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京田辺市「個別指導塾 時習館」代表の日記

H31京都府公立高校【中期選抜/問題】

今日の夜は新中3に向けて「高校入試説明会」を実施します。
(まだ1,2名は参加できるので、ご希望の方は今すぐご連絡を)
そこで、昨日行われたH31京都府公立高校中期選抜の問題にも少し
触れようと頭の中を整理していました。せっかくなので気になった
ところをいくつか紹介したいと思います。

《漢字》
漢字の読みについては、H30前期の「真摯(しんし)」に続いて、
H31中期では「畏怖(いふ)」が出題されましたが、いずれも
漢検2級に配当されている漢字です。
漢検は3級が中学卒業程度とされていますが、上位校を目指す方は
2級の勉強までしておくほうがよさそうです。

《資料の整理と活用》
数学の資料に関する問題が3問で計5点出題がありました。数学の
12.5%の配点を占めます。英語や理科、社会などでも資料や統計に
関する出題は増えていますし、大学入試でも注目されています。

《記述解答》
従来から中期選抜では国数英では記述解答はありませんが、理科と
社会では10文字程度の記述解答が定着してきました。

《聞き取り》
英語の聞き取りでは、数年前から120語程度/分→130語程度/分に
速度が上がりました。H31中期の音源がまだ公開されていないので
なんとも言えませんが、遅くなっていることはないと考えられます。
高得点を狙う人は、英検なら準2級程度の速度のイメージで練習が
必要ですね。

全問解いたわけではないので、各問題の難易度はわかりませんが、
難易度は上がってきています。脱ゆとりの学習指導要領で「学習
内容の上限を撤廃する」ということになりましたが、実際に中学の
学習内容を超えるものが出題されています。
次の学習指導要領からすると、新中1が高校受験を迎えるときに
英語の中心にさらに難化することが予想されますね。
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