随喜功徳 (逆のものさしをもってみませんか)

黙々と穏やかにさり気なくおまかせする

20191227 イーハトーブ農学校の賢治先生

2019-12-27 07:05:04 | 読書
イーハトーブ農学校の賢治先生
作 魚戸 おさむ
原案・監修:佐藤 成

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眼の前の、美しい丘や野原も、

みな一秒づつけづられたり

くづれたりしてゐます。

けれども、もしも、まことのちからが、

これらの中にあらはれるときは、

すべてのおとろへるもの、しわむもの、

さだめないもの、はかないもの、

みなかぎりないいのちです。

わたくしでさへ、

ただ三秒ひらめくときも、

半時 空にかかるときも

いつもおんなじよろこびです。

「みくらぶだうと虹」

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本年の仕事も納めとなりそうで、まだなのですが

ピリピリ ギスギスした感じから

ちょっと気持ちを解放したくなって読みました。

穏やかな中にも、志を高く、いつまでも参りたく存じます。




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◎単元毎に輪読いたします。
次回は、382ページ 。養常記




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