毎日5分の「日経新聞」道場 「データウオッチ」と「連想」で経済が分かる! 角川SSC新書 | |
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冷静に考えると、不動産価格の下落時に株式市場も弱くなるのは当然のこと
さて、1週間ぶりくらい?に読んだ本の短評を。
最近、小説読んでないのでそろそろ小説かなと思いながら、i-booksで検索を入れたのが日経新聞の読み方だったという…
何を言っているかわからねぇと思うが、俺も何を言っているのかわからねぇ…
というわけで、ビジネス書を読んだのでいつもの手順通りに書いていきたいと思います。
①読もうと思った理由(目的)
毎朝読んでいる日経新聞ですが、正直、読んで役に立てているのか微妙だなと思っていました。ほとんど見出しだけをよんで終了、一面記事よりもスポーツ欄を読む方が本気なんていうのもざらです。
そんな読み方では月額で電子版にお金をつぎ込んでいくというのは無駄だなと思い、何か指針をと思い読んでみたのが本書です。
5分で始められるのであればということと、書籍の値段もお手頃ということで失敗してもそんなに痛くないと思いながら手に取ってみました。
②本書は私の目的に沿ったものか?
純粋にどういう風に読むべきかという視点よりは株価など日経新聞にて取り扱われている数字に関する読み方が取り上げられており、一面記事の読み方みたいなものを想像すると全然別物だなと思いました。結論としては、私は純粋にどういう風に読むのかということについて知りたかったので、目的に沿っているかと言われれば目的外の書籍です。
ただし、短期金利や無担保コール翌日物金利など日経新聞にて数字を読む際の基本的な知識を得ることができたので、目的とはやや異にしますが、読み物として面白かったなと思います。それに、よくよく考えれば、用語などの基本を知らずに日経新聞を読んでいたわけですから、読んで良かったなと思いました。
以下、気づいた点となります。
③気づいたこと
・キャリートレード、長期金利と短期金利の違いREIT、PERなどなど、知らないことが多かったということに気が付きました。
・物価が上がると金利が上がるなど、株価や無担保コール翌日物金利との関係などの理屈を理解した。
・一つの数字を追うのではなく、それぞれの数字とデータの関連をみてこそ経済の流れを読める
日経新聞に記載されている数字をどのように見ていくのかという視点に基づいて書かれています。私は読む前にこういう視点を持っていなかったので、こういう読み方もあるのかと参考になりました。
1日5分、手帳に数字を書くだけで経済の流れを見れるといのもやってみようかなと思わされる部分です。
私みたいな、ただなんとなく日経新聞を読んでいたという部類の人間には丁度良い書籍だったと思います。
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