ほのぼの自然大好き女子

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竹林整備の重要性(第1弾)

2024-01-07 16:30:00 | YouTube動画
 竹から生まれたかぐや姫、日本最古の物語と知られる竹取物語の主人公、かぐや姫は日本の神聖で情緒あふれるな竹林から生まれた美しい姫という印象が強いのではないでしょうか。今、日本の神聖な竹林と思われていた場所は、悲しいことに放置竹林として姿を変えてしまっています。




 このブログ(第1弾)では、地域の方々が放置竹林の問題解決に向け、様々な角度から竹を利用した新商品を考案し、新たな商品へと生まれ変わらせている方々に焦点を当てて書いていきたいと思います。

①「幼竹」をメンマとして生まれ変わらせる 
②竹の炭を加えた甘いスイーツ!

 幼竹を利用してメンマを生産している方がいらっしゃいます。少し前までは、タケノコとして食べることができないまでに大きく育った「幼竹」は廃棄されていました。しかし、幼竹を国産メンマとして生まれ変わらせていることをテレビで知り、メンマを作り始めたとのこと。日本でも国産のタケノコを使ったメンマは少量となっており、国内消費量の99%は中国や台湾となっています。今後どうにか、国産のタケノコを使用したメンマを多く生産できる時代が来るようにと頑張り続けている方達がそこにいました。
 日本では、タケノコ生産者とタケノコを加工する会社が遠距離であることから、生産率が伸び悩む原因となっています。
 タケノコ農家が「幼竹」を全国に出荷し、製造・加工会社がタケノコ農家により出荷したメンマの原料となる「幼竹」を購買・調達できる環境が整うことで、少しづつ国内消費量を高めることができるのではないでしょうか。






 大学生達が地域おこし協力隊と連携し、地域の放置竹林を解消すべく動き出した。竹材を炭へと加工し美味しい竹炭のクリーム入りスイーツを大学の生協と協力して販売しています。
 放置竹林を伐採するのには多大な労力がかかり、何十、百人も必要とされる現状です。ですが、ボランティアで行うにしては負担が大きすぎる、では会社をおこして新しい製品を開発し安定的に上手く回していけるかと考えた時に、そこまで竹材に付加価値が付けられていないため、かなり難しいのではないかと感じてしまいます。メディアで、新聞で、アプリでと竹材の魅力にたくさんの方が注目していただき、竹材製品を購入していただけたらと願っています。
 放置竹林が需要のある製品へどんどん生まれ変わることを期待して。








お酒の原料が、驚きの「木」!?

2024-01-07 05:45:00 | YouTube動画
 仕事で疲れた時に、もうたまらずに冷蔵庫からだすビール。「く〜たまらん!」ビールだけで止まるわけない、「もう、ホントやってられない。何なのよもう!」そう独り言を呟きながらお酒は進む。つい日本酒やらワインやら、冷蔵庫からガサゴソ探して取り出しては飲む。録画してあるお笑い番組を観ながら。
 皆さん突然ですが、「木のお酒」があるということをご存知でしたか?もちろん、原材料は「木」!木のセルロースがアルコール発酵の種となり、お酒はできます。固い細胞壁からセルロースのみを取り出すという「世界初の技術」で木のお酒が誕生しました。私自身、試飲したことはないのですが渋みよりも甘みが強いとのこと。皆さまも機会がありましたら、試飲してみてください。日本の森の香りや味を堪能できる時がくるとは、驚きです。現在は、ミズナラ、シラカバ、クロモジ、スギ、コナラ、ネズミサシ、タカノツメ、サクラ、ヤマザクラの9種類のお酒を試しているとのこと。
 木の単価が安く経営に思考錯誤する林業分野、現在、林業の大きな課題である間伐材や木の価値を付ける事が困難な部分について売れないという問題を抱えています。飲料である「木のお酒」であれば、木の先端から根っこの根まで全てを余すことなく利用することが可能なことから、木全体に付加価値が付き、林業経営の新たな道が切り開かれるかもしれません。



沿線まるごとホテル

2024-01-07 03:07:00 | YouTube動画
 「沿線まるごとホテル」とは既に利用されなくなった駅舎や鉄道施設などを「ホテルのフロント」として蘇らせ、沿線集落の空き家を「ホテルの客室」に改修、さらには「ホテルのキャスト」として地域住民が接客、運営を図るという「沿線」を「まるごと」楽しめる「ホテル」の世界観を創出したホテルです。自然豊かな場所には新鮮な水、空気、どこか懐かしいと思わせてくれる心温まる瞬間が詰まっていることでしょう。




 都会で働く人々は、時間に追われるが如く働いています。1分1秒何に追われているのか不思議な程に。ふと気がつくとそこには、疲れ果てた自分が目の前にいるのです。誰か一人でも構わない、自分が心を開ける人と共に地域の守り神が鎮座する神社を訪問したり、空き家を改築した古民家風のホテル内で地元の食材を使用したお料理を堪能する時間を過ごすことはまさに至福の一時。




 昔、奥多摩地域で栄えた「青梅林業」がありました。青梅林業の特徴の一つに川を利用した木材の運搬が挙げられます。丸太を組んだ道を作り(木馬道)、そこに伐採した木々を筏を利用して川の上流から下流へ流していき多摩川を数日間かけて各地に運搬していきます。運び出された木々は江戸城建築、各地の寺院に使われ木材の需要が飛躍した時代がありました。
 時代は流れ令和の時代となりました。私達はふと多摩川を見たときにどれだけの方が林業が栄えていた時代を懐かしく思い馳せることができるでしょうか。もしかしたら、もう林業が栄えていた時代を知らない、経験したことがない方達が今の林業を支えています。現代のやり方で。今、伐採を迎えた木々を植えた先祖の皆さまはどのような思いで、上から見守られているのでしょうか。




 様々な歴史がある「青梅」という土地で、新しい事業が展開される予定です。旅好き、電車好きの方は特に必見!お見逃しなく。