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JSN■沖縄通過の中国艦艇、その後に沖ノ鳥島近海へ

2010年04月22日 09時44分43秒 | 中国軍拡

下記ニュースで注目すべきは、「航海中には、艦載ヘリの誘導で空母機動艦隊を攻
撃する訓練や対艦ミサイルによる攻撃を電波妨害で防ぐ訓練などのほか、世論戦、
心理戦、法律戦の訓練」も行うという」というところです。

これは、台湾有事の際、米空母攻撃訓練。そしてその際の米国・台湾・日本を封じ
込める際の世論戦、心理戦、法律戦も含まれていると思われます。

世界の首脳がワシントンに集まり母国を留守にしている間を狙った子のタイミング
での軍事訓練。日本の鳩山首相は、まったく中国の海軍への抗議も行わない。中国
は、日本がどう出ているかもみている。それが世論戦、心理戦でもあります。

中国は今回の訓練で、もう少し踏み込んでも日本から抗議は来ないと間違いなく判
断しているでしょう。

中国海軍は、沖の鳥島一周後、この瞬間にも西太平洋で軍事訓練が行われているか
もしれません。

(JSN副代表・ささき)


■沖縄通過の中国艦艇、その後に沖ノ鳥島近海へ
2010.4.20
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100420/plc1004200131001-n1.htm

今月10日に沖縄近海を通過した中国海軍の艦艇がその後、日本最南端の沖ノ鳥
島(東京都小笠原村)近海に入り、同島を基点とする日本の排他的経済水域(EE
Z)内で島を1周するように航行していたことが19日、わかった。複数の日米軍
事関係筋が明らかにした。沖ノ鳥島は島ではなく、EEZの基点とならない「岩」
だと主張している中国側による日本への示威行動とみられ、日本政府は中国艦艇の
航行記録を慎重に調べている。

中国艦艇は、東海艦隊(司令部・浙江省寧波)のソブレメンヌイ級ミサイル駆逐
艦2隻、フリゲート艦3隻、キロ級潜水艦2隻、補給艦1隻など計10隻で編成。
10日に沖縄本島の南西約140キロの公海を東シナ海から太平洋に向けて通過し
た後、11日に沖縄南方海域で洋上補給を行うと、13日ごろに沖ノ鳥島周辺海域
に到達した。

防衛省関係者によると、現在も太平洋上で演習を継続しているという。

8日には東シナ海で艦載ヘリが監視中の海上自衛隊の護衛艦の約90メートルま
で接近している。

中国軍の機関紙「解放軍報」によると、中国海軍は今回の行動を「近来まれにみ
る期間と規模の遠洋訓練」と位置づけている。航海中には、艦載ヘリの誘導で空母
機動艦隊を攻撃する訓練や対艦ミサイルによる攻撃を電波妨害で防ぐ訓練などのほ
か、「世論戦、心理戦、法律戦の訓練」も行うという。

 

中国は過去、国連海洋法条約で必要な日本への通告を行わずに沖ノ鳥島周辺のE
EZ内の海洋調査を進めてきた。今回の行動も独自調査による海流データなどを通
じて、同周辺海域で潜水艦を含む軍事行動が可能になったことを誇示するねらいが
あるとみられる。

また、艦艇が同周辺海域に進出したとされる13日には、米ワシントンで日中首
脳会談が行われていた。鳩山政権の反応を探る意図もありそうだ。

日本政府は、中国艦艇の航行について、11日までの情報は日中首脳会談後の
13日午前に公表したが、その後のことは、中国政府への対応を含めて明らかにし
ていない。

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