仕事で疲れた時に、もうたまらずに冷蔵庫からだすビール。「く〜たまらん!」ビールだけで止まるわけない、「もう、ホントやってられない。何なのよもう!」そう独り言を呟きながらお酒は進む。つい日本酒やらワインやら、冷蔵庫からガサゴソ探して取り出しては飲む。録画してあるお笑い番組を観ながら。
皆さん突然ですが、「木のお酒」があるということをご存知でしたか?もちろん、原材料は「木」!木のセルロースがアルコール発酵の種となり、お酒はできます。固い細胞壁からセルロースのみを取り出すという「世界初の技術」で木のお酒が誕生しました。私自身、試飲したことはないのですが渋みよりも甘みが強いとのこと。皆さまも機会がありましたら、試飲してみてください。日本の森の香りや味を堪能できる時がくるとは、驚きです。現在は、ミズナラ、シラカバ、クロモジ、スギ、コナラ、ネズミサシ、タカノツメ、サクラ、ヤマザクラの9種類のお酒を試しているとのこと。
木の単価が安く経営に思考錯誤する林業分野、現在、林業の大きな課題である間伐材や木の価値を付ける事が困難な部分について売れないという問題を抱えています。飲料である「木のお酒」であれば、木の先端から根っこの根まで全てを余すことなく利用することが可能なことから、木全体に付加価値が付き、林業経営の新たな道が切り開かれるかもしれません。
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