ダウン症 児者の日常をとらえた写真約100点を展示します。入場・観覧無料。21日(祝)には、講演や演奏などのイベント「ダウン症の日フェスタ」が行われます。

第6回となる今年は、会場を大阪市立中央図書館(大阪市西区)に移して、会期を4月上旬まで延長して開催します。
 今回のキャッチフレーズは「マイ・フレンド マイ・コミュニティー」。今回は、全国各地・海外から100点の応募がありました。ダウン症のある人たちが、いきいきと暮らし、学び、遊び、働く姿をとらえた写真を展示します。ダウン症の理解を深めるための展示も行います。

 3月21日は、国際ダウン症連合(Down Syndrome International 、DSI)によって制定された「世界ダウン症の日」。2012年から、国連の国際デーになりました。
 当日、3月21日(祝)13時からは、5階ホールで「ダウン症の日フェスタ」が行われ、多彩なイベントが繰り広げられます。

《世界ダウン症の日 写真展 in 大阪 2016 ~SPECIAL SMILE~》
●日時=2016年3月18日(金)~4月6日(水)9:15~20:30(土日祝は9:15~17:00)。※開催中、休館日はありません。
●場所=大阪市立中央図書館1階エントランスホールギャラリー(大阪市西区北堀江4-3-2、06-6539-3300http://www.oml.city.osaka.lg.jp/?page_id=134
 [地図]
●アクセス=地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」駅下車、7号出口すぐ。
●共催=日本ダウン症協会大阪支部、大阪市立中央図書館。
●後援=大阪府、大阪市、堺市、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、堺市教育委員会、大阪府社会福祉協議会、大阪市社会福祉協議会、堺市社会福祉協議 会、近畿手をつなぐ育成会連絡協議会、特例財団法人子供の城協会、認定NPO法人トゥギャザー、NPO法人トイボックス、NPO法人日本障害者競技支援協 会、NHK厚生文化事業団近畿支局、産経新聞厚生文化事業団、朝日新聞厚生文化事業団、毎日新聞大阪社会事業団、読売光と愛の事業団、神戸新聞厚生事業 団、京都新聞社会福祉事業団。(順不同)
●特別協賛=ぜんち共済株式会社、日本ヘルマンハープ振興会。
●特別協力=NPO法人さをりひろば。
●協力=JDS和歌山支部、JDS奈良支部、JDS奈良北支部、大阪ダウン症親の連絡会、Behappy21神戸、チェリッシュ、あっぷるHeart、あ ゆみの会、コパンの会、京都ダウン症児を育てる親の会 トライアングル、スマイルキッズ、天使の会、♪にこにこくらぶ♪、のぞみの会、ぺんぎんのおうち、 ぽかぽかサークル、旧・県立塚口病院赤ちゃん体操教室OB交流会、トコトコの会京都、sunny、りすの会、京都ニンジャムキッズ。(順不同)
●入場料=入場・観覧無料。
●問い合わせ=日本ダウン症協会大阪支部 電話090-8129-1201、メール jds.osk@gmail.com

《ダウン症の日フェスタ》
●日時=2016年3月21日(月・祝)13:00~15:00。
●場所=大阪市立中央図書館5階ホール。
●内容=
 ▽講演会『ダウン症への理解を深めるために』 講師:日本ダウン症協会大阪支部支部長 玉井浩。
 ▽歌&トーク 出演:MIMO(酒井美百樹)。
 ▽ヘルマンハープ演奏 出演:日本ヘルマンハープ振興会「バリアフリーアンサンブル」。
 ▽ダンス&パーカッション 出演:「カラフルズ」&「カロリズム」。
●参加費=無料。

 


写真作品の募集を締め切りました 「世界ダウン症の日写真展 in 大阪」/日本ダウン症協会大阪支部

2016年01月28日 | 写真展

『世界ダウン症の日 写真展 in 大阪 2016』の写真募集が、2015年12月から行われていましたが、締め切り日の1月30日(土)を前に、定数の100点に達したため、募集フォームを閉じて募集を締め切りました。
多くの皆さんからのご応募、ありがとうございました。

