ロベリア |
今日の花「ロベリア」。花言葉「いつも愛らしい」
題字 「謙遜」
キキョウ科、一年草。
題字 「謙遜」
キキョウ科、一年草。

本来は多年草の性質をもちますが、
一般的な「ロベリア・エリヌス」は、
秋まき一年草として扱われます。
原産地は、南アフリカ。
「ロベリア属」は、世界に200種ほど分布しています。
高さは、10~25センチほど。
よく枝分かれし、「ほふく性」のタイプもあるので、
グラウンドカバーや、釣り鉢仕立てにも適しています。
花期は、4~6月にかけて。
1センチほどの大きさの蝶のような花を、枝いっぱいに咲かせます。
花色は、青、ピンク、白、紫など。
かつては、せき止めの薬として利用されていたようで、
現在も、
呼吸困難の緊急薬として使われる「塩酸ロベリン」の材料。
しかし、「ロベリン」とは、アルカロイド系の成分で、
結構強烈な毒性があるそうです・・・。
間違っても素人判断で使用してはいけないもので、ございます。
喉の乾燥、嘔吐、腹痛、めまい、血圧降下、呼吸困難、痙攣など、
中毒症状を発し、
最悪は死に至ることも。
キキョウ科の植物は、ほかにも、
サワギキョウ、ミゾカクシなどが、結構な毒性を持っています。
可愛い姿とはうらはらな激しい気性(?)にちなんだものか、
正反対なコンセプトの花言葉をもつ花。
どっちの方向がお好みですか?
「いつも愛らしい」姿を、見て楽しむ分には、
安全・安心です。
「文章協力:中村クーミン メールマガジン
『今日はこの花っ!花ことば366日の世界』
http://www.mag2.com/m/0000170500.html」
http://www.mag2.com/m/0000170500.html」