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ノリの夢日記―vol.12

2009-01-08 14:01:03 | 旧メンバーブログ
昨日、ふとテレビを付け、やっていた番組に
目を奪われた。

TBSの「密着365日 若年性アルツハイマー病・認知症」
ある日、妻が(夫が)認知症になったということで、
4組ほどの夫婦を取り上げていた。

そこには、認知症・アルツハイマー病の症状を少しでも
食い止めようと努力をするパートナーの思いやりが見て取れた。

妻のためにやっても空回りをしてしまうという夫の嘆き

記憶が薄れていく中で、やれることが少なくなっていく中で、
認知症の妻、また夫はこのように漏らしていた。

妻(夫)がいてくれるから、私がいられるの・・・と。

ここ数年、熟年離婚という言葉が流行った中で、
長年、付き添っているからこそ出来る夫婦の絆というのを見せてもらった気がする。

映画「明日の記憶」で渡辺謙さんが、若年アルツハイマー病の患者役を
やっていたことを思い出した。
見たことのない人は1度見てみると良いかもしれない。

記憶を失くすことの辛さを感じることが出来るかもしれない。

最近、読んだ本に、森浩美さんが書いた「家族の言い訳」がある。

冒頭のページには、
このような言葉が載せてある。

「言い訳を一番必要とするのは、家族です。」

家族に悩まされ、家族に助けられている。誰の人生だって、
たくさんの痛み、苦しみ、そして喜びにあふれている
そんな思いを綴った短編小説です。

実家に帰りましたが、結局、一言も協力隊の話はしてきませんでした。

たくさん話す機会はあったはずなのに、なぜか話す気にはなれませんでした。

夏、そして秋に両親が新潟に来た時、そして2度の手紙で
協力隊に行きたいという意志は変わらないことを伝えたつもりです。

薄々、両親が気づいているような気もしました。
「反対をしたところで、もう意志は固まって受験するのだということ」

ノリ自身も、直接言葉で伝えるというよりも、
後は、態度も示さなければいけないと感じていました。
そして、何より意地を張るのではなく、普通に過ごそうと
他愛無い話をすることや、一緒にテレビを見たりなどです。

大学を卒業して研修期間をしてから2年の派遣期間を考えると、
日本にいるのは、1年と半年
日数にして、550日くらいなものです。

まだ協力隊にも、応募して受かってもいないことを考えると
とんでもなく早い気がします。それでも来るべき日(日本を発つ日)のことを
考えると、意外と準備期間は短いようにも感じます。
だからこそ、家族の絆というものを大切にしなければいけないのだと。

「家族の言い訳」の中で、

「あなたは、全部勝とうとするから、棘が出ちゃうの。
 大きなことばかりが勝負じゃないし、案外小さなことの積み重ねなのよ。
 人生なんて結局、51勝49敗程度でいいの。でもね、
 その2つの勝ちの差が最後に物を言うんだから・・・・・」

協力隊に応募して行ってくるという夢がある。
どうしても、負けたくない勝負である。そのためにも
小さなことの積み重ね、1つ1つ出来ることを大切にしていきたい。


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