森林とIT技術、これら2つは180度違う世界を持つ。一方は命ある生き物で、もう一方は機械。決してお互いに関わり合うことのない、交わることもないそんな関係性なのかと思っていた。
だが、この考えを一変する技術が既に開発されている。
「森林クラウドシステム」「レーザー計測」「その他ICT技術」と今や、森林とIT技術が融合しているように感じる。(うそだろ…いえ、本当なんです。)
地方の高齢化問題、林業の担い手不足という中で、国土の3分の2を占める森林を管理していくには、森林資源情報のデジタル化は今まで深刻だったこれらの問題を解決する希望の光となりそうだ。
また、働き手の観点からみればデジタル化が進めば、高齢者や身体障害者の方も意欲的に働ける業界にもなるのではないだろうか。
ただ、これはあくまでも個人的な見解だがデジタル化だけに頼ってはいけないと考える。it技術などでは分からないこともあるのではないだろうか。相手にしているのは命ある森林だ。人間は五感を持ち合わせているため、その時その時の森林の健康状態を正確にそして丁寧に見極めることができる。
デジタル化が進むとはいえ、働き手が少なくても問題ないのかと言われれば、それは話が違うだろう。
人×森林×IT技術が対立せず、それぞれの長所や魅力を林業に活かせる時が来てほしい。
(明日からも、身体は東京に心は森の中に。)
【参考動画】
・森林・林業DX(NTT西日本グループ)
・ICT・AI技術を活用したスマート精密林業が日本の林業を変える。
・森林の見える化を
【参考HP】
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