黄砂の籠城
著者 松岡 圭祐
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恥ずかしながら、義和団の乱という言葉くらい
しか知識はなく、柴五郎中佐、マクドナルド大使。。
池間哲郎先生から、お話を教えていただくまで
何も知らずお恥ずかしい日本人であります。
一気に読み終えましたが、当時の情景が目に浮かぶ様な臨場感でした。
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各国それぞれが自国の利益を主張し牽制しあい、当初はまったくまとまりのつかない集団を仕切ったのが、陸軍中佐で日本公使館付駐在武官の柴五郎であった。
略
この戦いの終息後、初代駐日英国公使・対象のサー・クロード・マックスウェル・マクドナルドは柴五郎および日本の兵士の忠誠心と勇敢さ、礼儀正しさを賞賛している。
この言葉は昨今流行の国内向けプロパガンダとして日本人自身が日本文化や日本人自身が日本文化や日本人気質を賞賛する謳い文句とは大きく違っている。
柴五郎は、決して自分たちの行動をひけらかすことはなかった。むしろ多国の軍人たちを賞賛し、協力に感謝の言葉を捧げた。
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※ご参考 池間哲郎チャンネル
他にも柴五郎さんについての書籍を読んでみたいと存じます。