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Blog☆HiloⅡ

大坂なおみ選手が心配です

彼女が仏オープンの試合後に義務付けられている記者会見を拒否する意向を発表したことから世界中に波紋が広まりました。5月27日のことでした。そして31日には自身のツイッターに「長くうつ症状に苦しんできた。今後しばらくコートから離れようと思う」と投稿しました。これに対して各方面か賛否両論の意見が飛び交いました。ボクは新聞報道だけでしかその内容を把握していませんが、わからないことだらけです。彼女は人種差別問題等に対することなど社会問題 にコートの内外から世界中に発信しています。だから彼女自身、自分の発言が世界中に与える影響の大きさを理解しているはずです。それにしては今回の行動は腑に落ちません。27日の発表だけで世界中の人々が彼女の気持ちを理解す ると判断したとしたら、それは思い上がりです。もう少し詳しく話すべきで した。しか し彼女はトッププロとはいえまだ23歳です。うつ症状を抱えて大会に臨むことは大変な重荷だったことでしょう。彼女を支えるべきドクター、メンタルコーチはなぜ助言をしなかったのだろうか。彼女に対して誰も口をはさむことができなかったのだろうか。これからどのように進展するのかわかりませんが、もう少し別の方法があったと思います。
また、彼女の感情の起伏が大きいことは周知の事実です。これもうつ症状と関連するのかも しれませんが、自分で自分を抑えきれずに敗退してしまうグームもしば しば見受 けられました。超一流選手本人にしか理解できない葛藤があることは理解できます。しかし、ラケットを何度もコートに打ち付けるシーンはいただけません。テニス界では昔からこうした行為が容認されています。悪童といわれたマ ッケンローの時代以前からですが、これは改めるべきだと思います。観客に対するパフォーマンス、自分への鼓舞などと言われていますが、それを見て子供達がどのように思うか。そこをまず考えるべ きでしょう。
話が少しずれてしまいましたが、選手は自分が好きなようにプレーをするだけではいけな いと思うのです。選手、大会主催者、スポ ンサー、報道関係者が対等に議論できる環境 を作る必要があります。そ して全者が合意の上でベストな道を探ることが必要だし、それを公の場で発表していただきたい。
最後に大坂なおみさんが一 日も早く復帰できることを祈ります。
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