今回は、日本ダウン症協会大阪支部と大阪市立中央図書館の共催で、会場を大阪市立中央図書館1階ギャラリーに移して、3月18日(金)から4月6日(水)まで開催されます。

問い合わせは、JDS日本ダウン症協会大阪支部 メール event.jds@gmail.com 、または、電話090−8129−1201まで。


「世界ダウン症の日写真展 in 大阪 2016」の写真を募集中です/日本ダウン症協会 大阪支部

2016年01月11日 | 写真展

『世界ダウン症の日 写真展 in 大阪 2016』が、
2016年3月に開催される事が決定。
ダウン症児者のいきいきした表情をとらえた写真を、
募集しています。
締め切りは1月30日(土)。
今回は、関西はもちろん全国から広く募集。
先着順に100点まで受け付けます。
参加費は1,000円。
写真展の会期は3月18日(金)から4月6日(水)まで、
大阪市立中央図書館1階エントランスホールギャラリーで開催されます。

3月21日は「世界ダウン症の日」。
国際ダウン症連合(Down Syndrome International 、DSI)
によって制定されました。

恒例になった『世界ダウン症の日 写真展 in 大阪』。
今回で6回目の開催となります。
ダウン症児者の日常をとらえた、いきいきした表情の写真、
100点を募集します。
年始の家族とのスナップは、シャッターチャンス!
学校行事や、仕事中の表情なども狙ってみてください。

ダウン症の理解を深めるための展示も行います。

《「世界ダウン症の日写真展 in 大阪 2016」募集要項》

●募集写真=ダウン症児者が学び、働き、暮らす姿をとらえたスナップ写真。
●申し込み方法=フォームhttps://ws.formzu.net/fgen/S13136198/に必要事項を記入し、写真を添付してお申し込みください。
●対象=あらゆる年代のダウン症の方が対象で約100点募集します。
●参加費=1000円。
●募集期間=2016年1月30日(土)まで。ただし定数になり次第締め切らせていただきます。
●共催=日本ダウン症協会大阪支部、大阪市立中央図書館。
●後援=大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、堺市教育委員会 ほか。
●問い合わせ=JDS日本ダウン症協会大阪支部 メールjds.osk@gmail.com、電話090−8129−1201まで。


JDS大阪勉強会『成人期になったダウン症者の暮らし』 70人を超える参加ありがとうございました

2015年11月01日 | 勉強会/講演会

11月1日(日)午後、大阪天満橋のドーンセンターで、JDS日本ダウン症協会大阪支部主催の秋の勉強会『成人期になったダウン症者の暮らし』が開催されました。会場は満席で、70人を超える参加(会員15家族、非会員15家族、当日入会1家族)があり、ダウン症者の成人期の暮らしや就労についての関心の深さが感じられました。参加者からは予定時間を越えて質問が続きました。

 第一部は、成人期のダウン症者3人(大倉晃次(おおくらこうじ)さん(40歳)、出海優(いずみゆう)さん(30歳)、田中沙莉那(たなかさりな)さん(24歳))をパネリストに迎え、生まれた頃のこと、学校でのこと、職場でのこと、今の日々の暮らしの様子やこれからの課題、後輩へのアドバイスなど、当事者と保護者から話を聞きました。

 第二部では、大阪市職業指導センターの阿部秀和さんから、職業能力開発施設であるセンターの紹介や、知的障がい者の就労の職業能力開発の現状などについて説明がありました。

