6月はかなり厳しい状況の中、どうにかプラマイゼロで切り抜けられたのですが、その油断からでしょうか、一番大切な腰をガクッっとやってしまいました。その数日前から左側の腰に肩こり程度の違和感を感じていたのですが、その日退院の利用者さんをご自宅にお送りして、玄関前に3段ほどの階段が有り、スロープが設置出来ないのでケアマネ・ヘルパーさんと3人で車イスごと抱えて入りましょうと事前に打ち合わせしていました。
しかし約束の時間より早く到着した為、応援のスタッフさんは未着なのでご本人とご家族は道路沿いで待つことになりどうしようかと思案に暮れてました。(実はこの程度の階段は通常私と一人いれば楽々上がれるのでした。)普段からご家族さんに「前輪の上のフレーム部分を軽く支えてください。フラフラしないように持っていただくだけで力は入れなくていいです。」とお願いして難なくクリアーしてたので、「もうやろうっ❣ 待ってたらご本人も道路沿いで危ない。一人手伝ってください ❣。」と威勢よく始めました。その利用者さんは体重67㎏ということなので車イスと酸素ボンベ合わせて82~3㎏だからちょっと厳しいけど出来ないほどではないからと、いわばカッコよく始めて1段目を上げ、さて2段目にと力を入れた時…???力が入らない…ビクともしない…(ここでやめておけばよかったのに…)えいっくそっとばかりに渾身の力を込めて引っ張り上げましたが、そこで腰がガクッとなり左側の腰全体が動かないような状態になりました。それからズ~ンと痛みが走り出して動けなくなり地べたに座り込んでしまいました。そのころちょうど応援のスタッフが到着して「待っててくれたらいいのに。二郎丸さんはそこで休んでてください。」と言われ(威勢のいいことを言って余計に手間を取らせてしまったなぁ、申し訳ない…💦)とつくづく反省。しかし、そのあと痛くてどうにもならない状態なのをひたすら我慢して集金と後日の予約の確認を済ませて終了。
すぐ次の利用者さんが近くだったので直行、無茶苦茶痛いのを我慢しつつ対応してると、奥さんが「場合によっては圧迫骨折も考えられるからすぐ整形外科に行きなさいよ。こちらの迎えは治療が終わるまで待っててあげるから。」と親切に言ってくださったので、病院に降ろした後すぐ近くの普段から良く利用者さんをお連れしている顔なじみの整形外科へ。「こんにちは、あの…今日は私なんです。」びっくりした様子で「早く上がって」と大急ぎで先生に診て頂きました。
結果としては骨折はしてないけど骨に少し歪みが有るとの事、これが神経を圧迫してるのが原因らしい。注射・電気を当ててもらい痛み止め、シップを処方してもらいしばらくして歩けるようになってから事務所へ帰着。いつもやってるからとなめてかかったのが一番の原因。数日前から少し痛みが有ったのを放っておいたのも自業自得だった。
1週間が経過して痛みも和らいで、通常の業務にはほぼ差し支えない状態になったが、いまだ腰に負担のかかる時にズキッとくる。「あなたもそれなりのいい年なんだから」と周りに言われて情けない思いをしてしまった。
皆さん、いつも出来てるからと安易にものごとを考えてはいけないですよ。どうぞご自愛くださいね。
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