うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

国内・海外問わず旅が好きです。以前のブログが、無料容量限界に達したのでその続きです。

トルコ(イスタンブール)⇒ギリシャ(テッサロニキ)国際寝台急行列車

2024年01月23日 | 旅行

 2006年7月下旬、ツアーでトルコ⇒ギリシャをまわりました。トルコは西側半分をほぼ一周とギリシャは有名どころのみの訪問です。(トルコがメインの旅)

 あの「オリエント急行」(パリ⇔イスタンブール)で有名な、イスタンブール側からの乗車です。イスタンブール発の寝台夜行列車で、ギリシャのテッサロニキまで行きます。日によって、ギリシャの列車とトルコの列車が交互に運行されているそうですが、事前情報によるとトルコだと当たり、ギリシャだとハズレとのことです。(トルコの方が新しくて快適だそうだ)

 トルコの列車来い!と念じていたら、ギリシャの列車が来ました。オーマイガー! 添乗員さんに、「車掌がベッドをセットに来るので、一人5トルコリラ(だったかな)チップを渡して下さい」と言われました。入線してきた列車は、座席となっていてベッドにはなっていません。出発直後、車掌がやってきて数秒でベッドにしてくれました。折りたたまれているベット部分を引き出しただけで「これでチップかよ」と思いましたが、仕方ありません。

 国際列車なので国境を越えます。深夜に国境の検問所を通過するので、係官がパスポートを回収に来るので渡して下さい。と言われました。その後は部屋に待機して問題なければ数時間後に返してくれるが、問題ありと判断された場合は荷物を全部開けられることもあるとのこと。だいたい2~3時間くらいはかかるらしい。深夜の1時くらいから3時くらいまでは起きておかなければならないというのは結構きつい。(うとうとしててもいいが)

 検問所に到着したら、説明通りドンドンと扉をたたく音がしたので、言われた通りパスポートを渡して待機しました。数時間後に再度扉をたたく音がして、パスポートを無事返してもらえました。(良かったぜ)検問所周辺には、獰猛そうな警備犬がうろうろしているので逃げるとやばいです。(逃げないけど)

 イスラムの世界から、ギリシャ正教の世界に入ったら空気が一変しました。トルコ側では時間が来るとアザーンが流れてお祈りが始まります。それほど娯楽があるとは思えないような、荘厳な街の雰囲気です。ギリシャに入ると一気に空気が明るくなった感じで、コンビニ(みたいな店)に行っても、食料品などと一緒にエロ本が堂々と売られています。まあ、古代オリンピックは全裸で行っていたし、ギリシャの彫像は裸のものが多いので驚くには値しません。どちらが楽しいかといったら、ギリシャ側かなぁ。

 国際夜行寝台列車は、予定通り3時間遅れで到着しました。というのは、列車のダイヤは検問時間を考慮しておらず、検問通過に要した時間がそのまま運行の遅れに繋がります。予定通り遅れたので、テッサロニキでは予定通りツアーバスが待っていてくれました。(いつものことのようなので、問題ないみたいです)

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