JDS大阪支部の玉井浩支部長が、何が普通かは時代によって違う、10年前と今では普通の定義が違う。我々の力で次の普通を変えて行けたらと思う、と締めくくりました。


勉強会「成人期の暮らし」 11月1日(日)大阪・天満橋のドーンセンターで

2015年10月21日 | 勉強会/講演会

勉強会「成人期になったダウン症者の暮らし」が、11月1日(日)14時から、大阪・天満橋のドーンセンターで開催されます。成人期のダウン症者3 人をパネリストに迎え、生き生きと暮らす姿を当事者が語ります。JDS日本ダウン症協会大阪支部が主催。参加費は支部会員は無料、非会員は資料代1000 円。当日入会も可能です。申し込み・問い合わせは、JDS日本ダウン症協会大阪支部jds.osk@gmail.comまで。【→詳細は本文】
 

<パネリスト紹介>
▽大倉晃次(おおくらこうじ)さん(40才)
 1974年11月、富田林市生まれ。地元の私立保育園、富田林市立幼稚園、同市立寺池台小学校を経て、大阪府立堺養護学校の中学部、高等部卒。自転車部品工場、乳業会社を経て、現在はゴルフ練習場勤務。

▽出海優(いずみゆう)さん(30才)
 1985年10月、堺市生まれ。市立保育所、堺市立浜寺小学校、同浜寺南中学校の支援学級を経て、大阪府立和泉養護学校卒。18歳から、パン工房で働く。25歳のときに、公営住宅を改装して開設した堺市内のグループホームに入所。

▽田中沙莉那(たなかさりな)さん(24才)
 1991年7月生。まいど!!うちは、マレーシアでうまれてん。今、トライアルで病院に勤めてんねん!!ほんで、趣味は、日本舞踊とダンス、剣道で、野球は、もちろん阪神タイガースや!!漫才も上手やで!!どうでっか??おもしろいやろ??みんなもいろいろ楽しみや!!

指定発言者:阿部秀和さん(大阪市職業指導センター)

《勉強会「成人期になったダウン症者の暮らし」》

●日時=2015年11月1日(日)14:00~16:00(受付13:30~)。

●場所=大阪府立男女共同参画・青少年センター「ドーンセンター」大会議室1(大阪市中央区大手前1-3-49、電話06-6910-8500http://www.dawncenter.or.jp/top/index.jsp
[地図]
●アクセス=京阪電車「天満橋」駅下車、東口方面の改札から地下通路を通って1番出口から東へ約350m。▽大阪市営地下鉄谷町線「天満橋」駅下車、1番出口から東へ約350m。▽JR東西線「大阪城北詰」駅下車、2番出口から土佐堀通沿いに西へ約550m。
●参加費=1000円(資料代)、JDS会員は無料。
 ※乳幼児・幼児・お子様連れも可能ですが、ほかのお客様への配慮を各自よろしくお願いします。
●申し込み締め切り=2015年10月23日(金)。※ただし定員になり次第締め切り。

●主催=JDS日本ダウン症協会大阪支部。

●協賛=ぜんち共済株式会社。

●申し込み・問い合わせ=JDS大阪支部 メールjds.osk@gmail.com、電話090-8129-1201まで。

 


【成人期の先輩を訪ねて】水泳に打ち込める毎日です! 大倉晃次さん(40歳)

2015年09月27日 | 取材報告
水泳を始めて30年。2012年の「ダウン症世界水泳選手権大会」では銅メダルに輝きました。仕事も生活も、水泳中心に組み立てています。

(写真:大阪市長居障がい者スポーツセンターで 2014年12月 撮影=リー・サンス)

 仕事は早朝にこなします

ご自宅を訪ねたら、近くまで出てきてくれて「どうぞこちらへ」と丁寧に案内してくれ た大倉さん。

仕事は、月曜から金曜まで、大阪狭山市のゴルフ練習場です。朝6時から12時までの勤務。そうじや軽作業を担当し、毎月7万円から8万円の収入です。

( 写真:勤務先の大阪狭山市のゴルフ練習場で 2014年12月 撮影=住田鉱一)

