これまでで見た嵐の映像作品の中で一番になるであろう、ライブ中継だった。
そして、参加したコンサートの中でも、わたしの中では一番だったように思う。あの宮城の空を見上げて涙目になっていた潤くん、あの時に負けない素晴らしいコンサートだった。
打ち消したい寂しさがあったけど、楽しさが打ち勝ったライブだった。
心なしか、潤くんは身体の動きに疲れが感じられた、私には。でも、あの人の声も笑顔も、素敵だったし、。
私たちを幸せにしようとする気持ち、あの人のエンターテイメントの真髄ってそれなんだ、って今頃気づいた。
「今から5人で5万人を幸せにしてやるぜ!」って、そういう意味だったのねってね。わかるのが遅すぎ。
ドームの一体感とはまた違った、同じ時間を共有できている幸福感がいっぱいだった。
櫻井翔と松本潤が嵐の両輪で、あの2人が強く強く、嵐を動かしていく。何度も、ついてきてください、って言っていた。もちろんついて行きますよ。
潤くんには、嵐として何を残せるか、という視点がある。
それは、嵐という単独のグループを背負う事を越えて、ジャニーズという会社、JPOPというカルチャーさえも背負っているようにも見える。
一体、これからどこまで連れて行ってくれるんだろう。
ついでに書くと、
ニノとリーダーの挨拶に、少し興味があった。ニノは、嵐の中の駒としてプロであろうとしてる、いやプロであることに誇りがあるのだろう。松本潤が作るコンサートで、最高のニノであること。それ以上でも以下でもない、彼の挨拶とパフォーマンスを見ていてそんな風に思った。
リーダーは、いつか、このライトと歓声の中に帰ってくるのだろうか。
嵐ファンとしては、また5人で嵐を続けて欲しい。それだけだ。