友に送るメッセージ

「雨ニモマケズ」

雨にも負けず 風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち

慾はなく決して怒らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かりそして忘れず

野原の松の林の陰の小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば行って看病してやり

西に疲れた母あれば行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があればつまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ

褒められもせず苦にもされず

そういうものに

わたしはなりたい

（雨にも負けず　宮沢賢治の詩より）

人に何かプレゼントというのは難しいものですね。
言葉以上のものを伝えてくれたり、
気に入るだろうなと思っても、相手がそのように
思ってくれるかはわからないところでもあります。

ちょうど１０年前くらいだったでしょうか
地元の岩手県の花巻市で宮沢賢治の生誕１００周年が行われ
家族でいったことを覚えています。

「雨にも負けず」この詩はそのときにキーホルダーで買い
ましたね。

これからは、ノリは色んな人と出会い、別れをしていきます。
それはノリの友達にも誰にでも同じことです。

地元の友達とも、最近は連絡をとることが減りました。
確かにメールや電話は相手との距離を一瞬にして縮めてくれます

でも、その一方で、会って話す以上に、表情はもちろん、
うまく伝えられないことのほうが多いはずです。

今では、りっぱに社会に出て働いている友人、
違う大学で勉学に励む友人がいます。

何年も後の夢ですが、陣内友則さんが結婚式で歌っていた
「コブクロの永遠にともに」を
みんなで一緒に結婚式の出し物で歌ってあげられたら
いいなぁなんて思ったりもします

でも、実際に働くとなると、学生のような自由も
いってられず、また多くの友人とも連絡を続けることも
困難になるかなと、思ったりも

だからこそ、このような詩を送りたいと思います。

シンプルに雨にも負けずがんばりましょう。
マイペースな自分で大丈夫
特別なことなんてノリはい～らない
少しでも笑って過ごせる時間を過ごしましょう

ノリが出来る簡単だけど、意外に難しいプレゼントですね

ＨＡＰＰＹ　ＢＩＲＴＨＤＡＹ