高校を卒業して、自転車の部品工場に3年間勤務しましたが、会社が倒産。ところが元会社の元部長さんに「同じ仕事がある」と呼んでいただき別の会社に入社。そこで7年ぐらい勤務したものの、そこも中国に仕事を取られて製造中止で退社。1年間作業所に通い、乳業会社に転職。人間関係がしんどかったけど、いろいろ応援もしてもらいました。重い物を運ぶ作業も有り、だんだん腰が悪くなり退職しました。いまの職場は、働き始めて1年になります。午前の仕事を終えたら、日中は腹筋、背筋、腕立て伏せなどの30分のトレーニング。火・木・土曜は長居やファインプラザのプールで練習です。

国内外の水泳大会でメダル

兄(2歳上)と弟(3歳下)の三人兄弟で育った晃次さん。小学校3年の時、弟が幼稚園のときに水泳についていったら、コーチから「いっしょにみますよ」と誘われたのがきっかけ。最初は泣いてばかりだったといいます。父・集次さんは、「とてもできるとは思ってなかった」。

( 写真:たくさんのメダルに囲まれ、父・集次さん、母・幸代さんと堺市南区の自宅で 2014年12月 撮影=住田鉱一)

よくかぜを引いていた体も丈夫になり「兄弟がインフルエンザになっても、この子はひかないんです」と、母・幸代さん。

いいコーチについたことと、一緒に通うダウン症の友人に恵まれたことで、高校卒業ぐらいから水泳も上達。27歳で、全国障害者スポーツ大会高知大会(2002年)に出場。そして34歳で、世界ダウン症水泳連盟(本部・イギリス)が2年に一度開催する「ダウン症世界水泳選手権大会」ポルトガル大会(2008年)に、そして2年後台湾大会(2010年)に出場。2012年11月のイタリアのロアーノ大会では、大倉さんは男子トリソミー21の部の400mメドレーリレーで日本初の銅メダルに。さらに35歳以上の200m背泳ぎと100m背泳ぎで世界記録をマークし、表彰されました。

2014年のメキシコ大会は日本が選手団を派遣せず、大倉さんも出場がかなわず悔しい思いをしました。でも、同年の全国障害者スポーツ大会(長崎)には、堺市代表として壮年の背泳ぎ部門で出場。

「3歳ぐらいまでしか生きられないと聞いて絶望したこともありましたが、これだけの力が、育てればあるんだなと思っております」と父・集次さん(73)。メダルを前に母・幸代さん(71)もにっこりです。

( 写真:第2回ダウン症世界水泳選手権大会ポルトガル大会で、競い合った仲間と。 2008年11月 家族提供)


ピンチを乗り越え 世界選手権で仲間もできた

「これまでに、体力や気力が落ちることはありませんでした」と母・幸代さん。でも、世界選手権バタフライで活躍する大倉さんが、過去に一度だけ選手生命のピンチに。腰の背骨の一番下の部分がずれてしまったのです。台湾大会(2010年)のあと関西医大の整形外科で手術。1年ほどは水泳を離れ、ストックを支えにリハビリに励みました。その後は、バタフライをひかえ、背泳ぎ、クロール中心に切り換え、みごとイタリア大会にカムバック! いまでは腰にチタンのボルトを入れたまま、世界のプールで活躍しています。

(写真:ダウン症世界水泳選手権大会イタリア大会の400mメドレーリレー決勝の銅メダルを胸に。(2012年12月 長居障がい者スポーツセンターで  撮影=住田鉱一)

《プロフィール》1974年(昭和49年)11月富田林生まれ。私立葛城保育園、富田林市立伏山台幼稚園、同市立寺池台小学校を経て、大阪府立堺養護学校中学部、高等部卒。自転車部品工場、乳業会社を経て、現在ゴルフ練習場勤務。

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記事=住田鉱一(JDS大阪支部 『ダウン症ニュースWeb』編集部)