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ロベリア

2006-07-05 09:36:59 | Weblog
 
ロベリア
 今日の花「ロベリア」。花言葉「いつも愛らしい
 題字 「謙遜」
キキョウ科、一年草。
 


本来は多年草の性質をもちますが、

一般的な「ロベリア・エリヌス」は、
秋まき一年草として扱われます。

原産地は、南アフリカ。
「ロベリア属」は、世界に200種ほど分布しています。


高さは、10~25センチほど。
よく枝分かれし、「ほふく性」のタイプもあるので、
グラウンドカバーや、釣り鉢仕立てにも適しています。

花期は、4~6月にかけて。
1センチほどの大きさの蝶のような花を、枝いっぱいに咲かせます。

花色は、青、ピンク、白、紫など。


かつては、せき止めの薬として利用されていたようで、

現在も、
呼吸困難の緊急薬として使われる「塩酸ロベリン」の材料。

しかし、「ロベリン」とは、アルカロイド系の成分で、
結構強烈な毒性があるそうです・・・。

間違っても素人判断で使用してはいけないもので、ございます。

喉の乾燥、嘔吐、腹痛、めまい、血圧降下、呼吸困難、痙攣など、
中毒症状を発し、
最悪は死に至ることも。

キキョウ科の植物は、ほかにも、
サワギキョウ、ミゾカクシなどが、結構な毒性を持っています。


可愛い姿とはうらはらな激しい気性(?)にちなんだものか、
正反対なコンセプトの花言葉をもつ花。

どっちの方向がお好みですか?

「いつも愛らしい」姿を、見て楽しむ分には、
安全・安心です。

 「文章協力:中村クーミン メールマガジン
『今日はこの花っ!花ことば366日の世界』
 http://www.mag2.com/m/0000170500.html」

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