goo

水練

2006-07-07 08:05:23 | Weblog
水練
 俳画 今日の花「スイレン」。花言葉「清純な心」・甘美スイレン科。多年草(水生植物)。
 

原種の多くは、熱帯~亜熱帯に広く分布し、
観賞用としては、
古代エジプトで栽培がはじまったとされます。

日本にも、原種のひとつ、
「ヒツジグサ(未草)」が自生していますが、

現在、栽培の主流となっている園芸種は、
明治28年に、フランスから持ち込まれました。


草丈は、10センチほどから、数メートルになるものまで。

花期は、6~9月にかけて。
直径5~10センチほどの花を咲かせます。

花色は豊富で、赤、黄、白、ピンク、紫、オレンジなど。

中心部分が濃く、次第に淡くなるような、
グラデーションのかかった品種もみられ、なかなかカラフルです。

しかも、けっこう発色がよく、
「蛍光色」っぽい感じの種類もあったりします。


2種類に大きく分けられまして・・・

今日はがんばって「表」を作ってみました!



スイレン --┬-- 温帯性 ---普通種・姫スイレン(小型種)
       |   (耐寒性)
       |
       └-- 熱帯性 --┬-昼咲き 
                 |
                 └-夜咲き


・・・こんな感じ。

要するに「温帯性(耐寒性)」と「熱帯性」がある、
ということですね。

日本の気候にマッチし、公園の池などでよく見られるのは、
「温帯性」のほう。

水面にはり付くような感じで、葉が広がって花を咲かせます。
モネの絵は、こちらのタイプ。


「熱帯性」の方は、
水面から少し立ち上がって花を咲かせ、芳香を放ちます。

「蛍光色」っぽい鮮やかな花が多いのは、こちら。


じつは、クーミンはこの区分、今回学習しまして、
「熱帯性スイレン」の華やかさに、ちょいとビックリ。

花弁も多く、タイ名物「フルーツカービング」みたい!

冬の間の管理が結構大変ですが、
(一定の水温を保つ必要あり)

これから注目をあつめそうな気がします。

スイレンの浮かんだ水面を眺めれば、
「清純な心」に、なれるかも?
 「文章協力:中村クーミン
 メールマガジン『今日はこの花っ!花ことば366日の世界』
 http://www.mag2.com/m/0000170500.html」

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )