しむらのいろ 志村ふくみ・志村洋子の染織
それこそ、うんじゅー年前に、
志村ふくみさんの随筆が教材になったどきどきがありまして。
現代国語なる、科目で。文系の私でありながらおよそ高得点をあげることの出来ない科目でしたな/(>_<)
国語の題材なんて、いったいどれだけの数をこなしたかわかりませんが、
志村ふくみさんの作品だけは妙に心に残りました。
確か、
桜のつぼみで色を出す、というテーマを、この世に生まれてこれなかった命と合わせて書かれたものだったように記憶してます。
桜の花が見せる淡いピンクを、
糸に染めようとしても、花びらからは取れない。
あれこれの挑戦もむなしく、色か出ないのに、
花がまさに咲かんとする膨らんだ蕾を使うと、美しい強い色がデル。
花という命を咲かす為に、
自然の摂理では、そのエネルギーが花開く直前に最も蓄えられているんだと、気づかされた、
そんな解釈だったように思います。
まあ、実際に勉強していた時は
なんだか現実味のない、
本の中だけの世界に感じられ、
はっきり言ってピンと来なかったんですな。
その後、
勉強「させられていた」時期を通り過ぎてから
色々と考えさせられる題材でした。
久しぶりに、見れたのが、なんと嵐のワクワク学校のオープニングで、
嵐さんにも感謝であります。