2024.11.11 24節気の暦に関して、縄文時代中期のカレンダー完成を補足しました。
縄文時代はこれまで土器模様の変遷による編年がされていた。
それでは年表としては理解しにくいので
土器に縄文模様が付けられていた時期は、農耕開始までの各種生業などが開発されていた時期なので文化事項から年表を作ってみる
年代順に整列している
天文文化史的項目
採集など暦開発に関係するもの事項 狩猟・漁撈などの生業事項
土器の発生 無文土器
マメ類のような細かい種を
採集するために土器は造られた
豆粒文土器
マメ類の栽培を始めた
隆起線文土器
弓の開発
矢の開発
石鏃開発
弓の弦を更に細く強くする開発
多縄文、押圧縄文、回転縄文
魚釣り漁の開始
テグス開発 撚糸文土器
鮭の遡上回帰漁開始
遡上時期 秋の季節を知るための
太陽暦の開発
2波状突起口縁の土器
潮干狩りの開始 潮の干満を知る
太陰暦開発 貝塚の形成
6波状突起口縁の土器 半年朔望6回
貝殻条痕文土器、沈線文土器
魚網による漁撈開始
羽状縄文土器
ヒエ 穀類、マメ類の栽培種の形成
太陽暦の完成
4波状突起口縁の土器 半年4区分暦 45日区分
太陰暦の成立
12波状突起口縁の土器 一年12月の暦
農耕開始 諸磯式土器 --- 勝坂式土器の時期
八節の暦 8波状突起口縁の土器
土器は縄文の模様を失う 生業開発は終了
区画文 畑文の土器に変わる
太陽暦と太陰暦の並行使用時代
3波状突起口縁の土器
2024.11.11 ここは補足します。 太陽暦45日区分のこよみから、45/3 15日刻みのこよみが出来、これは24節気の暦となるので、月のこよみとシンクロ出来て、カレンダーが成立したものと考えます。それは図のみ掲載しておきます。
このようなカレンダーが使用されたものと想定する。月は日数を数える重要な項目だったことから、曜日は月齢を正確に示している。
現代のカレンダーは曜日で月齢を示していないこと、1ヶ月を月の朔望30日にあわせていないでたらめであること。
金生遺跡・大配石での太陽暦観測施設
二十四節気の暦
太陽暦と太陰暦のシンクロ 環状列石での時計合わせ 日にち合わせを行う 聚落分散拡散のため
朔旦立春観測、立秋観測 月相観測
作業カレンダー完成
太陰暦地域 7日一週間のカレンダー
太陽暦地域 5日一週間のカレンダー
七十二候のカレンダー
図はお借りしました
引用ーーーーーーーーーーーーーー
「概念」というのは「コンセプト」ですが、最近では哲学以外でもよく使われています。たとえば、商品や製品を開発するとき「コンセプト」が問われ、CMを流すとき「コンセプト」が強調されます。そう考えると、「概念=コンセプト」も、身近であるのが分かるのではないでしょうか。
哲学は、時代が大きく転換するとき求められる
これは、哲学が時代の転換期に活発になることと関係しています。時代が大きく転換するとき、従来のような考え方やものの見方では対処できなくなります。科学史では、「パラダイム」とか「思考の準拠枠」と呼ばれたりしますが、周辺的な手直しやアドホックな改良では、うまくいかないのです。
こうした考え方の根本的な変化が、現代において求められているのではないでしょうか。たとえば、テクノロジーの変化を考えてみるとよく分かります。
15世紀ごろに始まったグーテンベルクの活版印刷術によって、近代的なメディア環境が整えられ、それに応じて社会が形成されてきました。しかし、20世紀の後半から、デジタル情報通信革命が起こって、近代的な社会をすっかり変えてしまうことになりそうです。
こうした時代の大転換によって、今までの思考の枠組みやものの見方を根本的に変える必要が出てきたのです。哲学はこのとき、まさに水をえた魚のように、新たな発想法に向けた活動に取り組み始めています。このような時期こそ、哲学に目を向けてはいかがでしょうか。