年賀状から伝わる気持ち

いま、仕事を終えて
昨日届いた年賀状を読み
年賀状を書いている。。



私はもともと
友達も少なく
年々年賀状も少なくなり
私も、
きた年賀状にしか書かなくなり

今年元旦に届いた年賀状は
数枚。。

だけど
今でも送ってくれる人は

私の子供時代、お世話になった近所のお母さん

中学時代お世話になった恩師の奥さま

中学時代、全く勉強ができず、おっちょこちょいでズッコケるようなことばかりしてる私と
何故かずっと親友としていてくれる
友達。。


アルバイト先で母親のように私を可愛がってくれた調理担当だったおばちゃん。。



もう何年会っていないんだろう。。
子ども時代お世話になったお母さんなんて
小学校の時引越してしまったから
多分40年は会っていない。。

最近はスマホで手軽に簡単に
新年の挨拶もすませられる時代

それでも
毎年。。毎年。。
こうやって手書きで
私を、ちゃん付で呼んでくれて
元気にしてるか気にしてくれて
母親が亡くなった後も
年賀状を書いてくれている事が
なんだか
すごくありがたくて
たまらなく幸せに感じて

書きながら
泣けてしまった。。

今でも私に年賀状を送ってくれている人達は

私が
どんな家庭環境かとか（うちはアルコール依存性の家庭でした）
勉強ができるかとか
どんな会社に勤めたかとか
世間から見られる私でもなく

私そのもの。。

欠点だらけで
それでもいい子を演じては
いつも失敗ばかりしていた。。
家庭環境を知られたくなくて一生懸命だった。。
そんな私を知っている人達。。
そんな私をあたたかく見守ってくれていた人達

そして
親友以外
もうみんな高齢だ。。

だから今年は
会いに行くと決めた

私は

私を忘れることなく
思い

こうやってわざわざ手書きのメッセージを
送ってくれる
そんな在り方の人を
とてもとても大切に思う。。
相手を思いやる気持ち。。
それが文字から伝わり
心に響く

手書きって
やっぱりいいものだ



近所に住んでいた友達のお母さんからのメッセージには
今年も亡き母を思い

「お花が大好きだったあなたのお母様が、引越したあと新居に記念にとわざわざ持ってきて庭に植えてくださった月桂樹がとても立派に大きくなっていますよ」

と書き添えてある。。


こうやって今も私を忘れずにいてくれるひとがいる

決して沢山ではないけど
こうやっていてくれる。。

だから
もう誰かになろうとしたり
人と比べる必要なんてなかったんだな。。
そう思う

私は私そのものでいたら
それでいい。。

そして
大晦日にも
喪中で新年の挨拶ができないからと
わざわざ私に電話をかけてくれた友人。。
お互い
シングルマザーで貧乏で
苦しかった時期、励ましあってきた。。

久しぶりに声を聞いたら
泣きそうになった。。

人の優しさ
思いやり。。

数少ない友達。。
大事にしたい

来年は元旦に届くように
私も年賀状書こう。。
手書きの気持ちを込めたメッセージを添えて。。

今年一年が
笑顔いっぱいで幸せに満ち溢れた一年でありますように