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これまで見てきたように奈良時代は聖武天皇の治世に代表されるように仏教を非常に重んじました。
国のために良かれと思ってのことだったのでしょうが、そのために民も疲れ、天皇や朝廷も左右されるようになりました。
この状態から抜け出すために、京を変えて新境地でがんばろうというのは理解できますね。
新仏教の真言宗や天台宗は吉野山や比叡山という京から離れた場所で活動し始めました。(次第に力を発揮しますが)
昔の人が宗教の力に頼ったのはなぜでしょうか?
一つには現在のように大学や病院などがない時代、知識や治療を提供したことが考えられます。もちろん科学的ではないのですが、ほかに頼りようがありません。
今とはずいぶん違う思いで日々を過ごしていたようですね。
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