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グロキシニア

2006-07-10 07:50:34 | Weblog
グロキシニア
 俳画 今日の花「グロキシニア」。花言葉「華華しい日日」
 題字「耀耀」

 


イワタバコ科。多年草(球根植物)。

原産地は、南米ブラジル。
1785年に発見され、ドイツに持ち込まれた後、
世界にひろまっていきました。

日本には、明治時代のはじめに渡来したとされます。

当時は、けっこうトリッキーな印象だったでしょうね。


草丈は、40~70センチほど。

花期は、6~9月にかけて。

くわしくは、6~7月と9月。
真夏はいったん休暇(休花?)を取って、
初秋に再び花をつけるようです。

あまり高温過ぎるのは苦手。

一輪の大きさは、直径5センチ前後。
10センチにせまるような大輪種もつくられています。


花色は豊富で、赤、紫、白、ピンク、
白いふちどりの入る覆輪など。

咲き方も、一重と八重がみられます。


「夏の室内園芸植物の女王」として、

冬のシクラメンと対比されるほど、
もてはやされた時代があったそうなんですが、

(セントポーリアと同じ科で、
 育て方も似ているので、
 同じころ・・・1970年代でしょうか?)

今は、それほどでもないみたいですね。

しかし、園芸種ならではの華やかな美しさは魅力的で、
根強い人気を誇ります。

性質は「深窓の愛人」・・いえいえ「令嬢」っぽくて、
直射日光に弱く、多湿を好むくせに雨に直接当たるのは嫌います。

日よけ・雨よけが必要。

「アクティブなアウトドア派」の対極にある、
「インドア派」なわけですね。


夏のレジャーはアウトドアでも、
ひとたびお部屋に戻れば、愛人グロキシニアを愛でるなんてのも、

(どうもそっちに行きたがるのねぇ)

なかなか「華やかな日々」になるのでは、
ありますまいか。
「文章協力:中村クーミン メールマガジン
『今日はこの花っ!花ことば366日の世界』
 http://www.mag2.com/m/0000170500.html」

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