![]() | 池上彰の新聞活用術 |
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ダイヤモンド社 |
(新聞は)書く力、読む力、分析する力、表現する力、数字を読む力などさまざまなスキルを磨く手助けにもなります
8/31~9/4まで読んだ本は結構多くてなかなか思い出し切らないですが、こちらも電子書籍でダウンロードして読んだものになります。
『読んだら忘れない読書術』を読んだ後、一度、読む目的を考えて読んでみるかと目的をもって読んだのがこの1冊になります。
①読もうと思った理由(目的)
私は、電子版で日本経済新聞をダウンロードしているのですが、最近億劫になってきて読んだり読まなかったりしていました。解約するかどうか悩んだんですが、せっかく読もうと思ったのだから何か読み方みたいなものはないのだろうかと思い至り、ニュース解説の池上彰さんが言う新聞活用術とはどんなものかと思い読んでみることにしました。
②目的に沿ったものか?
私も読む前にサンプルなどで確認すればよかったのですが、本書は『活用術』と書いているのであって『新聞の読み方』ではないという点に注意です。
過去のニュースを新聞紙上ではどうかかれていたのかどうかなど各紙の読み比べがメインで、私の私見ですが、毎朝何社もの新聞を読み比べる時間が現実にあるとは思えないので、あくまで新聞を毎朝じっくりと比較読みできるような方向けの活用術だと思います。
私のような1社の新聞を通勤時間に見出しだけでもせめてと流し読みして、あとは読書というような感じのサラリーマンには向く方法ではなかったなと思います。ただ、せっかく読んだので活用できそうなところは活用したいなと思いますので、以下活用できそうなところを箇条書きしておきます。
③本書より得たもの
・紙面の記事以外にも天声人語、春秋など限られた紙面には文章で伝えるエッセンスの宝庫で読むだけでも文章力が身に付く
・近くの出来事は大きな扱い、遠くの出来事は小さな扱いの原則から、地方紙のほうがより詳しい内容の記事が書かれていることがある(地方紙蘭に興味が湧いた)
新聞が文章で情報を伝達するものである以上、読むことによって簡潔にわかりやすく文章で伝える力は身に付きやすく、ただ自分の興味のある記事を読むだけでも価値があると思えるようになりました。
ただ、各紙の読み比べまでは…そこまではさすがにする時間がないので、その点は私には役に立ちそうにありません。
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